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C75総括

2008年12月31日 23:17

※ver.2更新完了

皆さんもお疲れ様でした。
今回は暖かく過ごしやすいコミケだったと思います。

イベントでの自分の行動を振り返りつつ、感じたことを書いていきたいと思う。



1日目:BaseOnに巻き込まれた
始発で出発。
まだ日も昇っていない中新豊洲駅前のテプコ豊洲ビルの電気が煌々と付いているのが記憶に残っている。

今回もチケ入場、ユニゾンシフトはいつも通り10分程で購入出来た。
ブースは今年度同社内のみで流行っていると思われるエコトレンドを反映し、装飾は最低限。売り子さんの計算は相変わらず遅い。のいぢは不在だった模様。

続いてBaseOn、恋姫無双ブース。いやはや予想外、超絶牛歩
並び始めたのが10:15で、購入出来たのが11:00。遅くとも40分には買えると予想していたが、おそらくオーダー1分当たり2人ぐらいのペースだったのでしょう。

売り子は2人で、いちいちあのデカい紙袋を後ろから出していたのだから、そりゃ時間がかかる。

プリマの考える牛歩販売メーカーの特徴
?商品ラインナップが多数存在していること
?グッズの大きさ、タイプがバラバラであること
?値段が3桁にわたって混在していること

コミケ糞販売の条件がこれでもかというほどに揃っていたことを考えれば当然の結果と言える。

最後にオーガスト。
ここの捌け具合は神懸かっている。値段設定のシンプルさ、ラインナップの少なさ、販売員のチームワークがこの早さを可能にしていると思う。

残った時間で機材、デモのチェックをしつつサントラを回収。CD系は人気がないので3日目と合わせてまったりと回れる。今回の無料配布は戯画のステッカーを回収。

TBSがCLANNADの帽子を配っていたが、家に持ち帰ってどうしろと?


2日目:充電
おやすみ。


3日目:富士壺まさかの3限
チケ組リターンズ。初番手は当然の如く富士壺。
今回お隣はカッタだったが、開場拍手の後、いつも通り15分規制のかかるカッタと速攻で販売が始まる富士壺が隣同士で並んでいるのは何とも面白い光景に思えた。
その後は知人に頼まれた本を買いに島を回りつつ、途中で企業ブースに立ち寄りpulltopの雑誌連動企画の袋を回収。
休憩を挟みつつ、14:00になった所で企業ブースへ移動し再びサントラ回収。ぶらぶらと回りつつ閉会の時間を迎えることになった。
コットンソフトのジャンケン大会は少し早めに行われていたようで15:30には終了となっていた。

近年の傾向として企業のポップを持ち帰る人が特に多くなったことが挙げられると思う。
特に、キャラのパネルならともかく、ブースの上部に付いている馬鹿でかい企業ロゴとか一体何に使うんだというものを貰って行く人が増えてきた。彼らには彼らなりの使い方があるのだろう。

なんだか自分の買うものは皆大手になってしまって、最近一次創作島を回るという本来の同人の楽しみを忘れてしまっているなぁ……


1日たって思うが30日が最終日で31日をフリーで迎えられるのはかなり心地よい。
来年もこのスケジュールでお願いしたいものだ。



ほかに気づいたことなど

■いつもより人は少なめ?
夏より人数が減った様に感じる。
……というより、初番手で富士壺機械へ行く人が少なめだった気がする。チケ列の位置があまり良くなかったにもかかわらず、3分で買うことが出来た。


■出会いの多かった1日目
トイレ行くので荷物を見てもらえますか、まったく見知らぬ人間と軽い会話を交わす……これはよくある。
しかし全く見知らぬ人間と語り合う、これはそうない。1日目はそんな早々ない出来事を1日に2度も経験した貴重な日である。
BaseOnを並んでいた際、後ろに並んでいた人━━━年は若く、おそらく大学生。チケ組でないのにこの位置は…………━━━ふとした拍子に会話が生まれた。
牛歩だとかそんな話題だ。そのまま会話のキャッチボールが巧く成立して、なぜ牛歩なのかを軽く語るキモい流れになった。
ブースがBaseOnだけに恋姫無双の話題に移り、そしてエロゲ業界から作品別の話題に移り、ErogameScapeの話を中心に盛り上がる展開になった。自分の周りを見るとErogameScapeを知っている人間は少ないし、エロゲを客観的に語れる人とはあまり会ったことがない。(そもそもたくさんプレイしている人がいない)
波長が合った。彼は完全にエロゲーマーだった。自分が作品に対して抱いている印象を相手の意見と比較することは視野を広げる上で有意義である、そういった価値観をお互い持っていたのか会話が盛り上がり、そのままオーガスト列でも共にし1時間半ほど語り合い、最後に連絡先を教え合って別れるという見事な出会いになった。

一方帰り、ゆりかもめでたまたま向かいに座っていた女の子と話をすることになった。
年はかなり若く、おそらく中学生。1人だったが、よくよく考えれば珍しい(友人と来てゆりかもめだから単身になったということも考えられるだろう)。
当初は会話が発生するとは露程にも思っていなかったのだが、たまたまデジカメで窓の外の景色を撮ろうとした際に、相手も全く同じことをしようと携帯電話を構えていて、目があった拍子に質問をされたことが会話のきっかけになった。
軽くイベントの話をしつつ、携帯電話の話題やら(携帯電話を2つ持っているのが気になったので質問をしてみた。今時の学生は携帯電話を複数持つのがスタンダードだという。)豊洲の将来性やら(三井不動産による開発が進んでいること、将来性が高いこと)色々な話をした。丁度夕焼けだった上にレインボーロードのイルミネーションが点灯していて、話題に花が咲いた。途中で家族に電話をかけていた。後から聞くと、上京組で、お兄ちゃん娘だった。
これが二次元だったら良いエロゲ設定であり、フラグだなぁ…などと思いつつ、きっとこういう良識的な人が将来的に購買層になればコミケの民度は保たれるだろう。そう思った。

終点に着いたところでお別れ。連絡先を聞くわけでもない、この先会うこともないであろう。実は場所的に後のルートも同じだったと思うが、スパッと切るのが潔いというもの。

時間にすればたったの15分ぐらいだろう。しかしその短い中で多くの話題が挙がった。
こういう見知らぬ人だからこそ交わせる価値観というのもある。日常生活ではなかなか出来ない、有意義な出会いだったと思う。



■企業ブース物販のクオリティが低下した?
企業の物販が全体的に単価が向上、もしくはグッズのクオリティが低下したように感じる。
身近な例ではユニゾンシフト。夏もエコと称したが今回も紙袋はかなりの小ささ。カレンダーは昨年と違いデフォルメ調で個人的には手抜きに見えてしょんぼり度アップというものだった。

また自分の周辺の反応を見ると、特に顕著だったのはオーガスト。
普段コミケセットを購入している知人がTシャツが含まれていないことを理由に購入を見送っていた。
不況の影響はここにも現われているのだろうか。


■提言(超個人的要望):カレンダーはもっと大きいものを
ざっと企業を見てこれは書かねばと思ったこと。今年のカレンダーは卓上型が多い
個人的に言えばB2サイズクラスのカレンダーが欲しい。昨年の冬はVisual ArtsがB2サイズのカレンダーを販売していたが、あのぐらいが理想だ。
今回大きいカレンダーを販売しているブースがなく、手に入らないという結果になった。

尤もこの提言の真意は別にある。我々は企業グッズの購入は複数ブランドを跨ぐ。
その際グッズがかぶることが非常に多い。グッズを実用する者にとって用途が被る物が複数あることは悩ましき問題だ。特にカレンダーならなおさらである。複数置くにしてもインテリア的に厳しいからである。
是非とも企業には他社が投入しそうなグッズのトレンドを読んで、被らないような商品を販売して貰いたい。



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