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docomo GALAXY S III α SC-03E レビュー

2013年05月12日 21:26

1月に2年間使用したiPhone4とおさらばし、Samsung GALAXY S III α SC-03Eに乗り換えた。
キャリアもsoftbankからdocomoへ変更。
不満が全て解決されたわけではないが、結果としてかなり満足している。
本記事ではGalaxyに搭載されている有機EL(OLED)の発色・画質にフォーカスを当てつつ、、動画再生環境やキャリア変更による回線の変化等について書き連ねたい。

■導入経緯 さようならソフトバンク
2年に渡りソフバン及びiPhone4をする中で、それぞれに強い不満が貯まっていた。

・ソフトバンク:3G回線が遅い
キャリア間の通信環境レビューでは転送速度を比較したものをよく見るが、LumiLiaはネット環境の快適さを左右する要素として、転送速度よりもレイテンシが圧倒的に重要だと考えている。
ソフトバンク3G回線のping値は200msを超えることも多々あり、ページの移動レスポンスが悪く糞フトバンククオリティを充分に体験した2年間だった。圏外から出たときに、電波を捉えるのが遅いのもマイナスポイントであった。

・iPhone4:ホームボタンの動作が遅い、それと……
fpsが高く動作がヌルヌルな点は2011年当時他のスマホには無い完成度で気に入っていたiPhone4だが、頻繁にホームボタンの反応が悪くなり、またあるときは文字を打っても追いつかない…と徐々に不満が蓄積していった。トドメは標準地図アプリがgoogleマップからゴミのような地図になったことであろう。
「ジョブズ亡き後Appleは、ただの営利企業になった」と判断。何あれなめてんの?

乗り換え機種は、ディスプレイを最優先し、OLED(有機ELディスプレイ)搭載機種の中から、SC-03Eを選択した。
GALAYY S IIIはauとdocomoでリリースされ、docomoの冬モデル「SC-03E」はCPUがクアッドコア、au冬モデル「SCL21」はデュアルコアと仕様が異なっているにも関わらず、価格の安いドコモ一択だった。イオンの「SC-03E」MNP一括0円コンテンツ無しの安売りと遭遇、タイミングと併せても丁度よかったと感じている。

以下、SC-03Eのレビュー。


■画質:OLEDは広色域で鮮烈な発色。ホワイトバランスは未だ難あり
Galaxy S IIIのOLEDはサムスンが自社で製造するパネルであり、RGB方式、ペンタイル配列の解像度1280x720である。したがって解像度は幾分か間引かれている。
それでもなお液晶に対する明らかな優位性は、OLEDの広色域を生かした鮮烈な発色と黒の沈みにある

HCFR3.0を用いて、i1 Display PROにて測色した。なお、SC-03Eの画質モードはディスプレイの特性を生かした「標準」、一般的な色合いを再現した「ナチュラル」、その他「ダイナミック」、「フィルム」が用意され、標準とナチュラルで検証。

画面モード:標準
gs3normalcs.jpg

画面モード:ナチュラル
gs3naturalcs.jpg

標準モードはとにかく広色域だ。sRGBをフルカバーし、高い彩度だ。
発光しているかような緑や青、血の様な赤。鮮烈な発色である。それでいて、黒がしっかりと沈んでいるため、アニメを映せば驚異的なコントラストで異次元の発色が体感可能だ。
ナチュラルモードではぐっと色域が狭まり、純色はsRGBに近くなる。

なおデメリットもはっきりしており、両モードにおいて
・色のバラつきが酷い
・ホワイトバランスが大きくずれている

ことは共通している。

以前Galaxy S2で白が黄身がかっていると批評したが、その傾向は弱くはなったものの今も残っている。S2の色域はほぼ同一だが、ホワイトバランスの特性はS3になって多少改善している。純色はSamsung 有機ELの素の特性と思われる

GS2の画面モード標準時の色域:
gs2naturalcs.jpg

ちなみに、Galaxy Note IIのディスプレイは色温度が高く、青みがかっている。ホワイトバランスはパネルではなく本体でのチューニングのため、機種に依存すると思われる。

画面モード:ナチュラルでのガンマ値
gs3normalgamma.jpg

当然ガンマカーブも滅茶苦茶だ。
原色に忠実な色合いや滑らかなグラデーションを求めるなら、全く実用にならない。(sRGBを基準にすると、50%saturationで飽和だ)

OLEDは初代Galaxy~Siiにかけて輝度の変化によるバランスの悪さが目立っていたが、近年は改善し、その問題はほとんどみられなくなっている。次に改善すべきはホワイトバランスであろう。

■画質:黒の沈みは液晶に対し圧倒的優位性
黒の沈み、これは液晶と比較して別次元だ。
部屋を暗室にしても、僅かな浮きが視認できるくらいで、BRAVIA XR1の全黒表示状態と比較しても遜色ない。
パネルのムラはほとんど無いが、製造上出来たと思われる丸い斑跡(ダークスポット)が暗所で全画面を黒にした際に確認できた。

定性的な話となるが、実際に使って感じたOLEDのメリットは「目の疲れにくさ」である。
液晶は視野角による画質変化も大きい。また、画面のフレームレートが高ければ高いほど、スクロール時の残像は視認しやすくなり、目の負担となる。
OLEDでは特に残像の発生がほとんど抑えられていることで、目の疲れにくさが実現されているように思う。
OLEDのメリハリありすぎる画質は好みが別れると思うが、彩度の高さや目の疲れにくさに魅力を感じるならば、OLEDを選択する価値は大いにあると思う。

・保護フィルムは光沢を推奨……その理由は目の疲れにくさ
保護フィルムにはSGPの曲面光沢フィルム、カーブドクリスタルを貼った。
透過率が高く、画質の劣化は認識できる程に無い、傷が付きやすいのが難点だが、消去法的に本製品をオススメしたい。
曲面部分も綺麗に貼りたいのであれば、本製品一択だ。

なお、スマホ保護フィルムを選択する際のノングレア、グレアの選択では、私はグレア(光沢)タイプをオススメすることにしている。
その理由は、ノングレアタイプでは画面に油膜感が出てしまい、光沢フィルムの映り込み以上に、眼が疲れる要因となりうるからだ。
PC用ノングレア液晶では表面処理の関係でギラギラとした油膜感を感じてしまう地雷モデルが多く存在するが、光沢パネルの上で光を拡散してノングレアにする保護フィルムも同様に、ギラついてしまう傾向にある。


■動画再生: 制限はあるが、tsファイルの動画再生は可能
鉄板アプリのMX動画プレイヤーを用いて、動画再生能力を検証した。MX動画プレイヤーでの検証を採用した理由は多くの動画フォーマットに対応し、軽快な動作で、設定が明快だからだ。

MX動画プレイヤーでの再生方法は、純粋にCPUパワーが要求されるS/W(ソフトウェア)デコード、再生支援により低負荷で動画再生可能なH/W(ハードウェア)デコードに別れる。H/W+というデコードも存在するが、S/Wと動作が変わりなかったため、記載は省略する。

SC-03Eでは、地デジソースであればPT2で録画したtsファイルのインターレース解除再生がほぼ可能である。
GalaxyのExynos 4 QuadはMPEG2ハードウェア再生支援には対応していないため、ソフトウェアによるデコード処理となるが、地デジソースであればインタレ解除した上でコマ落ち無しで再生が可能だ。一方、BS放送等のレートの高い動画は、次第に音ズレが発生する。
なお、Tegra3搭載のNexus7では、ハードウェア再生が可能だがシークが出来なくなる。S/W再生では設定に関わらずインターレース解除が効かず実用にならなかった。

H.264/MPEG4 AVCの動画はハードウェア再生支援によりほとんどの動画を軽快に再生できる。(ソフトウェアデコードでは遅れはしないものの、フレームレートが出ない)
ただし、色深度32bit設定ではH.264@1920x1080で再生支援が効いてもコマ落ちが発生する。

60fの平均30Mbps程度の動画では、後半の重くなる箇所で音がブツ切れになり、映像が暗転、ハードウェア再生支援の限界が見えた形となった。Galaxy S IIの時は再生開始段階で映像が止まったので、進歩はしている。BDからリッピングしたm2tsファイル(MPEG4 AVC@24f)は再生支援が効かず、ソフトウェアデコードでレートが40MB/sを超えた箇所でコマ落ちした。

実用はハードウェア支援下でのH.264再生が現実的であろう。


■通信速度: ひとまずレイテンシの少なさは評価
ネット環境は劇的に改善。
docomoの良さは3G回線でもレイテンシが少なく、速度も出る点だろう。LTEのレイテンシも二桁台で安定しており、充分に早いと感じる。
ただし、地下鉄等では回線速度が極端に遅くなる時があったり、3Gとの切り替えに時間がかかる。LTE受信により電池消費もかなり早い。
メール機能もソフトバンクに比べ劣化した。アプリが糞なのと、表示方式に慣れていないためだ。
SPモードメールアプリは無駄に動作アニメーションも多く、モッサリイライラ。CommuniCaseというソフトはこれらの不満が幾分か解消されており、docomoメールはこちらで使用している。
iPhoneではMMSを常用していたため、通常のメール形式に戻ると、会話形式のスタイルが見やすかったと実感。LINEが流行った理由の一つには、キャリアを問わず会話表示の実現が簡易に出来ることにあったのではないだろうか。


■バッテリー: 1日持たせるためには対策が必要
バッテリー消費は早い。ディスプレイ以外の対策を施さない状態では半日で電池が切れる。
対策として、ディスプレイのバックライトを最低(自動はオン)にして、電話帳やgoogle同期設定を無効に。長時間使用しない際に機内モードにするのが一番効果的だが、電話やメールが一切受け取れなくなるという諸刃の刃。


■総評: OLEDにメリットを感じるならばGALAXYシリーズは良い選択肢
スペックについては他の機種も同等となってきているため、
GALAXYシリーズを選択する理由はOLEDのみと考えても良いだろう。
ネットでは不評を見かけることも多い有機ELだが、私的には眼の疲れが減り、鮮烈な発色を日々堪能出来、満足度が高いものである。ただし強い癖があるため、そのメリット、デメリットを把握した上で使うことが重要だと考える。
LumiLiaは環境光の強い影響を受けるモバイル環境においてさほど正しい色の基準を求めないし、広色域が好みなのでOLED一択である。
広色域で表示するアニメの美しさは素晴らしいものだ。ペンタイル配列についても、HD以前と比べると解像度が向上していることでかなり見分けが付き辛くなっている。気になる人は店頭で見てみることをオススメする。

Samsungは今後生産ラインを白色OLEDに移行していくと考えられる、2,3年後には現在のような変態広色域OLEDは見れなくなるかもしれない。
3月中旬に発表となったGalaxy S IVはフルHDを実現し、、さらに魅力が増している。白色点が正しくなっているかどうかもチェックポイントだ。チューニングに力を入れる、もしくはソフト側で色補正できるようにする等の発色を考慮をして欲しいと感じる。


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