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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語 感想

2012年10月11日 00:04

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週末に豊洲で劇場版前編を視聴してきたので、雑感。

・総集編ながら、各所に手が加えられており、満足度が高い。
・デジタルシネマ上映でポジティブサプライズ。フリッカーが一切なく、解像度が高かった。都内映画館筆頭がバルト9だったことが大きかったか。
・ただし、シーンによって解像度は大きく異なった。
・サラウンド感もシーンによって感じられる。序盤の教室での話し声や、さやかと杏子の戦闘でまどかの背後から武器のぶつかり合う音がするなど。
・観客は男性率95%。家族連れなどは一切いなかった。

・背景が豪華に。校内のガラス比率が増していたり、屋上や街並みがヨーロッパっぽくなっていたり。考えてみれば舞台は日本とは限らないよな?
同じ車が何台も並んでいるようなシャフト空間がなくなり、自然になったともいえる。
・イヌカレー空間はさらにパワーアップ。ただし、5話の魔女は浮遊感が少なくなった印象。
・ボリュームは130分弱とたっぷり。逆にここまでやったということは後半の追加に期待してよいのか?
・変身シーンがヌルヌル動いていた。
・OPルミナスがネタバレ全開。
・ED Magia-quattro- ストリングスが前に出たアレンジでよろしい。
・後編の予告等はなし。
・あくまで前編の総集編で、ぶっ飛ぶようなサプライズはなし。

改めてシナリオを見て。
・まどかのうじうじする描写がオンエア版に比べ減った印象。むしろ泣きや同情等、感情を積極的に表現するようになった。
・魔法少女になる姿勢に極めて慎重かつ、その危険度を探る機会を得ようとするまどかの行動は、ある種非常に賢いように思える。
・QB殺害後、感極まってまどかに泣き崩れるほむら。間も無くまどかが去り、QBが再び姿を表すと平然とした顔で立ち上がるほむらの姿を見て、おもわず「計算高い!?」と思った管理人。
・もしもさやかちゃんが…通常時指輪になっているソウルジェムが破損するケースは手が失われる以外に現実的でなく、QBによる魂の分離という行為を効率的なものだと捉え、宣言を受けてひとみの告白に先じ、杏子の提案を受けて上條さんを半身不随にするような娘だったら……という話をしていたら、それはもう少女じゃないという結論。何度見ても不器用であり、そこが悲劇的だ。
・さやかちゃん「奇跡も、魔法もあるんだよ」→ゾンビ発覚→上條奪われる→魔女化→Magiaの流れは素晴らしい。絶望感半端なさすぎて救われる気が全くしない。

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・最後に。色紙の満足度が予想以上に、非常に高かった。



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