スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

24P動画に対するテレビ各社のフレーム補間機能比較

2010年05月09日 23:00

フレーム補間については前回記事(→モーションフローは高画質化の機能として、もっと評価されるべき)でお伝えした通りだが、24Pソースに対する映像の加工については、各社設計思想が異なる。
今回は店頭で流れている24Pソースを元に、各社の違いを検証してきた。

パナソニックはハリウッド画質を目指していたこともあるせいか、一切フレーム補間機能は用意しない。
VT2に存在するのも24Pをそのまま表示する機能のみ。潔いが、これはこれでアリだ。

REGZAでは昔からオートファインシネマという倍速モードでスムーズ設定が存在する。……が、動きが極度にゆっくりなときに若干のヌルヌル感を感じる程度で、ほとんど違いがわからない。「フレーム補完による高画質化」という見方は厳しいだろうと思う。Wスキャン倍速があったように、東芝は、元の質感を大事にしているのだろう。

日立。プラズマでありながらも、なめらかシネマというフレーム補間機能が存在し、フレームクリエーションの設定からスムーズを選択することで有効に出来る。動きのゆっくりな対象において効果は絶大でヌルヌルになるのだが、画面が素早く動いた時は突如ガタガタになる。
ここで問題なのは画面の中の物体がゆっくり動いていたものがだんだん早く動くようになる際(物体が後ろから前に近づいてくるシーン等)、あるところから突然ガタガタの動きになるので違和感がある。正直使い物にならないといってよい。

シャープ。こちらはフィルムモードの設定をアドバンスド(強)にすることでヌルヌル感を得ることが出来る。
ただ、BRAVIAと違って破綻が少ないのが特徴で、アルゴリズムが違うのか、ヌルヌル感が違う。カメラのパンもヌルヌルになるし、画面内の小さな物体の動きが特にスムーズになる印象。ソニーとの一番の違いは画面内で複数の物が動いた時の補完具合だろうか。縦横斜めどれかのベクトルに対する補完が弱いのかもしれない。

そしてソニー。日立、シャープと来て最後に見たのだが、「おお!これだよこれ!」と思わせるヌルヌル感を表現してくれるのはやはりモーションフローだった。画面全体がスムーズに動く様は明らかに異常。頭一つ抜けている。

ヌルヌル具合を定性的な優劣で付ければ、こんな感じだ。
ソニー>>>シャープ>>日立>東芝>パナ
当然だが、ヌルヌルが多いほどエラーが目立つ傾向がある。

結果的にモーションフローの優秀さを再確認する結果となったが、フレーム補間はもはやモーションフロ-の独壇場ではない。その優位性が奪われたとき、現状のままならソニーは終焉の時だろう。


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://lumilia.blog73.fc2.com/tb.php/451-497a80f0
    この記事へのトラックバック


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。