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榊原ゆい『ManiacLOVE×Live 2014』 感想

2014年03月02日 11:36

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2/15に原宿アストロホールで開催された榊原ゆいのマニアックライブ「ManiacLOVE×Live 2014」に参加してきたので軽く感想でも。

■榊原ゆい『ManiacLOVE×Live 2014』セットリスト
01. いたいけなリビドー (学園カウンセラー OP)
02. U (ジュエルナイツクルセイダーズ OP)
03. wish (想い、解き放たれたとき OP)
04. ひろなおのために作ったうた (ぷにぷに☆はんどメイド ED)
05. ☆☆☆☆☆☆ (六ツ星きらり OP)
06. 世界は回る (今日からマ王~おれさまクエスト~ ED)
07. 剣士軍歌 (スピたん 挿入歌)
08. マジカル☆ミラクル (魔女るか?ポルカ! OP)
09. 風花雪月 (ひまわりのチャペルできみと ED)
10. Uber den Himmel (Dies irae~Acta est Fabula~ ED)
11. コイスルキモチ (××な彼女のつくりかた ED)
12. 七夜月 (かのこん えすいー キャラクターソング)
13. 情熱のpartita (ギャラクシーエンジェルII 永劫回帰の刻 OP)
14. 背徳の円舞曲 (PYGMALION ED)
15. 約束 ~hallo-image-song~ (さくらさくら キャラクターソング)
16. 青空キッス (夢みる恋の結びかた OP)
17. ピンク×乙女=恋 (あねいも2・いもいもFD OP)
18. 七色MERRY→GO→ROUND (You♡I 収録曲)
19. Hydrangea (ふぇいばりっと Sweet! OP)
20. 移りゆく花のように (処女はお姉さまに恋してる~2人のエルダー~ 挿入歌)
21. 虹色の季節 (RGH~恋とヒーローと学園と~ ED)
22. School Festival!! (よめはぴ~You Make Happy! 挿入歌)
23. Noble Starlet (ノーブルリージュ! OP)

en01.Angelic Destiny (ヴァニタスの羊 OP)
en02.Shiny Butterfly (竜翼のメロディア 挿入歌)
en03.路地裏猫の正体 (幻奏童話ALICETALE ED)

前日~当日にかけて、先週に続き大雪だった。2週間連続でライブ日に降られるとかもう法則とか何も言えない。
しかし何とか午後には晴れわたり、ライブの決行が通知された。

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「キミは、この"マニアック"についていけるか…!?」とのコンセプト通り、セットリストは超マニアックな曲ばかり。
結論から言おう、曲を知っていたのは3割に満たなかった(作品は9割以上判った)。
私は間違いなくついていけなかった部類だろう。
しかし曲を知りたいと思う私の思惑と合致しており、一部の物凄く聞きたかった曲も聞けたため、満足度が高かった。
あ、ちなみにゆいにゃんのワンマンライブ参加は初でした。

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会場は原宿アストロホール。外観がとても綺麗だ。特徴はロッカーが外の離れた場所にあること。大きい500円ロッカーの数は少ないものの、小さいものは数百個が用意され、200円とリーズナブル。
観客は男性9割9分、おっさんも結構いた。女性は僅かにいる程度。ホールは縦長で、中央には段差とバーが存在していた。
ドリンクは終演後はウーロン茶とジンジャエールしか飲めない規定になっており、知らなかった私はしょぼーん。次から酒を初めに取ろうと思う。

ゆいにゃんは白い衣装だった。twでアップロードされていたのでどうぞ。

開幕の注意事項アナウンスが六ツ星きらりのほくとボイスでいきなり高まる。アナウンスより宇宙との交信を優先しててワロタw
twでも一部の熱狂的なファンが支持していたアレが来ることを確信するのであった。ただ、見渡した限り判った人はそんな居なかった印象か。
登場早々、セットリストと作品確認用のカンペファイルが用意されていたり、「(プロンプターを見るので)思い切り下を向いて歌いますね」といわれたり、「音源によってはボーカル入りしかないのもあります」との話もあってかなりただ事じゃないライブであることが伺えた。

セットリストは2002年から時系列順に2~4曲ずつ歌っていく構成だった。
まずは、02,03年からのチョイス。判らないだろうと思って構えていたら「いたいけなリビドー」と聞き覚えある曲でワロタw曲名の宣言により盛り上がる会場。
本曲はさっぽろももこさん作曲で、この方の関わった作品は「さよならを教えて」など名高い作品もあって一筋縄ではない。ノリの良さの裏に感じさせられる哀愁…その垣間見える闇がたまらなく美しいのだ。ユキャナ♪ユキャナ♪~は重ねる…よね?
音源はご本人に問い合わせて快く貰えたとのことだ。
2曲終わって「マニアックでしょーーーーー!!!」とドヤな感じでワロタw

前半は古いだけあってダンスミュージック調、MIDIっぽい物など今にはない時代を感じさせるのも多々。無きブランドも結構あった。耳にした覚えがない曲が続くが、やはり作品名を聞くと「あぁ…」と思い出すものばかり。この頃の大型作はどれもが名作といわれるようなエッジを持っていたような気がするが、今回のチョイスは中堅的という絶妙なチョイス。
たまたま遭遇したゆいにゃんファンの友人と合致した意見があって、(普段より)バラードが多めだったので、より集中して聞くことが出来たと思う。
私が思い描いていたオーソドックスなゆいにゃんライブとはかなーり違った(私が彼女を初めて見たのはヲタ芸無双のドリパです)静かな雰囲気だった。会場の空気としては曲を判る観客がまず高まり、それが伝播していく…という流れがあったが、選曲が本当にマニアックだったため、乗り切れないような人が多かったように見えた。後半に進むにしたがってマニアックながらも知名度が上昇し、高まる人が多くなってきた印象。
さすがに00年代エロゲ史と共にしているような大御所だけあって、キャラボイスを用いた歌唱や、その安定感は素晴らしいもので、MCからは「出来る」と思わせる頭の回転の速さを感じさせた。

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次に進もう……。「ひろなおのために作った歌」は知っていた曲の一つ。C66くらいで誤って勝ち抜いてしまったトーナメントで物凄いデカいパネルを持ち帰らされたのを思い出した。上の写真だが高さが1m20cmある。収録エピソードとしては、何度かリトライを繰り返し、音響ディレクターの許可が下りた声質がこのロリボイスだったらしい。
「剣士軍歌」もアセリア大当たりで乗りに乗っていた最盛期のXuseがボーカル曲を大量投入したバブル象徴の曲だ。はて、ボーカルコレクションはどこにしまってあるのだろう。
そして待ち望まれた(?)「☆☆☆☆☆☆」。ボーカル入りではあったがやっぱり高まりますよねええええええええ。判る人のコール練度は高く大盛り上がりだった(ただ2番以降、メロを始めとしてだって大好きなんだもーん!とか言ってた人は少なかったような気が)。出発前に聞きまくってて良かった。私は後のラブカミにもつながるこの作品のドタバタ系の系譜が大好きです。昔もいにゃんが年代順に歌えばえろげの歴史をなぞっているのだ。
「マジカル☆ミラクル」、なぜか知っていた。一体どこで知ったのだろう?思い返せば大学時代、ラグポ世代の打ち師が近くにいたのでその人から伝授されたような気がする。ドリームメンバーとも呼ばれたホビらじも兼ねてるからおそらくは。この曲って口上みたいなのがあったはずだが周りでやっている人はいなかった。
ちなみに物販にあった伏せ字で使われていたラグポとはラグランジュポイントの略。元々予約を受け付けるもお流れになった企画が今回実現し、ホビらじで適当に語ったその品はピンクながま口ポシェットであった。手縫いも入り、頑張って作ったらしい。中にはゆいにゃんが使っている香水を一噴きしているのでスーハーしてくださいとのこと。

次の曲は…と、申し訳ありません。以降、アンコールまで全ての曲がわかりませんでした
アニメを除くと、作品自体は知っていたりプレイしたものが多かったが、曲は脳内から消え去っていました。サビまで聞いてあれ?どこかで聞いたか?と音を取り込みながら脳を回転させることが主だった模様。
紹介で作品名を聞くと、さくらさくらはまきいづみ無双だったなとか、おとぼく2は車の人目当てで買って投げたなぁとか、色々思い返すことがあり懐かしかった。

2009年と2011年にはとても聞きたい曲があったのだが、それを過ぎ去ったときはしょぼーん。(´・ω:;.:... まぁカバー曲だからね。
2014Q2アニメでは久々にOPを担当するらしい。アニメのOPは大人の事情が絡んでハードルがたくさんあったものの、上松氏にも必死で働きかけ、曲を作ってもらったとのことだ。

そしてアンコール。一発目のリード音が響き渡った瞬間、反射的に火を灯していた。(ご想像にお任せします)
さっきの2011年の曲とはこれ。「ANGELIC DESTINY」は本当に待ち望んでいた楽曲の一つだった。
Rococoの遺作「ヴァニタスの羊」は世界観が素晴らしく(Rococoが素晴らしいのは世界観と笛だけなのかもしれない)、そしてこのシンセリードから始まりEDMとも似通ったアップテンポの曲調には身体を打ち抜かれ、年単位で待ち望んだサントラは速攻で確保した程。普段のライブと比較して賢者モードの如く聞くことに集中したライブだが、この瞬間だけは高まる以外になかった。ちなみにマニアックライブ前夜はフラウエンルートをやり直してました。お陰さまでfripSideカウントダウンの悲劇再来は防げました。

アンコール2曲目「Shiny Butterfly」。あ、あーーーーーー。
アニクラでも思ったのですが、竜翼のメロディアの人気って本当に凄まじい。
Whirlpoolに対する私の印象は、確固たる人気が出た段階で中の人を採用するというリスクヘッジ志向であり、メロディアに関してはあざといまでに歌える人を揃えた作品だと感心したものです。しかしシナリオはというと、類似した明るいファンタジー系作品では、シャマナシャマナやくれいどるそんぐという作品が私の中でどうしても壁になっていて、いまいち高い評価が出来ず、その影響もあって本作に対する思い入れは薄いものとなりました。あまり曲の方にも目が向かなかったのですよね。

そしてラストを飾るは「路地裏猫の正体」。判りませんでしたがいい曲ダナー。

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帰りにはゆいにゃんからチョコを頂き、ヴァニタスOPを歌ってくれたことへの感謝を伝えさせていただきました。

開演時間は16時丁度、終了時間は18時48分。全26曲、約3時間のライブだった。
開演時間が早かったのでもっと長いかとも思っていたが曲数は充分すぎるほど。チケ代は3,000円とマニアック分がディスカウントされたのだろうか、CPの面でも高いライブでした。

参加された皆様、お疲れ様でした。

その後は夕食をゆっくりと食べ、カラオケに行ってエロゲ系アニクラ「TOKYO ERG SUMMIT Vol.14」へ接続。まだまだ夜は長い。



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