2013年08月21日 00:27

8月17日に文京シビック大ホールで開催されたオーガスト初となるコンサート「トラベリング・オーガスト」に参加してきたので感想を述べたい。
時間の無い人向けの要約:無難な構成ながら、期待を裏切らない満足度の高いコンサート
・作品毎に全22曲を演奏、公演時間3時間5分
- 高い期待に応えた「穢翼のユースティア」
- 予想を上回った夜明け前より瑠璃色な ムービーとの一体感ある演出
・他のライブに比べ優秀な音響、映像設備
・コンサート形式ゆえに座席リスクは存在
・多くがコンセンサス通りとなる無難な構成だが、期待を下振れしない
・作品順は想定不能
・「オーガストとActive Planets」の歩みを示したコンサート
・限られたリソースの中で最善が尽くされており、そこに道楽要素は無い
・次回に求めるフル・オーケストラへの期待とライブ形式の開催の要望
名称からもわかるように、オーガストが開催するのはライブではない。コンサートだ。あのバリバリの電子サウンドを奏でるActive Planetsによるコンサートというと、これはどうなるのかと思う一方で、オーガストが表現したかった世界は、コンサートという形式こそふさわしいというのも、納得できる点なのでである。
しかし、LumiLiaには不安があった。
脳裏に浮かぶのは昨年見たスパゲー(オーガストも名を連ねた)での光景である。トラベリング・オーガストが流れ始めた瞬間、バルロガー達が緑、オレンジ、トラジェディアに輝く。
「エーーーーーーリスウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」
「ふぃぃいいいいいいなぁああああああ↑」「あーーーーーッ、ティアッ!ティアッ!ティアッ!ティアッ!」
愛が木魂する。
そして何年も前のドリパを思い出す。私が始めて生で目撃したオタ芸は、まだリウムが禁止される前の榊原ゆいライブでのjewelry daysなのだ。
大丈夫なのか。
会場が牢獄になるのでは━━━━そんな不安を抱えながら当日を迎えた。

コンサート当日━━━━この日も2013年の夏を表す晴天、酷暑。
15時30分に後楽園駅で友人と落ち合い、文京シビックホールへ向かう。
会場となる文京シビックホールは高層ビルの1-3Fに設置されているホールとなっており、普段のライブ会場と比べると格調高さが伺えた。しかし、ビル内に入ると━━━━いました、オーガストオーラを放つ大量の集団が。

入場待ちの待機列は階段を通じて3階下の最下層まで伸び、その構造はまるでノーヴァス・アイテルの如く。人で埋まる最下層はこれなんて牢獄。
周りを見渡すと秋葉原で先行していた物販を手にした人や、オーガストTシャツに身を包んだ人も。私はC74で調達したけよりなTシャツを着ていたのだが、思った以上に夏コミ系Tシャツを着ている信者は少なかったように思える。
さすがにFavoriteやKeyライブのTシャツを着た人はおらずw

15時50分頃から入場開始。我々はアニサマの如く列が捌けるまで待ちモードであった。
会場スタッフはオーガスト社員中心で、案内や列捌けは普段通りのオーガストで、手際がよく優秀。入場券の管理やクロークの受付を務めるホールスタッフは正装、やはりコンサートホールという品位を感じる場であった。
入場券と引き換えに記念シールを貰い、入場。

ホール外では階段を通じてホール外周を2,3周する長い長い物販列が形成されており、我々が開場前に物販に行くことを諦めさせるに充分なレベルであった。
ただし、レジは圧巻の9人体制で恐ろしい速さで消化されており、機械のオーガスト(マシーナリー・オーガスト)は健在であった。

花束にはオータムリーフ管弦楽団や戯画の名が。

16時半にホール入り。電球色に染まる照明の下、まだ人はまばらで、下ろされた幕の向こうでピアノのチューニングが1音1音行われていた。10分毎にフィーナ様(CV:手塚まき)による注意事項の場内アナウンスが流れ、管理人は1人興奮していたのであった。
開場直前にはほぼ満員になったが時折空席も。観客は99%が男性。これは予想通りかな。たまーに女性連れの男女ペアがいた。不安とは裏腹にスタッフに退場させられるような挙動の観客もおらず、大人しめだった印象。
1階前方の後ろ2列は関係者席となっていた。浴衣姿で来ていた女性ペアは一目で招待客とわかるオーラ。絶対にいると思ったごきげんリースを抱えた紳士は3人見かけた。
LumiLiaの座席はS席、会場後方の中央付近であった。定位感はかなり良好。
トラベリング・オーガストは全席指定席で、リウム等の光物は禁止、さらに座って鑑賞することが決められている。
運が悪く管理人の前には180cmはあろうかという巨漢が座し、段差が多少あれどかなり見難い位置になってしまった。コンサート形式の座席リスクの高さを感じたのであった。
舞台構成は歌姫が舞台前方中央で歌い、後方のActive Planetsによるバンド部隊は上手側からドラム、グランドピアノ、その背後にベース、パーカッションが配置され、下手側は弦楽器部隊でファーストバイオリン、セカンドバイオリンが各2人、ヴィオラ、チェロの計10人体制。上部にはスクリーンが吊り下げられ、演奏と共にムービー映像が流された。
感心したのはそのスクリーンの映像が非常に鮮明でかつ高い解像度だったこと。難点を挙げることが出来ない程の品質で、今までのどのイベントよりも綺麗だった。
液晶かと思ったが枠の継ぎ目は限りなく薄い横1本のしか確認できなかったことから、おそらく背面投射によるものと予想する。どの方式の上映だったか断言出来ないが、ブレーキングノイズもなく、観客席側からの投射では距離の割りにサイズが小さすぎるのだ。いずれにせよ、素晴らしい画質であった。
音はコンサートホールだけあり、残響が多め。ピアノや弦楽器は美しく響いていたが、音量のサポートをPAによって行っており、生演奏以外の打ち込み・コーラスパートも大型モニタースピーカーを介して流されていた。この影響と思われるが、音の輪郭が甘く、パーカッションやベースの音がかなり大きめだった。少人数により表現に限界のある荘厳さを出すために、低域中心のピラミッドバランスな音作りをしていた印象を受ける。したがって音の傾向はレコーディング・アルバム「ARTICLE AUGUST」とはかなり違って感じる曲も多かった。
しかしながら、今まで参加したようなライブハウスの演奏と比べれば定位感、残響、音量(低域は大きめに感じたものの)等の自然さ・安定感は比較にならない程優秀であったと言えよう。
また、ホール各所で三脚が置かれ、クレーンやレールを用いたビデオカメラの撮影も入っていた。パッケージ化が視野に入れられているのだろう。
だがこの撮影には大きな問題があって、最前列に設置されていたレール上で移動するカメラが、機械的に常時左右に動いており、静かなBGMの時に非常に目障りであった。
17時2分、幕が上がり、開演。
以下、作品ごとにセットリストと共に感想を述べる。BGMについては、原曲も併記した。
■FORTUNE ARTERIAL
舞台下手から雛見風香…もとい生天目仁美(以後名義がぶれます)さんが登場し、かなでボイスでFAを紹介。作品毎の進行で、作品紹介以外は一切MCが無く、世界観に没入出来る構成。
「約束は守らなきゃいけないものなんかじゃなくて、きっと 約束は守ること決めた時大切になるの――」
懐かしさが溢れる。そう、これだよこれ。ここからオーガストは日常が面白くなったのですよ!
開幕はピアノ演奏によるBGMから始まった。「ああ、こういう風にくるのか」と感心。このとき、ピアノはPAによってかなり音量が上げられていることを感じた。01. Sweet Bite -FORTUNE ARTERIAL BGM Medley-
モーニングミスト
smile for me
Aztec
MEGUMI ~ありがとう~
02. 扉ひろいて、ふたり未来へ / 石田燿子(Mizuho)
03. It's my precious time! / 石田燿子(Mizuho)
04. Pure Message / 真優
05. 赤い約束 / ЯIRE
06. ひとしずく / ちっち
スクリーンではFAの映像が流れる。OPムービーやCGは4:3のため、ワイドスクリーンの画面上ではピンク背景+水玉模様のサイドパネルとして配置し、表示。
基本はCGの繰り返しだが、かなりお茶目が効いていた。生徒会長が血を吸うCGが幾度も表示されたり、白背景に伽耶様の立ち絵が表示され、瞬きをしながらだんだん近付いてくるぞ!というもの等。
演出はCGだけではない。照明も秀逸だ。舞台前方からはホール後方の天井に向かってライトが照射され、FAを象徴する紅の色で彩られていた。これが純度の高い鮮烈な発色で、品質への配慮を感じるものであった。以降、作品ごとにカラーが移り変わることとなる。
ピアノ演奏が終わると、楽器隊が入場。真っ赤な衣装に身を包んだMizuhoこと、石田曜子さんが姿を現し、OP曲,テーマ曲を歌い上げた。
歌い始めでは、弦楽器の音が小さい等の音量バランスの悪さを感じたが、後々の結論から言えば、これは石田さんの声量が凄かっただけであった。OP曲、テーマ曲ともかなりオーケストラアレンジが効いていたが、盛り上げどころの銅鑼の音がシュールでおもわずニヤリ。
続いて、真優さんによるPure Massage。正直なところを述べれば…うーん?その前のMizuhoさんの声が大きすぎた反動だろうか、声が小さく感じる。
音が外れ気味なのと、声の擦れが気になった。
Pure Messageが終わると、スクリーン上でLiaのビデオメッセージが流された。
「私はそちらに行くことはできませんでしたが、今回は赤い約束をЯIREさんがカバーしてくれます」
ということで、知名度ではFAの顔とも言える、赤い約束のカバーである。
赤い約束といえば、ボーカルが入る前の弦楽器による前奏が特徴である。チェロの低音を感じながら美しい旋律にしばし聞き入った。不満を述べると、途中から入るオーボエの音が打ち込みでカバーせざるを得ず、木管部隊がいない点に悲しさを感じるのであった。(オーボエソロのところはスポット照明を外して見えなくさせるような配慮がされていた)
そして、代わりにカバーをしたЯIREの上手さに驚いた。声量はこの日の出演陣の中で、格が違うといっても良かろう。とにかく声を聞いて、そのパワーに圧倒された。
一番高い音が出ていなかったが、これはLiaの声域がおかしいと思われるw
最後のひとしずくでは、スローテンポながら高い音をビブラート交じりに歌い上げるちっちさんの技術が光っていた。
たちまち35分が経過し、FAのコーナーが終わりを告げた。FAはボーカル曲が5曲と、実はゲーム毎では最多。確かに、予想リストでは◎、○を合わせるとトップだった。
なぜFAが先頭に並べられたかは議論を呼びそうだ。
再び登場した雛見風香さんによる進行は「Fortune Arteriaと同じく学園を舞台にした作品━━━━」と続いてゆく。
■大図書館の羊飼い
…とくれば、オーガスト最新作「大図書館の羊飼い」だ。
初っ端のFA程に不意は突かれなかったものの、やはりこの順番について思考するLumiLiaであった。
ちなみにLumiLiaの本作に対する評価はそれ程高くない。トラベリング・オーガストの中で紹介された漸進的な流れとは異なり、ユースティアから大図書館への路線回帰は、数年の時を経て一旦はにはに時代に戻ったことを伺わせるもので、リスクを取った末の反動的作品だと捉えるに至っている。
予想以上にコンサートという環境に合っていたのが大図書館のBGMだ。大図書館の曲は元々ジャズ風の曲調が多かったが、更にジャズアレンジが効いていて、アップライト風、アタック強めに響くピアノが心地よくテンポを形作り、思わぬ魅力が引き出されていた。シンプルなパーカッションやベースの演奏という少人数構成が生きた演奏であった。ちなみに弦楽器は結構お休みモード。欲を言えば、オルガンパートの生演奏が欲しかった、というところだろうか。07. Pecora Festa -大図書館の羊飼い BGM Medley-
Comical Oasis
white pop!
Two in All
オレンジの足音
08. Dear Smile / Ceui
09. 夢飼い日和 / 西沢はぐみ
10. 明日への栞 / 西沢はぐみ
続いて白い衣装に身を包んだCeui登場。なんというかユースティア以降のオーガスト歌姫といえばもう彼女が看板だよね。Ceui嬢の声はsolaで初めて認識した記憶があるが、circusや8月等のゲーム系との関連が強いイメージだ。
OPクルーと思ったらEDだった。色々と察し始めた。細いながらも優しく、そして驚く程高い音を安定して歌い上げていた。舞台を移動していたのが慣れている証にも感じた。
続いてはぐみんこと西沢はぐみさんが登場。コンサートのコーラスで立っていても違和感のなさそうな、私服の格好でCeuiの衣装と比べると明らかにギャップがあるw
実は私、はぐみんを見るのは初めてだったのですが、その貫禄に片霧烈火氏を見たとき以来の衝撃を受けました。
名前から思い描いていた印象とのギャップが大きく、初め誰なのか判らなかった……
しかし声を出せば安定感があり、上手い。そして大変可愛らしい声。一発で引き込まれました。
スクリーンに映るCGは16:9になり、FAとの比較で時代の進化を感じつつ、芹沢さんが映るたびに私ガッツポーズであった。使いやすかったのかどうかわ定かではないが、冒頭のつぐみの胸を揉むCGが何度もリピートされていて笑った。その一方、本作の目玉とも言える、緻密に描かれたあの大図書館のCGが無かったのは残念。
…しかし考えてみれば、大図書館のボーカル曲はあの壮大な大図書館を表現するような曲ではないように思える。聞いていても、思い浮かぶのは日常の風景なのだ。
羊飼いではなく、人間として歩む意志、そこにに肝がある大図書館の作風とも言えるのだろう。
ストレイトシープは無しで大図書館の枠が終了。おもわず友人と目が合い、「これはコンセンサスクル━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」とニヤリ。
大図書館は全て合わせて20分と他作に比べても短めの構成であった。
まもなく、手塚まきさんが再登場する。もう順番は予想不能だ。次は何が来るのか。
「━━━━愛が芽生えるのは、明るい場所だけではありません」
ああああああああああああああああああ
キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─!!
キタ─ ̄─_─ ̄─(゚∀゚)─ ̄─_─ ̄─!!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
■穢翼のユースティア
オーガストが最も好き放題にやったと確信しているのがこの「穢翼のユースティア」である。これまでの明るいSF的作風から舞台は不条理に彩られたダーク・ファンタジーへ。
私的にオーガスト至上最高傑作である。コンサートという形式はこのユースティアの楽曲を再現するためだったとすらLumiLiaは考えているのだ。
BGMは高く高く置いた期待をその通りに走る出来だった。不条理に彩られ、悲しみに満ちた旋律。ピアノとグロッケンが織り重なり、弱々しさのある弦楽器のピチカートが紡がれてゆく。11. Harvest Carol -穢翼のユースティア BGM Medley-
One of Episodes -ワン・オブ・エピソーズ-
Blind Alley -ブラインド・アレイ-
Innocence -イノセンス-
Musa -ムサ-
La Rosa - ラ・ローザ-
Far Afield -ファー・アフィールド-
Ascension -アセンション-
12. Asphodelus -アスフォデルス- / Ceui
13. 親愛なる世界へ / Ceui
14. Tears of Hope -ティアズ・オブ・ホープ- / ЯIRE
ヒロインの立場を象徴する楽曲と共に、楽曲は上層に移ってゆく。まさにノーヴァス・アイテルを象徴したBGMだ。
映像との一体観も素晴らしい。聖女に扮したラヴィリアのCG、大崩落の背景……原作をプレイしていた時をおもわず思い出した。
物語はさらに展開され、途端に音楽が荘厳になる。木管、金管楽器が一気に旋律に加わる。リシアの姿が映る王宮パートである。ただひたすらに世界観に入り込んだ。
難を挙げればこのトランペットなどの金管楽器が入ってくる所で、楽器数の物足りなさが否めなかったことだろう。
OP曲のAsphodelusは、原曲の荘厳さにはストリングスの数が足りな過ぎるのを察していたのか、ドラムとベース、ティンパニが凄まじい低音を奏で、会場が振動していた。私的にはこれでアリだとも感じたが、賛否が分かれそうだ。
親愛なる世界は異常な程に音域が高い曲だが、ややテンポの乱れを感じさせながらも、安定感あるロングトーンを見事に歌い上げたCeuiさん半端ないと思った。
Tears of HopeはЯIREの声域にマッチしているだけあって、素晴らしい出来。生で聞くとここまで力強さを感じるのだと、息を呑んだ。
照明色はもちろんユースティアを象徴する、トラジェディアの光であった。
ユースティアはBGMに比重を置き、全体で30分超とFAと同じボリュームで締められた。
■休憩
ここで、20分間の休憩が挟まれた。時刻は丁度1時間半経過の18:30。恐ろしく時間通りに進行しているのだろう、さすがオーガストである。
ここで休憩アナウンスと同時に物販に向けてダッシュする人続出。
物販は開場前に到底捌け切れず、途中で列が打ち切られていたのだ。物販は友人に任せ、私はまったりと会場にて待機。
実はメーカー系のライブは幕間劇的アナウンスがあるかもしれないので、休憩時間も容易に外に出るわけにはいかないという事情も存在したのだ。
LumiLia予想リスト検討委員会(適当)はすでに大図書館OPをラストに織り込み、けよりな→OLD AUGUST→トラベ、アンコールストレイトシープを確信しているのであった。
休憩が終わり、舞台の幕が上がると、月のオブジェが上部一面を覆っていた。一目見て判る威力のあるオブジェだ。
そう、次に来るのはアレだ━━━━。
■夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-
アニメではキャベツとして一世を風靡し、そもそも原作自体も料理の話をひたすら聞く睡眠導入ゲーとして話題になった本作。
だがけよりなはオーガストを大きく成長させ、後に続くMoonlight Cradle等の続編・派生作を通じて、ユースティアへと続く飛躍の足がかりになった作品と捉えている。トゥルールートでは月との争いを通じて、伏線を回収し、まとめあげる力を付けたと感じたのが懐かしい記憶である。手塚まきさんによる紹介は無論フィーナボイスだ。
今回トラベリング・オーガストというコンサートにおいて、事前の期待を遥かに上回っていったのがこのけよりなであった。15. Velvet Kiss -夜明け前より瑠璃色な BGM Medley-
蒼月のティアラ
Silent moon theater.
王宮のサラバンド
月王宮
セピアポートレート
天海の鼓動 ~オルビス・ラクテウス~
16. Lapis Lazuli / 泉伶
17. Marginality / 中恵光城
18. 深青Philosophy / ちっち
Lapis Lazuliは原作ムービーに準拠していたが、BGM中盤でシンシアのテーマが挟まれてからムービーは徐々にリース(フィアッカ)のランドスケープによる専用カットインに移り変わり、シンシアのCGが頻繁に登場するようになる。
そしてボーカル2曲目でMarginalityが流れた時に私は気付いた。このコーナーで示されていたのは夜明け前より瑠璃色なではない、Moonlight Cradleの方だったのだと。
LumiLiaはけよりなを元々高く評価しているわけではなかった。SF的な発想は従来のはにはにと変わるものでなく、その方向はあくまでそれまでの延長線上に過ぎなかった。
しかし、その後追加されたPS2版、-Brighter than drawing blue-での宗教的価値観を取り入れたエステルルート、そしてオーガストがBADエンドに目覚めたと確信したMoonlight Cradleで切なさあるシンシアエンドを見て、評価を高く修正するに至ったのである。けよりなは長い期間をかけて熟成された作品なのだ。
深青Philosophyではターミナルの映像が映し出され、ラストにかけてはターミナルの中心にあるユリの花がスローで映し出されていく。
この演出には高まざるを得ず、シンシアエンドを思い浮かべながら、おもわず目が潤んでしまったLumiLiaであった。
CGを映した時のサイドパネルも落ち着いた黒基調のものに変化。会場の照明は、青、蒼、藍。水色に近い瑠璃色も表現しながら移り変わり、見事であった。
けよりなのBGMの真骨頂は月面での未知を感じさせる神秘的なメロディにあると思う。今回のBGMでも月王宮に移る際の転調が秀逸であった。
Lapis Lazuliは音数が減ったことで、一段としっとりした雰囲気になっていた。ただし、アレンジによってメロの初めに挿入される16拍の4音が無かったのは残念である。ピアノが小さめになり、ハープが無くなり、物足りなさがあった。
Marginalityを歌った中恵光城は青の衣装で登場した。CD版とのブレが少なく、上手かった。かなり可愛らしい声だなと思ったら声優もしているらしい。マウスということで、出演お待ちしております。
ちっちさんは無茶苦茶緊張していたようで、出だしの音を合わせるのに苦労していた。深青pholosophyは原曲キーではなく、+4ほど高くなっていた。(キーはARTICLE AUGUSTでも確認できる)
Eternal Destinyはここでは流れなかった。その答えは、私の中では出ている。
なぜなら、ここはMoonlight Cradleが舞台だったからだ。
けよりなも丁度30分で終了。
…ちなみにbrilliant azureは聞きたかった。
■オーガストの歴史・振り返り
手塚まきさんにより、オーガストの歴史を振り返り、そしてActive Planetsの成り立ちが語られた。
Active Planetsはオーガストの楽曲を作るために編成され、jewelry daysからオーガストの楽曲を担当、本格的に加わったのはけよりなからである。
「Active Planetsが関わる以前の曲もアレンジでお届けします」と言っていたが、今回の曲は皆アレンジだし、そもそもトラベですでにやっているのでは…と思ったが気にしてはいけない点なのだろう。
まずはdivergent flow。うーーーーーーーん真優さんってCDの声と随分違うのね。音程の取り方や声のかすれ具合、これが年月による変化なのか。19. divergent flow / 真優
20. jewelry days / 榊原ゆい
21. Eternal Destiny / 榊原ゆい
そして多くが待ちに待っていたと思われる榊原ゆい…ゆいにゃんがいよいよ登場。初っ端から手拍子を煽り、会場で手拍子が起こった。(メロに入ると止まったが)ちなみに、エタディスとジュエデは私の中でひたすら高まり、暴れる系の打ち曲だ。
ゆいにゃん歌いながらの舞台を歩きまわる。他の歌姫と比べて明らかに運動量が多く、さすが手馴れているw
jewely daysはアレンジされたとは言え、サビはノリノリの曲調。Bサビで1拍ごとに入るハイハットが目立ち、一体どこのクラブトランスだ状態であった。(ARTICLE AUGUSTでも音は小さいもののしっかり収録されているので確認して頂きたいw)
Eternal Destinyは物凄く静かな曲調で、静寂の中で浮き上がるボーカルが特徴的だった。このやや曇りがかった、キャラボイスのような声でよくもここまで上手く、声量を稼いで歌えるものだ。やっぱり凄い。
バイナリィ・ポッドやプリホリは歌われず……(´・ω・`)
振り返りは終わったのであった。
演奏メンバーを至って普通に紹介した後━━━━(ファーストバイオリン2人目の紹介と拍手が重なってしまってワロタ)
■Travelling August
生天目「いよいよ次が最後の曲となります。最後の曲は、みなさんおわかりですよね?」
いええええええええええええええい(脳内)
生天目「それでは、今日という日を忘れないために、最後に皆さんでこのコンサートのタイトルを叫びたいと思います」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工コンサートなのにワロタwwww
生天目「いきますよー、せーのっ」
観客「トラベリング・オーガストおおおおおおおおおおおおおおお」
ラストはトラベリング・オーガストを歌姫全員で合唱。22. Travelling August -Scorpius- / 出演者全員
歌姫に煽られ、全員で手拍子。もちろん、主に煽っていたのはゆいにゃんであった。
アレンジがかかりつつも、構成は10thメモリアル収録のトラベリング・オーガストと全く同じ。原曲歌手がいるところは本人が歌い、バイナリィやプリホリもカバーで対応。バイナリィの早口パートを軽々とこなすはぐみんは相変わらずの貫禄であった。
ゆいにゃんはjewelry daysの入りで失敗し、途中から歌い出し。ドンマイやwwww
ムービーは各パートにあわせた作品のOPムービーが使用されていた。おそらくスパゲーで見たものと同じだ。しかしプリホリでCV:鳥居花音が2回出ていて笑ってしまうのだった。
終盤のAsphodelusは私が主役だといわんばかりの中央でCeui仁王立ち。我々が知っているTravelling Augustはここまでだが、Scorpius Verは違ったのだ。
ラストからそのままストレイトシープに繋がれ、さらに生天目さんも歌に参戦。文字通り出演者全員での合唱である。
トラベリング・オーガストに欠けていた大図書館が補完され、これこそオール・オブ・ザ・オーガストとも言えるフィナーレであった。
鳴り止まぬ拍手の中、歌姫が退場。時刻は19時50分を回っていた。
しばらくすると拍手は8拍子の規則的な手拍子に移り変わった。出演者全員が舞台に戻ってきて、最後に挨拶。
■Finale 挨拶
まずは司会の生天目さんが一言
「私も最後に少し間違えてしまったのですが、ストレイトシープを歌うことが出来てとても楽しかったです!」
微妙にゆいにゃんをフォローw
初番手のЯIRE、続く中恵光城嬢は普通に挨拶。中恵さん噛んでたけどやっぱ声がかわええ(*´Д`)
そして次の榊原ゆいは……。
ゆいにゃん「みなさん、こんにちはぁあああああーーーー!!」
観客「こーんにーちはぁーーーーー!」
ライブノリでワロタ。
スパゲーの時は色々不満等があったようですが、「こんなしっかりしたコンサートで、こんなアレンジで、こんなトレスでEternal Destinyが歌えるなんて」とご満足だった様子。挨拶を終え、次に行こうとすると「あっ、宣伝いいですか宣伝!」
ゆwwいwwwwにゃんwwwwwwwwwwww
笑いが起こる会場。DJ SHIMAMURA(エタディス等の作曲者)とのライブ、アルバム発売の告知だった。
ゆいにゃん「ライブは今回とは違ってダンシングなノリで、アルバムにもEternal Destinyとか入ってます!」
やっぱエタディスやジュエデでは暴れたいですわな。宣伝内容もオーガストと関係あるからいいんじゃないかな!
ちっちさんは超絶緊張して音が外れ気味だったことを若干悔いているようで、大阪講演では頑張るとのこと。大阪講演も来いと無茶ぶりwwwwwww
泉伶は、「2階席の皆さん、ちゃんと見えてますからね」と謎の挨拶。でもこういうのありがたいよね。
石田耀子は冒頭「当時、Mizuhoだった石田耀子です!」からでワロタw
次のコンサートも…と言っている辺り出る気満々ですなw
はぐみんは貫禄に圧倒され私が挨拶を覚えていない失態( ゚д゚)
ラストは、看板歌姫。
おもむろに腕を振り上げ
Ceui「1階のみなさま、Ceui(セイっ)!」
観客「………( ゚д゚)ノセイっ」
Ceui「2階のみなさま、Ceui(セイっ)!」
観客「Ceuiっ!」
Ceui「では、みんなでやってください」
Ceui「しあわ……」
観客「「「「Ceuiっ!」」」」
いつものCeuiワールド全開であった。
格式高きトラベリング・オーガストでした。
幕引きが告げられ、拍手の中で歌姫が全員退場すると、スタッフロールが流れ始めた。まるで今回の講演が一つの作品と主張するかのような演出だ。
クールダウンするにちょうど良いくらいの間だったが、正直反応に困る微妙な時間だった。
20時07分、トラベリング・オーガストは幕を閉じた。
公表時間と寸分たがわぬ3時間5分の演奏であった。
観客による3本締めもなし。うん、コンサートですね。


参加された皆様、お疲れ様でした。
■総評:構成は無難だが、期待を裏切らない高い満足度。細かく見ればは光る点も多い。
初のイベントをコンサートという形式で取ったオーガストは、MCを極力無くし、作品の世界観に浸らせる構成を作り上げた。限られたリソースの中で非常に濃い時間が過ごせ、楽しいひと時であった。
私が本コンサートにおいて聞きたかったユースティアBGMの生演奏を聞く、という目的も達成することが出来た。
運営にも安定感があり、オーガストらしい優秀さが際立った。初回にしては物販の消化スピードは優秀(これより遅いイベントなどいくらでもある)、かつ時間通りに終える姿勢は企業として評価されるべきものだ。
ミクロに見れば評価すべき点はなお多くある。スクリーンの品質、照明の配色。特にけよりなの楽曲は予想を上回る出来であった。
しかしその一方で、期待を遥かに超えるサプライズが無かったのも確かだ。
LumiLiaの予想&予想セットリストのカバー率は100%に近く、さらにその構成、合唱エンドまでコンセンサス通りの結果となった。予想リストの作成は半ば趣味でやっているものであるが、今まで7~8割程度のカバーが常で、ここまでの的中は想像以上だ。
構成の予想のし易さ、その正答率こそが、全体として構成が無難だったことを示している。
よりブラッシュアップできる点を挙げれば、10人のバンド編成の補強であろう。弦楽器があるとはいえ、金管や木管楽器が無く、オーケストラと呼ぶには少なすぎた。ユースティアの楽曲はその魅力を出し切れていなかったように思う。
ここから察することもできるが、本公演は、ひたすら理想を追ってコストを顧ずにとてつもないリソースをかけるといった道楽の要素は無く、あくまで営利的な目線で、制限されたリソースの中で最善を尽くした印象を受ける。
その構成は隅々まで計算し尽くされていたものだった。この徹底振りこそがオーガストであり、この点は、道楽とも言える消費者余剰を感じさせ、対応も機動的に考えていくというBGM.fesの思考とは正反対で、長所でもあり、短所でもあるのだと感じた。
オーガスト思考的に沿えば、今後の開催でより大編成を組むならばチケット代負担も高くなるという論理になるだろうが、私的には1万までは出せる。
コンセプトに立ち返るとトラベリング・オーガストはオーガストの歩みというよりは、オーガストとActive Planetsの歩みの振り返りであった。私はバイナリィもプリホリもはにはにもオーガストを築き上げてきた重要な作品だと考えており、だからこそ、First Avenue等もフルで演奏し、カバーして欲しかったと感じる。この捉え方は色々あり、今回のイベントが向いている方向はあくまで未来であって、オーガストとActive Planetsの今後を宜しくお願いします、というものなのかもしれない。でも私は求めていたのは、純然たるオーガストの歩みであった。
オーガスト、いやActivePlanetsの音とはどのようなものか━━━━2006年当時、LumiLiaは「音の良いエロゲーは?」において、その傾向について少し触れている。
当時、エロゲといえばMIDIの域を出ない軽いサウンドが多い中で、大手メーカーは音楽においてもそれぞれの色を付け始めていた。keyは孤高の泣きメロ路線にロックサウンドを付加し、Leafは音質を意識したボーカル+生演奏、朱はElements Gardenの弦楽器演奏を切り開いた。そして、オーガストが進んだのはActivePlanetsという別の方向であった。LumiLiaが当時Active Planetsのメンバーを見て斬新さを感じたのは、クラブミュージック出身のDJ集団だったことであった。それがもたらしたものは、エロゲにらしからぬ重厚感、音圧を備えたサウンドだった。その片鱗が出ているのはけよりなのBGM「Labyrinth of mind」であろう。また、当時音ゲーに身を染めていた私はkors.kがけよりなの音楽を担当したと知った時、衝撃を受けたものだ。
オーガストが過去にave;newと接点があったことも踏まえActive Planetsに至ったと考えると、電子音楽一辺倒だけでなく、生演奏に対する意識があったとも考えられる。
このオーガストが踏み出した路線は、間違いなく業界に価値をもたらしたと思っている。
第2回目のコンサートはもちろんだが、次回は是非ともライブ形式での開催も望みたい。keyのOTSUのように、クラブ要素を前面に押し出してみるのも良いかもしれない。
オーガストとActive Planetsのこれまでの歩みが、トラベリング・オーガストには生きていた。
楽しい一時を過ごさせてくれたオーガストに、最大限の感謝を贈りたい。
またも長文になりましたが、お読みいただき有難うございました。
余談:今回のコンサートにおいて、作品順のチョイスは一番の謎であった。
LumiLiaはオーガストが一番表現したいと捉えていたユースティアが初めにくる、もしくは古い作品からさらっていく構成を想定していた。
FAのユーザー人気が最も高かったのか、それとも実はオーガストが一番思い入れある作品がFAだった、等色々と仮説は浮かんだものの、これと言える説得力のある結論は得られていない。
余談2:ARTICLE AUGUSTが糞音質な件について
会場の物販にて販売されたARTICLE AUGUST、ライブと同じ構成でBGMやボーカル曲が全て入っているという太っ腹なCDなのだが、問題は非常に音質が悪いこと。音がピークで歪み、割れているのだ。
例えばTrack.09 Asphodelus 冒頭10秒のRight側、Track.11 Tears of Hope -ティアズ・オブ・ホープ- に至ってはボーカルの至る箇所で音が歪んでいる。さらに、Disc.2のTrack.03のユースティアBGMはピアノのアタックで音が割れているのである。生演奏を録音しているだけに、この出来は非常に残念だ。
これまでActive Planetsの録音はむしろ良い部類に入っており、大図書館のストレイトシープはふわりとした輪郭のボーカルに、思った以上に出る重低音が曲を支え、なかなかの音質だと気に入っていたのだが、本アルバムを聞くと明らかにぼやけた解像度のボーカル、定位感の悪さを感じる。一体どういう環境で録音したのか。はっきりと音が悪いということが出来る。
コメント
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Re:トラベリング・オーガスト 東京公演 感想
東京公演参加&感想記事お疲れ様でしたー。
私は大阪講演参加予定なので、管理人さんの感想すごく参考になりました。
さすがはオーガストといった内容ですね。
>ARTICLE AUGUSTが糞音質な件について
これは痛い…
生で聞けるから良いものの、今回残念ながら行けなかった方たちが
聞ける唯一の手段で音質が悪いのはつらいですね。
せっかくのオーケストラなのだから、超良音質で収録して欲しかった…
一足先に27日の通販で購入予定のつもりでしたが、迷うなぁ(といっても買うだけ買いそう
( 2013年08月23日 00:47 [編集] )
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Re:トラベリング・オーガスト 東京公演 感想
ありがとうございます。
大阪公演を前にこんなネタバレ全開な記事をお見せしてしまって良かったのかと自問自答w(;´Д`)
一層楽しんでいただけたら幸いです。
>せっかくのオーケストラなのだから、超良音質で収録して欲しかった…
これは全くその通りで、だからこそ残念に感じました。
音質に対する要求目線が高い点も一因とは思いますが、同行した友人も音割れには気づいたようです。
朱-プリミティブ-といい、エロゲ生演奏系アルバムの高音質収録は意外な壁かもしれません。
しかし本アルバムの内容━━旋律自体は美しく、コンサートの光景を思い浮かべながら、気付けば聴きまくっているのも事実。
なお予習目的ならばともかくあまりにもそのままなので大阪公演前に聴きこむのは一長一短かもしれません。
( 2013年08月23日 09:01 [編集] )
774 | URL | -
大阪公演も無事終わりました。
以前↑でコメさせていただいたものです。
大阪公演も無事終了。蓋を開けてみれば、予想通り東京公演と寸分違わない内容でしたwしかし管理人さんの記憶力に脱帽w
改めて記事を読んだら、曲順、構成がほぼ同じでしたw
個人的には、CeuiさんのAsphodelus -アスフォデルス-、そしてЯIREさんのTears of Hope -ティアズ・オブ・ホープ-は感動しました(小並感
ЯIREさんの歌声は個人的に初めて聞かせてもらいましたが歌唱力ありすぎて圧倒されました。
>…ちなみにbrilliant azureは聞きたかった。
これはホントに残念。あのクオリティなら聞き応えがあっただろうに…
>ファーストバイオリン2人目の紹介と拍手が重なってしまってワロタ
大阪公演でも重なっててワロタw
>バイナリィの早口パートを軽々とこなすはぐみんは相変わらずの貫禄であった。
はぐみんの歌の巧さ。あの場であの声量と高音ではっきりと歌い上げるのには脱帽しました。
東京公演と違ったことといえば、ゆいにゃんが間違えなかったです!w
大阪は東京ほど観客がイベント慣れしてないのか、ゆいにゃんが登場しても手拍子は控えめでしたw
>Finale 挨拶
宣伝に告ぐ宣伝の嵐でしたw
宣伝が挟まれる度に観客席&歌姫たちから笑いが起こるという始末wそのせいで3分推しww
さすがにゆいにゃん、石田さんは挨拶慣れていてアドリブで話してるようでした。ちなみに、Ceuiさんはこっちでもやらかしてくれましたよ(しあわ…w
大阪公演でも観客は紳士的な方たちばかりで、改めてオーガストのファンの質の良さを再認しましたw
物販のオリジナル紙袋が開演前に売り切れてたのが大阪公演の期待の高さを象徴しているようでした(笑
エロゲー初のコンサートということでしたが、今回の試みは大成功だったと思います。元々、曲のクオリティが高いメーカーが多い業界ですから、オーケストラアレンジとはある意味、相性がよいのかも?
オーガストのように大企業だからできた初の試みでしたが、この前例を受けて、今後、複数のメーカーが共同してオーケストラアレンジした主題歌たちで構成されたコンサートが開かれるのも夢ではないかもしれませんね。
長文コメ失礼しました。
( 2013年09月02日 06:52 [編集] )
Prima | URL | 3/2tU3w2
Re:トラベリング・オーガスト 東京公演 感想
遅くなりましたが、レポ乙でした。
ゆいにゃんが間違えなかった大阪公演がパッケージ収録に選ばれるのかどうか、気になりますねw
コンサートという選択肢が出来たのは大きいですね。特に、BGMの演奏等はスタンディングライブではなかなか落ち着いて聞けそうにないので。
次に立ちはだかるはコストの壁…のような気がします。
( 2013年09月07日 23:46 [編集] )
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