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fripSide COUNT DOWN LIVE 2013→2014 感想

2014年12月26日 00:01

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2013/12/31から2014/1/1にかけて大宮ソニックシティで開催されたfripSideライブ「fripSide COUNT DOWN LIVE 2013→2014」の感想を述べたい。
記事タイトルを二度見しているかもしれないが、これは来週に控えたfSカウントダウンの予習記事でもなく、投稿タイミングを完全に逸した1年近く前のライブ記事について、簡易な編集で投稿したものです)

疲れて記憶が曖昧だったこともあり一部適当なのは、ご了承ください。


━━━━LumiLia初のワンマンライブ参加となった10周年ライブのdecadeから約1年、人生初のカウントダウンライブへの参加となった。
ところで、今回のライブ参加にあたっては、外すことの出来ない目的があった。それは八木沼氏がプロデュースしたPCゲーム「十六夜のフォルトゥーナ」OP曲「fortuna on the Sixteenth night」を聞くためだ。これは本曲が単にfripSideらしさに溢れた良曲だったから、というだけではない。
十六夜のフォルトゥーナという作品自体が、コンプリートまでに30時間を越える超大作であり、またLumiLiaにとって、2013年で確固たる名作として自信を持って誇れる作品だからである。12月27日から通しでプレイし、冬コミを挟んでライブ前日に本作を終えた。名作に出会えた時の幸福感は素晴らしく、フォルトゥーナのOP曲をライブで聞き、最高に高まることが私の目的となったのであった。

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更に余談だが、fripSideの曲は概ね「困ったらUO」の原則が通じる曲ばかりである。しかし、フォルトゥーナOPでリウムを振る場合、高輝度の白一択だ。これはHesitation Snow並に鉄板で…原作をプレイしている人ならば納得できるだろう。
天から降り注ぐ白き光であり、内なる光。そしてロザリオによって悪霊を切り裂く光だ。
光が無ければ天に向けて手をかざし、叫べばよい。
「アペリオ・アーラエ!」



━━━━当日。
ライブ開催時間は22時。アニクラ等未経験のLumiLiaにとって、深夜のライブは12年夏のB.G.M Festival! MIDNIGHT PARTY以来だった。
なお、当然ながら12/31。コミケ三日目からの接続、体は疲れ果てていた。
閉場に立ち会ってから、一旦家に荷物を置きに戻り、酒、モンスターカオスを身体に流し込みながら、麺ジョルノ(年越しソバ)を決め、出発。紅白をワンセグ視聴しながら、20時半ごろ、現地に到着した。

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いつものように写真を……おっと夜ですね。
C85最終日の澄み渡った陽気はそのままに夜となったため、暖かさが残る夜であった。(※結論からいうと、この時だけ)

大宮ソニックシティは大宮駅から歩いて5分ほど。夜ということもあって、照明が映える。会場の入り口がやたら見つけ辛かったが、同胞みたいな方がたくさんいてまぁ場所が合っていることはすぐにわかりますな!
物販は大問題だったようで、レジが1つだった、ぱれっと越えしたといった悲痛な叫びがTwitterを通じて聞こえてきた。結局消化し切れずそのまま長い入場列に。

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外周ではfripSide_fan氏がメッセージカードを募集しており、ありがたく乗らせてもらった。
sat氏には十六夜のフォルトゥーナという名作を生んでくれたことへの感謝、しずくさんにはもっとえろげ出演してね、と丁寧に書かせていただきました。

間も無く、オレンジジャンパーを羽織った妙に気合いの入った友人と合流。
入場の際には、プレゼントのお守りを貰った。
ひらがなで「ふりっぷさいど」
麺ジョルノじゃなかった。
てっきり乾燥麺が来るかと…

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大宮ソニックシティは1,500人が入る大規模な会場で、パシフィコほどではないが、座席の広さも相応にあった。
LumiLiaらは1F前方右側の座席だった。ちなみに別の友人が購入した当日券は、中央ブロック1桁列通路脇だった。明らかに先行より良いじゃねーかw

会場内でちょっと困ったのはロッカーの確保。
案内員に聞けば「ロッカーはありません」とのことで、実は大宮ソニックシティのロッカー情報はネットでも載っていない。しかし実は2階の一部に10数個しかないが、ロッカーはあった。しかも公共施設だからなのか、100円と破格。入れていた人は共に見合って納得する感じのガチな感じであった。

会場の音響だが、ホールだけあって残響が多めなので、MCが聞き取りにくかった。
曲に、エコー自体は悪影響をそれほど与えていなかったが、とにかく凄かったのは低音であった。音量も充分に確保されているが、低域が腹に響くことはSSAでも体験したことがなく新鮮だった。
会場には電波妨害を行うシステムが配備されているようで、携帯電波の入りは悪かった。
観客は複数本持ちがデフォ。女性比率はエロゲ系ライブよりは高いといった印象で、2~3%程度。最前ブロックには厄介グループが座していたがfripSideの場合みんな暴れるのであまり気にならない。昨年は何しろ手に持つリウムは一本まで、というみのりんライブをコピペしたレギュレーションが載っていたのにも関わらず、ライブが始まれば静かそうな隣のおっさんが4本持ってぶん回していたのだ。そしてどういう経緯かレギュレーションが消え失せた今回、バルログ上等のフル装備で臨まないわけはなかった。

2200時丁度、会場が暗転し、fripSide COUNT DOWN LIVE 2013→2014がスタートした。

■fripSide COUNT DOWN LIVE 2013→2014 セットリスト
01. fortissimo -from insanity affection- (fortissimo EXS//Akkord:nächsten Phase OP) / fripSide
02. crossing over (infinite synthesis収録) / fripSide
03. future gazer (OVA とある科学の超電磁砲 OP) / fripSide
04. pico scope -SACLA- (未来光子 播磨サクラ OP) / fripSide
05. late in autumn (only my railgun c/w) / fripSide
06. a silent voice (Decade収録) / fripSide
07. everlasting (ああっ女神さまっ 第42・43巻 限定版OAD OP) / fripSide
08. Shining Star-☆-LOVE Letter (劇場版 とある魔術の禁書目録 OP) / sat. [井口裕香]
09. before dawn daybreak (Before Dawn Daybreak ~深淵の歌姫~ OP) / fripSide (1期カバー)
10. Alice in Rosso (人形遊戯舎「アリスまぺっと」 OP) / fripSide
11. waiting for the moment (eternal reality c/w) / fripSide
12. come to mind (version3) (Decade収録:1st odyssey of fripSideセルフカバー) / fripSide
13. Heaven is a Place on Earth (劇場版 ハヤテのごとく! HEAVEN IS A PLACE ON EARTH OP) / fripSide
14. endless memory ~refrain as Da Capo~ (D.C.III R OP) / fripSide
15. Hesitation Snow (はつゆきさくら OP) / fripSide
16. way to answer (PSP とある科学の超電磁砲 OP) / fripSide
17. sister's noise (とある科学の超電磁砲S OP1) / fripSide

・カウントダウン 2013→2014

18. only my railgun (とある科学の超電磁砲 OP) / fripSide
19. trusty snow (infinite synthesis収録) / fripSide
20. LEVEL5-judgelight- (とある科学の超電磁砲 OP2) / fripSide
~アンコール~
21. Hesitation Snow (はつゆきさくら OP) / fripSide
22. sister's noise (とある科学の超電磁砲S OP1) / fripSide
~ダブルアンコール~
23. eternal reality (とある科学の超電磁砲S OP2) / fripSide


まず目を奪われたのは、開幕のレーザー演出だ。暗闇から、照明の激しい点滅と共に、グリーンのレーザーが幕に照射され、fripSideの文字が浮かび上がった。
その様は3Dスクリーンを用いたのかと錯覚させられるほど綺麗で、会場のボルテージを一気に引き上げたのだ。

開幕曲は「fortissimo -from insanity affection-」。それにしてもultimate crisisに遭遇する日はいつになるのか。
早くも会場はUO一色となり、動物園状態。PPPHやFuFu!が入るため動きがなお激しい。しずくさんの歌唱も安定していて、不安を感じることはなくなった。
今回のジョルノの衣装は…もうリスアニの写真レポートを見ていただいた方が早いですね!帽子に羽が付いた衣装はANIMAX MUSIX2013と同一でした。

開幕が終わり、MCへ。
ジョルノ「fripsideカウントダウンライブへ、ようこそーーー!!!みんなで年越しをして、最後まで、盛り上がっていきたいと思います!」
後ろから「やったー!」との日本語不自由系台詞が飛ぶ。
sat「今日はオルスタライブじゃないから、押し寄せないでね」
押し寄せそうな勢いの盛り上がりでワロタ。

ここで、あやちゃんの動きが何かおかしい…どうやらモニターしているイヤホン(カスタムIEM)の耳の入りが良くなかったらしい。
その後も歌っている最中に耳をいじる姿が何度も見られるなど、ダチャーンのパイポジならぬ、耳ポジ調整ジョルノ誕生の瞬間であった。
(後から確認したが、以前のライブ映像もライブ中、耳をよくいじっていたのでフィット感が微妙なのかもしれない(ANIMAX MUSIX 2014でも確認。))

続いて「crossing over」、「futur gazer」を歌唱。後者はコールが決まり観客の慣れてる感を察した。アンセムや!

ジョルノ「実は、カウントダウンイベントに参加するのは初めてなんです。今まではイベントがあっても、年越し前には帰ってたし、これまでどんな年越しをしていたか忘れてしまっていましたが……でも、13→14は今後絶対覚えてるよ!」
盛り上げるの巧くなったなぁ(しみじみ

sat「あ、一個言いたいことがあるんですよ。」
sat「カウントーーーーーーーーーー、ダウン!!」
お、おう。
sat「…ということで、sister's noiseがCDTVで1位を頂きました、ありがとうございます!それが言いたかっただけなのさ…」
ジョルノ「今日は2013年にやったこと全部やっていこう!」
sat「今日は、みんなが聞きたい曲を持って来たよ!!」
おおおおおこれはフォルトゥーナしかないと俄然高まるLumiLia。
…と同時に、中央ブロック4列目のイベンターがフォルトゥーナのパケを掲げていることに気付き、私は噴き出した。

4曲目は「新曲を持ってきました」とのsat氏の予告でおもわずガタッとなったが「pico scope -SACLA-」の方でしたーーーーー。
その後某捏造問題で世間の話題をかっさらっていった理化学研究所の企画により制作され、さりげなくPVが貼られていた曲。
フルはこのとき初お披露目となったが直後のMCではやはりこの曲ならではの特徴が話題になり…

ジョルノ「今の曲、早いと思った人---?」
観客「はあああああーーーーーーーーーーーい!!!!!」
マジでクッソ早かったですワロタ。
BPMはfripSide最速の169。通常は130台とのことだ。通常の楽曲の進行を盛り込んだ上で、1分半で作るよう要望があったとのことで、
sat「全部入れるにはBPMを上げるしかなかった」
BPM高速化の潮流はfripSideにも迫っていた。「時間押してるから早回ししたわけじゃないよ」発言にはワロタ。
「ワンマンだからって気を抜きすぎかなー?」との小言を挟みつつ、その後季節シリーズへ移り、「late in autumn」「a silent voice」「everlasting」が歌われた。

そして、しずくさんは一旦衣装替えのため、下がると、突如始まる聞き覚えのあるイントロ。
これは…「Shining Star-☆-LOVE Letter」!
「おいおい嘘だろ!?」とどよめきが起こる会場w
ボーカルは…もちろんsat氏によるカバーバージョンwww
禁書祭で歌ったとは聞いていたが、この場で聞けるとは…。肝心の歌声だが、C.G.mixぽいというかダンディーなボーカル。野朗共喜びすぎの様相だった。

そしてアレンジのインスト曲を挟み、5分程の間をおいて衣装替えをしたジョルノが登場。ジョルノはスカート丈の短い着物風衣装となった。ANIMAX MUSIX台湾と同じ格好だったので画像見てくれた方が早い。
一瞬だけ曲が切れ、さて何の曲がくるかと構えれば、腹の底から震えるような低音と共に、予想外のイントロが響き渡った。
デッデッデッ!デッデッデッデデー!!
ちょ、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおいまじかよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!
9曲目「before dawn daybreak」。
発狂せざるを得ない1期からの選曲である。この瞬間の高揚は半端なかった。
頭を抱える間もなく、反射的にURを10本叩き折った。持てない分は?咥えればいい…

この曲が刺さった人とそうでない人の差は明らかで、知名度はそれほど高くないように思えた。
先ほどまで煩かった後方の席が大変静かだったり、メロに入った後もハイ!ハイ!のコールが続いていたりしていたためだ。

惜しむらくはあの時、限界に近付きつつある体力の中で、コーラスの英語台詞が全て言えなかったことだ。
ジョルノらしい繊細な高域が紡がれ、元々荒々しい雰囲気とは異なっていた点も特徴だ。
black cycならやはりなおすんのカラーが合うと思ったが、それでもサビの疾走感はたまらなかった。これだけでも来たかいがあったと確信したのであった。

続いて、間をおかずに歌われたのは「Alice in Rosso」。作品の発売はまだですね!!
再びエロゲ枠キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と、ようやく聞けた本曲とともに高まっていた。この曲で意外だったのは、エロゲ枠にも関わらず、イントロの瞬間に黄色い声が上がったこと。

MCは程ほどに、「waiting for the moment」「come to mind (version3)」。前者は噂のしずくさんふられたか疑惑の失恋ソングだそうで。

「Heaven is a Place on Earth」はギャオオオオオみたいな叫び声が響き渡ったので一部に猛烈に好きな人がいることはわかった。
「endless memory ~refrain as Da Capo~」は判っている人も多く、会場は瞬く間にピンク色に。フォギアライブでピンク振られたこと無いって言ってたけどありましたね。

そして、1,2,3…とドラムの拍子に合わせて始まったのは「Hesitation Snow」だ。一音目が響いたところで叫ぶしかなかった。同時に、輝く白を点灯。これはもう一度聞きたかったんだ。
Hesitation Snowについては、昨年のライブDecadeの時も書いたが、LumiLiaにとってfripSide2期が誇れる名曲である。悲壮感や切なさを感じさせる歌詞に、最後まで救われない諦めの感情を思わせる旋律は、まさにはつゆきさくらの序章、そして主人公の初雪の抱く閉塞感が描写されている。昨年アンコールで聞けたときは脳内で桜ルートのエピローグがフラッシュバックする中、呆然と音を受けることに集中していたが、今年は、圧倒的な高まりが私を襲った。
この段階でテンションは最高潮を記録。

曲、作品共に良いのは強い。今回はMCできちんと、スルーされず曲名が紹介されてました
なお、流れ始めた瞬間の会場の声も昨年ライブ時とは比較にならず、振られる色も白が圧倒的になっており(Decadeの時はUOもみられた)、ヘジテが浸透したことを強く感じた。

ヘジテが終わると、「way to answer」、「sister's noise」と続き、Decadeライブのレールガンメドレーを思い出す勢い。ヘジテ効果によるブーストもあったため、高まりはそれを優に超えてました。やっぱり間奏後のサビは我々も歌う合唱形式。もうFu----FuFu! FwFwFwFw!,警報→オーイングPPPHと全部入り。みんな大好きですね!

だんだん時刻が迫っているということで巻き巻きで進行し、気が付くとお時間は23時57分。いよいよカウントダウンが迫ってきた。

「どうやって年越しを迎える?」としずくさん。sat氏提案の「年越しの瞬間、俺たちはジャンプして地球にいなかったをやろう」ということに。
最後は皆でレーザーで照射された数字のカウントダウンと共にコール。0になると同時にジャンプし、年越しを迎えた。

ジョルノ「あけまして、おめでとーーーーーーっ!!」

立花あやと
森保しほと
上野ちひろと

佐藤しずくと一緒に飛んで年越しした。


こう書いてみると、なんと贅沢な年越しだろうか。

観客の新年を祝う声がひとしきり声が上がった後、後ろにかかっていた赤い幕が取られると、バックステージには大きな賀正の文字、更に数メートルの高台が用意され、その上には大太鼓と、ふんどし一丁のおっさんが立っているではないか。一体何が始まるんだ?と会場内の意識は一致した。
おっさんの「よ~~~~~~~~~っ!」という掛け声と共に、ドン!!!とリズムに合わせて大太鼓が打ち鳴らされる。文字にすると簡単だが、この大太鼓の低域のパワーが凄まじかった。一音一音が腹にまで伝わる振動だ。
だんだんと大太鼓のリズムが早くなり、最後の1発が、あの曲のイントロへの導入となった。
そう、「only my railgun」だ!
新年一発目の曲はやはりこの曲でした。
初高まり!!というべきだろう。面白かったのは、その曲調で、和太鼓によるアレンジが効いた和太鼓mixだ。メロの各所に挟まれ、その一音一音のエネルギー感が凄まじく、腹に響くのだ。重厚さと和の空気を纏ったonly my railgunの旋律に高まらざるを得ないのであった。
終わった後は太鼓を叩いていた人がドラマーの見習いちぇりー氏と紹介され、一躍人気者に。

続く2発目は「trusty snow」。なぜここで?と思ったがfS的には飲み会時の煽りに打ってつけの曲で使われているとのこと。

ここでお二人が着ていたのがこの日のために作ったという法被。おまもりと同様に襟には「ふりっぷさいど」とひらがなで書かれたシンプルなものだった。
しずく「fripSide法被作ったら買ってくれる?」
みんなはあああああああああああいと言っていて、僕はこの時は微妙に思っていたのだが、今となっては無茶苦茶欲しい。正直キンブレよりも。
この時何をグッズ化すればよいか?という話になって「みんな好きだよね!」と振られたキンブレは後々is2ツアーで製品化することとなった。

そして早いもので、最後の曲になりました…と切りだされ、やはりまだ歌ってないのはあの曲だよな…と「LEVEL5-judgelight-」が演奏された。

はやるように始まるアンコール。しかしsat氏らは一旦出てきてから戻るなど慌ただしい様子。何かあったのかな?と思いきやsat氏本人から、本日の演奏した曲の中から、1曲選んで14年初演奏するという素敵なアンコール企画が提案された。
とりあえず曲を決めるため、1曲ずつ会場の反応を伺っていくことに。ちなみに、only my railgun以降は新年迎えてから歌っているので却下。
やはり古参が手を挙げるも少なさが目立つbefore dawn daybreak、黄色い声の上がるAlice in Rossoなど、今日のライブを繰り返すような反応がみられて面白かった。
Shining Star-☆-LOVE Letterは誰もがこれだ!と叫んだがさすがにネタ過ぎるということで却下。

私はというと、Hesitation Snowを選んでいた。Decadeに続き二度目、この時期に聞く本曲は恐ろしい高揚感をもたらすことを再感したからだ。
2期の曲をもう一度聞くならこの曲だ。
叫びすぎて後頭部に痛みが走った経験は、人生で初めてだった。
その後も歓声が大きく上がったのはsister's noise。
「PCゲーム好きとアニメ好きで分かれるなー」とsat氏。
しかし、双方の想いが通じたのかsister's noiseとHesitation Snow共に採用され、再度歌われることに。
某掲示板では、ヘジテは一部が驚異的に煩くて採用された印象とのことですが、エロゲ勢の奇声は大概酷いのでその色が思い切り出ていた気がする。

……2度目のHesitation Snowは、新年にしてテンションの瞬間最大風速を記録した。

しずくさん達が再び下がり、2度目のアンコールが始まった。

緊張が走った。終わりが近付いた今、私が待ち望んでいたのはあの曲だ。
そう、fortunaが来るなら、昨年Decadeでのヘジテと同様、ダブルアンコールの1曲目に来るのだと、身体を鳴らしながら高まっていた。
前列のフォルトゥーナパケも舞う。

ジョルノらが再登場すれば
ジョルノ「まだ、やってない曲があるよねーーーーーー!!???」
ある!あるぞ!
前方のフォルトゥーナパケも激しく舞う。
オタク舞う。

ジョルノ「それでは最後はこの曲----!!」

えっえっちょっと待って

ジョルノ「eternal reality」


色々な想いが駆け巡りもう叫ぶしかなかった。
私情を抜きにすると、ラストに持ってくるには最高の曲だ。なぜなら、この曲のアニメ映像は、日の出から始まるからだ。
カウントダウンライブで迎える新年のラストにふさわしい。
エタリアはこれまでアニサマでも聞くことが叶わなかった、一度聞きたいと思っていた曲、ついに遭遇できた。
それも生バンド演奏で、fripSide本家のライブで聞けている、実に幸せなことだ。

だけどなぜ私は悲しくて泣いているんだろうw

”最後”というフレーズが出た瞬間に希望は絶たれた。あとから連番だった友人から話を聞いたが、この時の私の表情はかつてなく険しかったという。

今回フォルトゥーナは選曲されなかった。

フォルトゥーナに合わせて余らせていた余力を使おうとしたが、その後はあっという間だった。挨拶では太鼓を叩いていたちぇりー再登場。会場の心をガッチリ掴んでいた。彼は今回のMVPでしょう。
みんなで手を振り、歓声を上げ、fripsideカウントダウンライブの終演を見送った。
質の高いライブだった。
3日間のハードスケジュールを終え、ライブが終わった瞬間、私は椅子から崩れ落ちた。

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参加された皆様、お疲れ様でした。

タイミングのあわない三本締めを経て、LumiLiaらは初詣のため、大宮八幡へ向かったのだった。
賑やかな明るい露店が並んでいるが、外はおっそろしく寒かった。
ライブで熱せられた身体は冷たい風によって瞬く間に冷やされていったのだった。
神頼みの時に両手を挙げてふとアペリオアーラエ、と呟いた。
fortunaは来なかったんだなぁ━━━━

fscountdown2013010.jpg



総括:鉄板曲も固定され、演出の品質も上がり、盛り上がる要素を分かっていたライブ
レーザーを用いた品質の高い演出や、新年に合わせたonly my railgunの和太鼓mixアレンジ等、工夫が感じられる良いライブだったと思う。
もう1回演奏しよう、という企画も最高に盛り上がった。
ジョルノのゆるりとしたMCもこれまでの経験による成長を感じ、また今年の活躍に期待が膨らむものであった。
本当に楽しい時間だった。だが、強いて言う。フォルトゥーナは聞きたかった……

結果的にフォルトゥーナはお預けとなった。思えば昨年のDecade参加後、一通り聞けたのでもう参加する必要はないかも…と書いたが、今年はフォルトゥーナの存在によって参加する機会に恵まれ、更に今回聞けなかったことが、次のライブ参加へ繋がるきっかけになったともいえるのだろう。
カバー曲だってもっと聞きたいし、川崎海曲も聞いてみたい。
実はclosest loveだって聞けていないし、その後Clover Heart'sなんて最高に高まる曲も加わってしまった。まだまだfripSideを追いかける日は続きそうだ。



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