2010年02月12日 01:19
今更ですが、CES及び1月に発表されたBRAVIA EXシリーズを振りかえってみましょう。
■BRAVIA EXシリーズはミドルレンジとして良い印象
ソニー、LED搭載の薄型液晶テレビ「BRAVIA EX700」 - AV Watch
ソニー、40型フルHDで実売13万円の「BRAVIA EX500」「EX300」 - AV Watch
LEDだけじゃない、ソニーが「BRAVIA」新製品3シリーズを発表 - IT media
今回はCESで発表された海外モデルと同等の名称が使われている点が特徴。ラインナップの数は海外より大幅に少なくなりそう。
・白色エッジライトLED(EX700)
・モーションフロー搭載(EX700)
・フルHD(EX700)
・BRAVIAエンジン3(EX700)
・DLNA AVC再生対応
・全モデルHDMI4ポート搭載
こちらはミドルレンジながら、よく出来ている印象を受けますね。全モデルにHDMI4ポートも積んだのは凄い。理解されなそうだけれど。
強いて気になる点を言えばエッジライト方式のため、32EX700の枠が太く感じること、それにリモコンが赤外線になっていることでしょうか。
管理人はハイエンドを見ているので本機種はスルーですが、CPは非常に高そうです。
■RGB-LEDは消えてしまうのか
なお、LEDバックライト方式の最近の流れは、この辺もみると非常に分かりやすいです。
CESに見た液晶関連最新技術 - AV Watch
要点を抽出すると、
・バックライト方式には、直下型と導光型(エッジライト)が存在する
・光源には白色、RGBの2種類が存在する。
ただ、上の記事は昔の記事で情報が古いので付けくわえると、エリア駆動はエッジライトLEDでも可能になりました。(どうやら導光板を分割しているようです)
ただ、画質は直下型がエッジライト型に比べ分があります。エッジライト型のメリットは薄いということですが、正直薄くなくてもいいと思うのは管理人だけではないはず…。
なお、きちんとした色を出すという意味で、RGB LEDの方が良いのでは?という印象を受けますが、技術面からはそうでもない流れが広まっている模様です。
~前述のようにRGB-LED方式は、いまや韓国勢の製品には採用されない方向となり、いつのまにか白色LEDを採用しながらも広色域をアピールするようになってきた。それだけ白色LEDの光特性の改善やカラーフィルタの白色LEDへの最適化技術などが進んだのだろう。~確かに…と感じる点をいえば、ソニーのトリルミナスは飛びぬけた発色性能を持っているものの、以前トリルミナス採用PCモニタを出した時に経年劣化が問題になっていたことや、XR1の1ドットがRx1,Gx2,Bx1で構成されていることからも安定して駆動させることの難しさが伺えます。
■XBR12はどこへ消えた?
今年に入って発表されたBRAVIAの国内新機種は今のところEXシリーズのみ。
あれ?リークしていたXBR12は?
そもそもXRやXシリーズの後継機はないのか?
またそれはどんなものなのか気になる方も多いと思いますが、CESで発表された機種から大方類推が出来そうです。
CESで発表されたモデルは、2chに貼られたまとめ画像が非常にわかりやすい。
ソース元はこちらです。
Sony’s Bravia LED LCD HDTV Lineup: 3D, Wi-Fi Abounds - gizmodo.com
特徴的な部分は以下。
・モノリシックデザイン…表示面をフラット化し、パネルと枠が一体化したように見えるデザインコンセプト。NX,HX,LX全シリーズ対応
・OptiContrast panel…表示面とガラスの間に樹脂を詰めて画質を向上させたもの。採用機種LX900、HX900。
モノリシックデザインは、フローティングデザインに代わってソニーが造った新しいデザインですね。ソニーらしさが溢れている。グレアだけは勘弁してほしい所。(米国発売モデルはグレア、ハーフグレアで選択が可能となっている)
続くOptiContrast Panelは今までになかったタイプの技術かもしれない。浮いているような、特殊な見え方をするそうなので国内で出た時に注目ですね。
さて、ソニーが自社で開発してきたLED技術はトリルミナスという直下型RGB LED技術。
シャープ製UV2A+トリルミナスが搭載されたモデル、リークではXBR12となっており、このモデルが出ることが理想ですが、これが今回の機種に含まれていたかはまだわかりません。
HX900に採用されたDynamic LEDがどうやら直下型方式のようだが、W-LEDなのかRGB-LEDなのかわからず。
仮にHX900がRGB-LED、トリルミナスでなかったとするなら、個人的にはかなりガッカリ。下手すればXR1の方が良かったなんて結果になりかねない。
ひとまず管理人はHX900に注目。今後に期待するばかりです。
■BRAVIA EXシリーズはミドルレンジとして良い印象
ソニー、LED搭載の薄型液晶テレビ「BRAVIA EX700」 - AV Watch
ソニー、40型フルHDで実売13万円の「BRAVIA EX500」「EX300」 - AV Watch
LEDだけじゃない、ソニーが「BRAVIA」新製品3シリーズを発表 - IT media
今回はCESで発表された海外モデルと同等の名称が使われている点が特徴。ラインナップの数は海外より大幅に少なくなりそう。
・白色エッジライトLED(EX700)
・モーションフロー搭載(EX700)
・フルHD(EX700)
・BRAVIAエンジン3(EX700)
・DLNA AVC再生対応
・全モデルHDMI4ポート搭載
こちらはミドルレンジながら、よく出来ている印象を受けますね。全モデルにHDMI4ポートも積んだのは凄い。理解されなそうだけれど。
強いて気になる点を言えばエッジライト方式のため、32EX700の枠が太く感じること、それにリモコンが赤外線になっていることでしょうか。
管理人はハイエンドを見ているので本機種はスルーですが、CPは非常に高そうです。
■RGB-LEDは消えてしまうのか
なお、LEDバックライト方式の最近の流れは、この辺もみると非常に分かりやすいです。
CESに見た液晶関連最新技術 - AV Watch
要点を抽出すると、
・バックライト方式には、直下型と導光型(エッジライト)が存在する
・光源には白色、RGBの2種類が存在する。
ただ、上の記事は昔の記事で情報が古いので付けくわえると、エリア駆動はエッジライトLEDでも可能になりました。(どうやら導光板を分割しているようです)
ただ、画質は直下型がエッジライト型に比べ分があります。エッジライト型のメリットは薄いということですが、正直薄くなくてもいいと思うのは管理人だけではないはず…。
なお、きちんとした色を出すという意味で、RGB LEDの方が良いのでは?という印象を受けますが、技術面からはそうでもない流れが広まっている模様です。
~前述のようにRGB-LED方式は、いまや韓国勢の製品には採用されない方向となり、いつのまにか白色LEDを採用しながらも広色域をアピールするようになってきた。それだけ白色LEDの光特性の改善やカラーフィルタの白色LEDへの最適化技術などが進んだのだろう。~確かに…と感じる点をいえば、ソニーのトリルミナスは飛びぬけた発色性能を持っているものの、以前トリルミナス採用PCモニタを出した時に経年劣化が問題になっていたことや、XR1の1ドットがRx1,Gx2,Bx1で構成されていることからも安定して駆動させることの難しさが伺えます。
■XBR12はどこへ消えた?
今年に入って発表されたBRAVIAの国内新機種は今のところEXシリーズのみ。
あれ?リークしていたXBR12は?
そもそもXRやXシリーズの後継機はないのか?
またそれはどんなものなのか気になる方も多いと思いますが、CESで発表された機種から大方類推が出来そうです。
CESで発表されたモデルは、2chに貼られたまとめ画像が非常にわかりやすい。
888 名前:名無しさん┃】【┃Dolby[sage] 投稿日:2010/01/20(水) 22:14:08 ID:egpx1KE80
色が濃いところは発売未定。
斜線は日本でほぼ発売しないと言って良いと判断できるモノ。
ソース元はこちらです。
Sony’s Bravia LED LCD HDTV Lineup: 3D, Wi-Fi Abounds - gizmodo.com
特徴的な部分は以下。
・モノリシックデザイン…表示面をフラット化し、パネルと枠が一体化したように見えるデザインコンセプト。NX,HX,LX全シリーズ対応
・OptiContrast panel…表示面とガラスの間に樹脂を詰めて画質を向上させたもの。採用機種LX900、HX900。
モノリシックデザインは、フローティングデザインに代わってソニーが造った新しいデザインですね。ソニーらしさが溢れている。グレアだけは勘弁してほしい所。(米国発売モデルはグレア、ハーフグレアで選択が可能となっている)
続くOptiContrast Panelは今までになかったタイプの技術かもしれない。浮いているような、特殊な見え方をするそうなので国内で出た時に注目ですね。
さて、ソニーが自社で開発してきたLED技術はトリルミナスという直下型RGB LED技術。
シャープ製UV2A+トリルミナスが搭載されたモデル、リークではXBR12となっており、このモデルが出ることが理想ですが、これが今回の機種に含まれていたかはまだわかりません。
HX900に採用されたDynamic LEDがどうやら直下型方式のようだが、W-LEDなのかRGB-LEDなのかわからず。
仮にHX900がRGB-LED、トリルミナスでなかったとするなら、個人的にはかなりガッカリ。下手すればXR1の方が良かったなんて結果になりかねない。
ひとまず管理人はHX900に注目。今後に期待するばかりです。
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