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fripSide COUNT DOWN LIVE SHOW 2014→2015 感想

2015年01月11日 21:17

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2014年12月31日から15年1月1日にかけて名古屋ダイヤモンドホールで開催されたfripSideのFC会員限定の年越しカウントダウンライブ「fripSide COUNT DOWN LIVE SHOW 2014→2015」の感想を述べたい。

※本記事の内容はだいぶネガティブなものとなっていますが、率直な感想を述べたのでこのような見方もあるのだと見ていただければ幸いです



…遡ること12月11日の夕刻、fripSideのファンクラブサイト、freaksideから一件の通知が届いた。『「freakSide ONLY EVENT - fripSide COUNT DOWN LIVE SHOW 2014→2015」のお知らせ』
発表が遅ぇよ。
しかも、年末はすでにKOTKOカウントダウンライブのチケットを取った後だよ。

会場は昨年の大宮と違って名古屋、相応に遠い。スルーしても良い…が、それでも頭にあるのはある一つの単語だ。
fortuna on the Sixteenth night」。
昨年から生で聞くことを焦がれ私を動かしてきた楽曲だった。
FC会員限定、そして昨年のカウントダウンでAlice in Rossoが披露された実績。更にis2ツアーを一巡し、横浜最終公演との間に挟んだ日程…is2と同じセトリを打ち出す阿呆な事態は無いだろう。FC限定ならば鉄板曲が外されても許される、さらにバンメン被りによるDJ編成ならなお一段とERG楽曲が歌われる可能性が高いと判断、参加を決めた。
昨年の大宮公演で空席が見られた状況も考慮し、当初倍率は余裕だと踏んでいたが、この目論見は見事な誤りでFC先行連番で応募した友人共々落選。恐るべしラ!効果。
しかし、twitterで運よくご縁もあって、参加に至れたのだった。







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大晦日、20時半ごろ名古屋着。
そこから新栄町駅に移動、ギリギリ雨が降っていないという気候で濡れた道路を5分程度歩いて会場のダイヤモンドホールに到着した。

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工事中で外装も糞もない。

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物販はありません。

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外観は臨めなかったが、中で待機列やクロークは建物内部3Fに用意されており、ありがたい配慮だった。

会場はキャパ1,000人の縦長のホールで、後方には段差もあった。しかしながらフルで詰め込んだお陰で酸欠気味。公園中には倒れる人もいて、良いとは言えない環境だった。
観客層はコール等に慣れていない層が7割、ガチイベンター層が5%というところだろうか。フルグラTを着たアニクラ系の姿も数人。あと青Tが最前にいた。
fSイベンター層は騒がしい、厄介、光害のイメージがあったが、抽選によって選ばれると、新規層も相応に多いのかもしれない。特にラ!層はとんでもない厄介がいる一方で、物静かな優良ファン層が多いとも思う。地域層は公演中にどこから来たか聞かれる機会があったが、地元の名古屋2割、関東2割、大阪2割、その他4割ほど(北海道から来た人も)とかなり分散。

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舞浜でも飾られていたフラッグは右下に「freakSide」と貼り足した感ありありの様相であった。

ある程度番号が早かったものの、背が高くない私は後方のバー最前についたが、まぁ荷物を持ち込む人やら後々横に詰めてくる人やら…ライブマナー知らない人が多いことも伺えた。

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待機列からホールに入る途中でプレゼントをもらう。昨年はお守りだったが今回はステッカー。
しかしオルスタでA4サイズのものを公演前に渡されるってキツい。
開場から開演まで1時間余裕を見たこともあってまったりながらも淡々と人が入り、若干押して22時5分、ライブが開幕した。

■fripSide COUNT DOWN LIVE SHOW 2014→2015 セットリスト
01. future gazer
02. late in autumn
03. rain of tears
04. black bullet

Q&Aコーナー

05. a silent voice
06. everlasting
07. infinite synthesis

大抽選会

08. endless memory -refrain as Da Capo-
09. Heaven is a Place on Earth
10. Secret of my heart
11. eternal reality

カウントダウン

12. sister's noise
13. way to answer
14. LEVEL5 -judgelight-
15. trusty snow

en01. glow in the darkness
en02. only my railgun



ここ最近のfSワンマン開幕といえばforitissimo系列で始まる印象的があり、昨年はfortissimoアフェクション、ツアーはfermata、では遂にultimte crisisか?と期待をかけるもあーfuture gazer。
確かにfだけどな。日替わりで来て崩れた思い出が追想のように…。
一番初めのFuFu-!で会場の大体の雰囲気を察する。あんまり合ってない。大阪公演より統率がとれてない…聞きこんでいる人が少ないということなのかな。なおしずくさんの衣装はツアーの赤い衣装の軽装の方だった。

2曲目、late in autumnもあー。舞浜で思いッ切り最近聞きましたね……Lumiliaのテンションは加速度的にダウン

MCを挟んでrain of ters →black bulletと続く。この2曲の流れは本当に萎えた。
…is2ツアーと流れが同じじゃねーか。

rain of tearsは英語歌詞をコーラスした後はやるせなくワンパな「立っち上がれー(フッフー)」をこなして演者のダンスを眺める楽曲。bbはやっぱりしずくさん煽るので「ぶらーっくぉあーぶれーっ」。

Q&Aコーナー。お二人は中日ドラゴンズの衣装で登場。昨年のピンクのふりっぷさいど法被は売られないんですかね…。真を付く質問はその場でスルーされるのでしょうもない質問が多数だった。名前を読み上げて会場の人が大体手を挙げる流れなんだけど、女性で手が上がらなかったのが1人いたのはおそらくネカマだったからなのだろうなと。

続けてa silent voice、infinite synthesis、曲は悪くない、悪くないんだ。
ただここで披露するべきはis2の曲ではない。既存曲でいいからclosest loveとかDecade歌おう。というか名古屋なんだからmiracle luminousだろう。
ちなみにリバースシンバル導入の曲多すぎて思わず声を上げたのが何度か。緑茶曲警戒しすぎである。

続く大抽選会は物販のTシャツ等在庫一掃セール
L,Mサイズ等、合わないリスクのある商品配ってどうするのよ。
sat氏からはiTunesカード5,000円分2枚、しずくさんからはPS4ソフト。リハの時に適当に決めて買ってこさせたみたいなアレ。これならサイン色紙20枚の方が効用が高い。

endless memoryも1曲目で感じた通りツアーよりも低いピンク率。別に合わるべきなんて美学はさらさら持っていないが、知っているか知らないかはわかるよね。
Heaven is a Place on Earthは人気あると思っていたから一度は日替わりで拾うかと思ったら最後までその機会がなく、結果1年ぶりとなった曲。Bメロの止め→Fu-FuFu!がすごく気持ちよくて聞いているうちにはまっていくスルメ曲だと思うのだが、会場の振りがバラバラなのは悲しくなりました…

年明けまで5分に迫ったところで歌われるeternal reality。え?このタイミングで歌うの?
落ちサビからカウントダウンが始まり、終わって10秒ほどで新年を迎えた。
年明けの時は一緒に飛ぼうみたいな昨年の流れは?ありませんでしたー。

しずく「あけましておめでとー」。我喪中也。

昨年はレールガン開幕だったから「sisters noiseだろうな」流れ始めるsister’s noise。
高ま…高まらない。はーいはーいはいはいはいはいふっふー。
昨年を思い出してみよう。新年1曲目はonly my railgunという鉄板ではあったが、生の和太鼓を目の前で打ち鳴らしそのエネルギーの量感に圧倒されていたが、今回圧倒していたのは低まりだ。

way to answer、level5が続いて推して知るべし超電磁法攻勢。
左を見たらめっちゃ眩いオレンジ棒を振って歓喜している人がいて、僕もこんな風に喜んでいたときあったと2年前のDecadeを思い出した。でもあの時を思い返すとなお思うけど超電磁砲ラインは流れの一つであって、中心そのものに添えるべきではないと思うんだよね…。

残り1曲になりました。「何か聞きたいことある?」とsat氏。「PCゲームコンピ!」と叫ぶとsat氏から「あー。(しばらく間をおいて)2015年に出る」とコメント。一部沸き立つ会場。
相当含みを持たせたので権利関係でもめているか、ベストシナリオならライブ開催期待してよいか…?
続けて「歌ってほしい曲ある?」とのコメントに前方「ひだまりバスケット」、そして「クロハ!」「フォルトゥーナ!!」←
聞こえないlast fortune勢ンゴw
sat「ひだまりバスケット…あー難しいな」
道は険しそうです。

とりあえずの締めはtrusty snow。聞き飽きたといってもヘジテが削られたのはやや言いたいところがあるし、冬だからとsnow入れるならそこはmemory of snowとか歌おうよ。1週間前には大阪でsnow blindが歌われたわけですがこの落差。
舞浜、名古屋とeternal realityに次ぐトラウマ曲に指定して良いだろうか>trusty snow

アンコール。
ここでglow in the darkness。舞浜では落ちサビがまるまる抜けたけど、今回はきちんと歌えていた。舞浜とはテンションが比べ物にならなかったから、やはり終了直後に聞く補正は大きいのだと知った。南十字星恋歌は定められたカラーはないが、会場の3ヶ所くらいが緑になってました。あ、今回は緑茶振ってません←
期待はしていなかったけど本当にヘジテがないとは思わなかったかな。

そして最後は…察した通りonly my railgun。
横浜でこの流れは勘弁してほしいなぁ。
メンバー全員で挨拶後、fSの2人が残って少しトークして本当の締め。
3本締めに参加するテンションには全くならなかったが終演アナウンスの後でしずくさんがアドリブなのか影ナレコメントを残してくれて高まった。

izayoi150101
一言でいえば、fortunaが遠ざかった公演だった…

「fripSideカウントダウンライブなんて無かった」
冷たさのある風が外を吹き抜ける中、僕は無言でアヤカシナイトへ直行した。

■総評:
FC限定にする意味はない
手を抜きすぎ

参加した価値は、昨年と同様、しずくさんと年越しした、この一点のみでその他には何ら価値が見いだせなかった。演出、セットリストを含めて、昨年を遥かに劣る出来だった。
物販、公表のタイミングなどおそらく急に開催を決めて、細部を詰める余裕など無かったのだろう。

運営会社は全体を見渡す努力をした方が良いと思う。
昨年のカウントダウンライブの1シーンに「アニメとゲーム派で分かれるな!」というsat氏の一言は印象的で、それを昨年は双方をアンコールすることで共存させていた一方、今回は超電磁砲依存への傾倒、完全にゲーム派は切り捨てられたの一言だ。一期からfSを応援していて、アニメ、ゲーム両面から見ている人には、今のfSの向いている方向とは相容れないのではと本気で考えさせられた。営利の面、マジョリティで見ればそれはアニメに傾倒することが正当でもあるが、推しているユニットがどこを向いているのか、どこに向かっているのか分からないのは辛いものだ。



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