2009年06月19日 02:50
18日の日経新聞に朝刊に、大手商社の有利子負債が長期化しているという記事が少し気になったので、メモ代わりに考察。(浅いので間違っている可能性アリ)
従来から商社の得意とする調達は金利が低い短期の借入であり、金利コストが増大する長期借入は一見得が少ないように思います。
しかし、リスクを定量化し、事業投資の可否を決定する商社にとっては金利が固定化された長期借入の方が将来予測がしやすく(逆に、金利に変動されやすい短期金利は目先の予想がしにくい)、また信頼性の高さからもある程度低金利の調達が可能だから、長期化へのシフトが進んでいるのだと思います。
銀行にとってはより稼げる長期の融資は万歳ですが、商社の借入が長期化することは、時代の流れがある気がします。本来なら、メーカーが長期借入、商社が短期借入の図を描くはずですから……。
より一層、上流下流に対して出資を行いバリューチェーンを構築する、商社のメーカー化が進んでいるのでしょう。
従来から商社の得意とする調達は金利が低い短期の借入であり、金利コストが増大する長期借入は一見得が少ないように思います。
しかし、リスクを定量化し、事業投資の可否を決定する商社にとっては金利が固定化された長期借入の方が将来予測がしやすく(逆に、金利に変動されやすい短期金利は目先の予想がしにくい)、また信頼性の高さからもある程度低金利の調達が可能だから、長期化へのシフトが進んでいるのだと思います。
銀行にとってはより稼げる長期の融資は万歳ですが、商社の借入が長期化することは、時代の流れがある気がします。本来なら、メーカーが長期借入、商社が短期借入の図を描くはずですから……。
より一層、上流下流に対して出資を行いバリューチェーンを構築する、商社のメーカー化が進んでいるのでしょう。
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