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エロゲソング合同DJイベント -大人の日- 感想

2014年11月04日 22:36

5/5の深夜に川崎月明かり夢てらすにて開催されたエロゲソング合同DJイベント -大人の日-(正式名称は未決定)の感想を述べたい。

LumiLiaで単体のDJイベントの記事を上げるのは初だが、感想というよりは行動録であり、私観目線に基づいて述べており、ミクロ的な目線になってしまう点はご了承いただきたい。
もし興味を持たれたら、今週末にも名古屋で第2回目であるVol.1が開催されるので、近場という方は立ち寄ってみてはいかがだろうw


本イベントは全国で開催されているエロゲ系DJイベントタイトルを集結させた、いわばお祭り的なDJイベントだ。
開催日のこどもの日に併せて"大人の日"と名付けられたものの、イベントの正式名称は未決定、今回は第0回目と称し、川崎、月あかり夢てらすで開催された。
twitterでもハッシュタグ#大人の日で盛り上がり、当日の様子はtogtterでもまとめられているので合わせて眺めると雰囲気がつかめると思う。
エロゲソング合同DJイベント -大人の日- - togetter

tsukiakari.jpg
(以前上げたこの写真、実は大人の日に撮ったものでした)

特徴の一つとして、開催前から主催である全国タイトルのオーガナイザーらによるトークが生放送で配信されるなど、その意気込みやお祭り感が醸し出されていた。生放送などを通じて、イベント前から主催側とのコミュニケーションが取れる形式は、これまでもB.G.M Festival等のフェス的要素を兼ね備えたイベントで行われており、開催前から盛り上がりや楽しさを一弾引き上げてくれるのだ。
かくいうLumiLiaも、放送を聴いてに参加のコンセンサスが固まった。
今回は関東、川崎での開催であるが、今後は基本的に持ち回りで各イベントの本拠地で開催し、全国を巡るようだ。オーガナイザー陣曰く、自分の地域でもイベントを開催してほしい、という人は是非イベントを立ち上げて欲しいとのこと。

第0回目の参加表明数は最終的に123人と、私がこれまで参加していたエロゲ系DJイベントとしては、最大級の規模となった。主演するDJ陣だけでも20名を超え、参加者も関東の常連を始めとして、全国から遠征組が集った。
4Fのメインフロアに加え、ERG Nightなどで開放される5FもラウンジフロアとしてDJスペースが用意される2フロア開催となった。正直、この規模だと身体が2つ欲しいと思わんばかりに会場を行ったり来たりしていた。

メインフロアでは普段壁端に設置してある少数の椅子も取り払われ、完全なオールスタンディング。5Fラウンジでは、入り口入って左手側がDJブースとなり、右手奥のバーに向かって壁沿いに椅子、テーブル席が普段と同様に設置される形。
開場は22時半、23時スタートで朝6時までの7時間の開催と、最大限取られた。

以下ではほぼ時系列で行動録を綴る。
tweetviteより引っ張ってきたタイムテーブルもペタリ。

esgeonh001.jpg

22時半少し前に会場に到着すると、すでに関東常連な方々による10人程度の待機列が。
開場後は、休む間も無く開演まで人が次々と入り、地方遠征組同士でも再会を懐かしむ光景が見られる等、DJイベネットワークを広く感じたのであった。

23時丁度、メインフロアにてTOKYO ERG SUMMITのオーガナイザー、七希氏により開幕した。直前のピンサーでみられたAXLおじさん…ではなく、初っ端からダーク系全開だった。でもこのジャンルが一番輝いていると思うのは誰もが納得する通りであろう。これらの選曲に反応したのは前方の迷彩柄の方々。後述するがこれはDJがDJに刺す光景だ。
この流れから時折、Candy♥Girl等明るい曲が挟まれると、まぁ大体出てくる人は同じわけで、盛り上がりはフロア全体に延焼していった。終盤はひめごとおじさんの名の通り、安定のSecret!だった。
さすがに100人超だけあって、メインフロアも後方までかなりの密集度合い。ただし、最前に挑めば入ればオタ芸等は出来ないこともなく、時折、対面打ちが起こっていた。

メインフロアに15分遅れて開演となったラウンジに顔を出すと、これまた開演したばかりとは思えぬブチ上げように噴き出す。DJアツシペニスパーク氏により、ageが燃え尽きた後だった。
通常2フロア開催といえば、ラウンジ=まったり、メイン=盛り上がる…といった温度差が出来るが、大人の日は間違いなく、双方大炎上の様相だった。全国のエロゲDJが集結するとラウンジも燃える。ちなみにバーのテーブルには、地方遠征者のお土産と思われるカープとんかつ(広島みやげ?)等が置かれていてこれもなんだかお祭り感。
間も無くして、Call to me, Call for youがかかるとさすがあかべぇが強い関東だけのことはある?「早い!」と多数がDJに詰め寄る。イベント中「早い」という単語をよく耳にしたが、要するに初っ端からアンセムが自重されなかったのだ。
あまりの盛り上がりように「ラウンジがラウンジじゃねぇ」との名言が誕生。

メインフロア2番手はERG北関東オーガナイザー、ぐんにょり野郎氏。
氏のプレーを見たのは初めてだったのだが、「私の好きな少しゆっくりめのテンポで行く」と宣言しつつ、いきなり家族計画EDやこなかなOP等の容赦ないI've系00年前半曲が我々を襲った。雨に歌う譚詩曲やみずいろ等懐かしい曲を交えながら、"その世代"をピンポイントに狙い、一度反応してしまった人はとことん追い込まれた。これは酷いw
崩れ落ちていく群集を見て「あーぐんにょりってこういうこと(?)」と、なにやら察する私だった。
中盤では愛撫からあべにゅーの流れに移行すると、後ろで控えていた勢力が飛び出し、勢力が交代。流れはフォセット、パルフェ、こんにゃく…とそっちかーー、みたいな会場の反応をもたらされ、大変手のひらの上で躍らせてる感であった。
その後、Really Really!!OP等のちょっと懐かしいNavelドアンセムで全体を燃やしにかかり、氏の締めは「どうしてもこれだけはかけたかった!」とつり乙DESIREで、ぐんにょり氏自らフロアに出て高まっていた。スクリーン前にはフルグラTと朝日ぬいぐるみが鎮座し、その周りを囲むように土下座する群衆……!!
とにかくこれが噂の北関東の勢いか…!と感じる共に俺得なセトリにありがとうございました、としか言うほかなかったのであった。

メインフロア3番手のDJ、ハイパーのんMC氏に移ると、氏はブースから飛び出し、自らのリミックス×ラップを歌いだす。カオスさと格好良さの両立具合が凄く、強烈なエッジにフロアは支配された。この勢いは、噂に聞く松山界隈(?)の力強さを感じさせるものであった。なお、七希氏の選曲で序盤から最前で刺さっていたのはこれらの方々。また、ダークな選曲も多く、新鮮であった。今度、某同人ゲーで挿入歌を歌われるとのこと。うぃっちどぅー(ry

時を同じくしてラウンジ2番手のDJはDai3110氏。この時間帯、メインフロアの地方系タイトルを見るためにメインフロアにいる機会が多かったが、後半から戻ればすかさずClover Heart'sからNew days recordingの流れに遭遇。こうなると思ったよ!
Vも初遭遇のクロデバージョン。フル版の進行を踏襲しながらRe;Product mixに接続され、その後にはひだまりバスケット等遺伝子レベルで似た声が…。
終盤では、「ややっ!」とおもわず反応したClover Day'sフル。いつの間にかDJご自身のTシャツがヘプタからクロデに変わっていて、フロアに突入して高まる珍しい光景(?)が見られたのであった。

ラウンジDJ、3番手は華焔氏━━いつぞやのTESで見た強烈なゆいにゃんワールドが心に残る━━のターンに移ると、当然の如くゆいにゃん曲が流れ始め、Vは抜け目無くライブ映像に。もちろん怖い方々がわらわらと集結。常時この路線かと思いきや、今回はゆいにゃん成分は程ほどに大図書館やFA曲でああああ8月攻めだああああとはにはにで飛び出す私なのであった。どこからともなく8月勢力がメインフロアから流入していて笑いました。

メインフロアに舞い戻るとリスリクオーガナイザーDJ、風雅氏のターンであった。みなとみなとみなと……だったはじこん7と同じ方なのかと思うほどのアンセムの燃やしよう。祝福のカンパネラなどのどみる系列が燃え、One-chance!で赤本が飛んだ。私はというとここでfortunaからsword of virginというfripSide鉄板繋ぎに遭遇、ありがとうございます!
あとMy Sphereな。ちゃんひな氏考案の口上がこの時初めて響いたのであった。

otonanohi003.jpg

続くメインフロアDJはMIYAMIYA氏。オバイブ公式DJだけあってオバイブ系選曲を繰り出すと、その筋に長けた本当に怖い人たちが集結、燃えるどころか、ライターの火が付かない酸欠空間が発生した。
一方、オバイブは濃すぎたのか、体力を消耗しすぎて疲れたのか、なぜかラウンジが再び混み始めるw
私も風雅氏のアンセム攻勢で消耗したので、ここからしばらくラウンジで回復に専念。2時前後の時間帯といえば、DJイベントにおいてまさにこれから盛り上がる時間帯だが、もう終盤のような疲れように、このイベントの密度を感じ取るのであった。

身体を休めるとはいってもこの間のラウンジDJ、未完箱氏が流したぴすぴすにド反応したのと、Hevenly Kissの大合唱が楽しすぎたのは書かねばなるまい。その後のイベントでも時折拾うことになる「こころのプリズム」も、特定の方々がブチキレていた。
淳士a.k.aエイラ氏のパートはシャマナシャマナOPが聞こえた瞬間に飛び出ていて、高まりすぎて他に記憶がないという……。もう一人高まっていた方はVJの方だったような気がする。

3時近くになって、京都AxEオーガナイザーDJ、智氏の時間が近付いたのでにメインフロアに戻った。ラジオで聞いていて一番オーガナイザーらしい(?)理念に満ち溢れた方という印象だったが、実際にプレーをみるとなるほど、これは格好いい。
エロゲソング好きオーラも溢れていて見ていて楽しい。開始はイノグレのスローテンポな流れから始まりそれに続く月陽炎……何やってるのこの人?
スローで油断してたら七魔女に繋がれる等、緩急が恐ろしく、その選曲からは感性的な要素も強く感じた。エレマスはもちろん前方ではヘドバンエリアの様相だった。
中盤からは本当のRemixを見せてやる、とSTAR LEGENDリミックスや情熱のウォブル等の自ら関係するSHOT系リミックス攻勢に入り、ERG Night#12同様の非常に激しい盛り上がりとなった。。その後ラウンジに続いて、2回目のクロハリプロに遭遇。またもひだまりバスケットが接続されていて、これは鉄板繋ぎなのかと思った。瞬く間に時間は過ぎ去っていった。

DJ u8氏。恋色空模様を筆頭とした萌えゲースパイラルは私の弱い領分であり、ERG Nightでのプレーから、勉強タイムを察していたのでこの時間、ずっとメインフロアに。マリンブルーに沿ってはさすがにイントロで判るようになりました。
DJイシケン氏。私がアニクラという単語を知る前から、デルタポップの名前は、真理絵ってぃやMaricaを招いていたイベントとして存じておりました。Milky Ice、belovedと来て外さないなぁ!と思っていたら、RedやHesitation Snowをフルで流す等、これはキレるしかないという事態。Hesitation Snowでは2年前の単独ライブdecadeでのアンコール映像が使われ、私は追憶に襲われたのだった。
ユメミルクスリが刺さったりして、このDJ燃えるなぁ……と思った直後、イシケン氏、自ら白スク水を取り出して振り回し始めた。本性はこっちだった。私の中で格好イイから頭おかしい!(褒め言葉)にランクアップ。 
メインフロアも終盤にさしかかり、みらちゃんさん。何度かDJイベを通っていて思ったのは、ラスト手前のDJの選曲の難しさだ。
トリがアンセムを全力全開で燃やすとすれば、その前でアンセムからやや距離を置き、カオスな編曲を繰り出したのが氏だ。選曲の傾向が掴めないのでハラハラする新感覚。この辺で意識が朦朧とし始め、メインフロアでも死体が見られ始める。私が知らない曲が多く、萌えげー電波寄りだった印象がある。

otonanohi000.jpg

ラウンジに戻るとトリのおれお氏のターンで、ユースティア、グリザイア…などの「エンディング祭り」が展開されていた。ゆったりながら破壊力の高い楽曲に飛び交う怒号。「険しい」という単語を初めて捕捉した。途中戻ろうとしたところでひまなつEDが流れたのもこのときだったか?締めはFAの扉ひらいて、ふたり未来へ。VJ自ら表に出て打ち出す様相であった。

そして終幕を飾るメインフロアのトリDJはERG Nightオーガナイザー、Jun氏。一番本人が高まっているんじゃないかと思わせられるプレーはスタイリッシュで楽しく、いつもながらクールだ。妹選抜総選挙は外さず、いつもの光景に安心しながら、本日かけられなかったアンセムアンセムがここぞとばかりに炸裂。Floating Up、シンフォニック・ラブ等かかると、「あー今日やってなかったな」と思い出した。
身体はもうぼろぼろだったが、アンセム攻勢に高まらざるを得ない。思い思いで突き刺さり崩れ落ちる群集。
Splash!もここぞと流れ、おもわず周りを見渡してしまったのは私だけではなかった。
そしてClover Day's。ここに嵌まる辺りが、昨今の特にアンセム感ある曲の象徴なのだろう。台詞箇所もしっかりと入ると、悲痛なオタクの叫びが響いた。エルサレムの如くスクリーンに向かい土下座する群衆。いつの間にか公式カメラマンまでモニタ前にいるじゃないか。宗教だ(2回目)。
最後はえもーしょん発売も控えたはぴねす!OP、第0回目を意識した「ZERO」での締めであった。



最後の挨拶では、次回Vol.1が名古屋で開催されることが告知された。
本イベントで強く感じたことは、エロゲオンリーというジャンルの中で、純粋な意味で王道のDJイベントのスタイルを踏襲している点だ。エロゲDJが集結し、全国から人が集まれば、ここまで盛り上がれるのだと、一指標を刻むことが出来たように思える。
嵐のように過ぎ去った7時間でありながら、これまでにない密度の高さを感じたイベントで、楽しいというほかなかった。勢いと駆け抜けた感では一番楽しいイベントだったと思う。

名古屋でのVol.1を間近に控え、次はどのような化学反応が起こるのか、非常に楽しみだ。

メッセンジャー拾ったのはいつだったか……。


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