2010年07月28日 21:41
東芝より、3Dに対応した新型REGZAが発表された。
東芝、3D対応/240Hz駆動の「REGZA ZG1」シリーズ
東芝、3D/240Hz対応の第2世代CELL REGZA 2シリーズ
東芝、3D対応/240Hz駆動の「REGZA ZG1」シリーズ
東芝、3D/240Hz対応の第2世代CELL REGZA 2シリーズ
存在に意義のある第二世代CELL REGZA
「CELL REGZAのコンセプトを徐々に低価格帯に投入していく」と昨年発表していた通り、X2の下位モデルとしてXEシリーズが投入された。
違いはXE2のLEDバックライトがエッジライトになっていること。その他の性能が同じと言えど、この価格帯まで投資をするなら、X2を選択することが賢明だろう。
なお、バックライト方式だが、X2の側面が非常に薄型になっていることから、直下型LEDではあるものの、導光板を用いたタンデム式であることが推測できる。
LEDの数が減少したことも含めると、X1と比べバックライトそのものでは画質の優位性を確保することは難しいと思われる。
これらのLEDの変更は初代CELL REGZAからコスト削減を図ったもの捉えるのが妥当だろう。
しかし、管理人的には、往年のソニーQUALIAのように、現東芝REGZAフラッグシップとして、孤高のモデルが存在し続けることに評価したい。メーカーの持ちうる全ての機能を投入し、妥協を許さないクオリティに仕上がっている。
あと気になる点と言えば、「操作性」だろう。
X1のノロノロモッサリ具合は初代だからこそ許された(?)もの。改善していなければ、大きなマイナスポイントとなるだろう。
続いてF1、ZG1も含め新たに目についた点について触れていこう。

デザイン性が向上
RE1からが顕著だが、REGZAがスタイリッシュなデザインを採用し始めた。
特に今モデルから薄型を前面に押し出したデザインとなった。
F1シリーズはスタンド部がヘアライン加工、枠もシンプルなデザインで管理人は非常にポジティブに見ている。
側面から見るとサムスンのTVに似ている…なんて言うのはナンセンスだろうが、おそらく意識したのだろう。
東芝の4倍速はモーションフローを超えるか
REGZAもついに240hz駆動を搭載した。見ればわかると思うが、なんとも「ハイスピードクリア4倍速」の説明がソニーと似ている。ワイドエリア補完はIBリダクションと同等機能と言ってよいだろう。
管理人一番の注目点はフィルムモードで、本機能がモーションフローのような強いフレーム補完が可能かどうかだ。
フィルムモードは従来から搭載されていたが、モーションフローのような強いヌルヌル感は得られなかった。しかし、今回240hzになったことで、本機能がチューニングされた可能性は充分にあると考える。
ただ、HPには「動きのなめらかさと映画ならではの質感」との記載があるため、その存在は疑問だが、もし仮にあるとすれば、管理人の評価は大きく上昇するだろう。(というか、今後はREGZAを薦めるだろう)

魅力を一層増したREGZAと、技術熟成の課題
3Dも搭載したREGZAの魅力、それはバランスの良さだ。他のメーカーが悉くグレアになったことでパネル面の条件は同じになり、東芝お得意の映像補正機能やUSB録画だけでなく、3D変換や4倍速を搭載したことで他メーカーの良さを併せ持つモデルになったと言っても良いだろう。
他方、現状のREGZAに必要なのは画質のチューニングとさらなるこだわりの機能だと考える。
画質のチューニングとは、エッジライトLEDのエリア駆動やバックライトスキャンの調整である。
こだわりの機能とは、例えばBRAVIAに搭載されているDLNA使用の際、マジックパケットを飛ばす機能等だ。
実機の視聴が非常に楽しみである。
余談:東芝のギアチェンジ REGZAブルーレイ
東芝、RD-X10などBDレコーダ「REGZAブルーレイ」
ようやく東芝が本腰を入れたブルーレイ録画機を投入した。ハイエンドモデルRD-X10は再びAVマニアの厳しい視線の中に晒されるだろう。高画質・高音質機能ではBW200とまともに渡りあう仕様で、インターフェースはCELL REGZA譲りのものとなり、安心感がある。面白い点はREGZAでHDD録画したデータをレコーダにダビングし、BDに焼ける点だ。記録メディアにこだわる人には受けるだろう。
ただ懸念を挙げれば、やはりREGZAの強みとするHDD録画機能との共食いである。ソニーでもなく、パナソニックでもなく、東芝が選ばれるべき強みを持たなければ、シェアを取ることは難しいだろうと思う。
「CELL REGZAのコンセプトを徐々に低価格帯に投入していく」と昨年発表していた通り、X2の下位モデルとしてXEシリーズが投入された。
違いはXE2のLEDバックライトがエッジライトになっていること。その他の性能が同じと言えど、この価格帯まで投資をするなら、X2を選択することが賢明だろう。
なお、バックライト方式だが、X2の側面が非常に薄型になっていることから、直下型LEDではあるものの、導光板を用いたタンデム式であることが推測できる。
LEDの数が減少したことも含めると、X1と比べバックライトそのものでは画質の優位性を確保することは難しいと思われる。
これらのLEDの変更は初代CELL REGZAからコスト削減を図ったもの捉えるのが妥当だろう。
しかし、管理人的には、往年のソニーQUALIAのように、現東芝REGZAフラッグシップとして、孤高のモデルが存在し続けることに評価したい。メーカーの持ちうる全ての機能を投入し、妥協を許さないクオリティに仕上がっている。
あと気になる点と言えば、「操作性」だろう。
X1のノロノロモッサリ具合は初代だからこそ許された(?)もの。改善していなければ、大きなマイナスポイントとなるだろう。
続いてF1、ZG1も含め新たに目についた点について触れていこう。

デザイン性が向上
RE1からが顕著だが、REGZAがスタイリッシュなデザインを採用し始めた。
特に今モデルから薄型を前面に押し出したデザインとなった。
F1シリーズはスタンド部がヘアライン加工、枠もシンプルなデザインで管理人は非常にポジティブに見ている。
側面から見るとサムスンのTVに似ている…なんて言うのはナンセンスだろうが、おそらく意識したのだろう。
東芝の4倍速はモーションフローを超えるか
REGZAもついに240hz駆動を搭載した。見ればわかると思うが、なんとも「ハイスピードクリア4倍速」の説明がソニーと似ている。ワイドエリア補完はIBリダクションと同等機能と言ってよいだろう。
管理人一番の注目点はフィルムモードで、本機能がモーションフローのような強いフレーム補完が可能かどうかだ。
フィルムモードは従来から搭載されていたが、モーションフローのような強いヌルヌル感は得られなかった。しかし、今回240hzになったことで、本機能がチューニングされた可能性は充分にあると考える。
ただ、HPには「動きのなめらかさと映画ならではの質感」との記載があるため、その存在は疑問だが、もし仮にあるとすれば、管理人の評価は大きく上昇するだろう。(というか、今後はREGZAを薦めるだろう)

魅力を一層増したREGZAと、技術熟成の課題
3Dも搭載したREGZAの魅力、それはバランスの良さだ。他のメーカーが悉くグレアになったことでパネル面の条件は同じになり、東芝お得意の映像補正機能やUSB録画だけでなく、3D変換や4倍速を搭載したことで他メーカーの良さを併せ持つモデルになったと言っても良いだろう。
他方、現状のREGZAに必要なのは画質のチューニングとさらなるこだわりの機能だと考える。
画質のチューニングとは、エッジライトLEDのエリア駆動やバックライトスキャンの調整である。
こだわりの機能とは、例えばBRAVIAに搭載されているDLNA使用の際、マジックパケットを飛ばす機能等だ。
実機の視聴が非常に楽しみである。
余談:東芝のギアチェンジ REGZAブルーレイ
東芝、RD-X10などBDレコーダ「REGZAブルーレイ」
ようやく東芝が本腰を入れたブルーレイ録画機を投入した。ハイエンドモデルRD-X10は再びAVマニアの厳しい視線の中に晒されるだろう。高画質・高音質機能ではBW200とまともに渡りあう仕様で、インターフェースはCELL REGZA譲りのものとなり、安心感がある。面白い点はREGZAでHDD録画したデータをレコーダにダビングし、BDに焼ける点だ。記録メディアにこだわる人には受けるだろう。
ただ懸念を挙げれば、やはりREGZAの強みとするHDD録画機能との共食いである。ソニーでもなく、パナソニックでもなく、東芝が選ばれるべき強みを持たなければ、シェアを取ることは難しいだろうと思う。
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