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劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~ 感想

2009年12月03日 02:04

macrossf0001.jpg

先日噂の劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~を見きましたので、その感想をつらつらと書いてみようと思います。
若干ネタバレありです。
いきなり総評ですが、思ってたより良い出来だと感じました。
元々私は本編はながら見だったため深く内容を把握していなかったのものの、話が非常にコンパクトにまとまっていて充分理解が追いつきました。
サブタイトルが「イツワリノウタヒメ」という少々仰々しい名称になっていたのでてっきりシェリルが2人!?とか、ヒロインの姉妹が出てきて地位を奪われてしまう……みたいな内容を想像していたのだが、全くそんなことはありませんでした。見終わった後でも意味がわかりかねるタイトルでしたね。

一番心に残ったのは初めの方にあったシェリルのライブシーン。う、美しい。時計の歯車の3DCGが画面上に次々と展開される中、大変セクシーなシェリルを見ることが出来ました。おもわず外人AAのガッツポーズをとりたくなったぐらい。
作画もヌルヌル動いてました。こりゃあ、モーションエンハンサーをかけたらとんでもないことになりそうだ。

戦闘シーンの作画、3DCGは相変わらず圧巻もの。ここは劇場版だけあって大音量、臨場感と共に大変盛り上がれました。やはり、歌と共に展開される戦闘シーンはマクロスだけに許された聖域ですね。
話にツッコミ所はあれど、最後に出てきたマクロスクォーターのフォルムといい、砲撃シーンが格好良すぎて全て吹き飛びました。

いくつか個人的に目に付いたポイントを記せば、
・ランカが歩いているシーンが印象的な下り坂の路面電車の走る街並みが、春に滞在したサンフランシスコの景色そのままで「おお!」とおもわずテンションアップ。
・アルトがシェリルを殴った後、その直後に雨が降り始めたシーンが、心境の変化を表すアニメーションならではの表現だと感じた
・ランカの声を聞いていると不意に「(∪^ω^)アルトくぅーん」というAAが思い出されたり、けんぷファーの楓ボイスが脳内で再生されて吹きそうになる
こんな所でした。

そしてラストの予告。ほぉ、次回作ですか。こういうロボ物には通用するかどうかはわかりませんが、マクロスFはヒロインに対してしっかりした区切りは一切されていませんでしたよね。まだまだ絞り取ろうっていう魂胆が大変よく見えます。
まぁ、きっと見に行ってしまうんですけどね。

なお、今回見てきたのは新宿バルト9。
この劇場を選択した理由は比較的近場でスクリーンが大きく、かつ座席指定が可能だったから。今回はど真中を取らせて頂きました。池袋みたいな縦型シネマの糞環境は本当にやってられん。
400人収容ということで、それなりに期待して館内に入りましたが、実物を見るとスクリーンの大きさは案外普通。16:9なのでシネスコサイズのスクリーンも随分小さく感じられました。
映画本編の画質はBlu-ray版のマクロスと同程度でフィルム上映。つまり、あまり良くありません。
音響は声に対して効果音の音量が大きく、アンバランスかな?と感じられました。特に戦闘シーンは本物のライブさながらの爆音でした。100dbクラブへようこそ。
ch数も5?6ch+SWと、サラウンド感もそれなり。
日曜日にホームシアターの展示会で最新のプロジェクタと7.1サラウンドで色々聞いてきたのがまずかったのかもしれません(´・ω・`)ともあれ、これから見に行くなら豊洲、としまえん、新宿がオススメです。


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