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08年秋期新アニメ感想

2008年10月10日 03:22

タイトル通り。
前期最後まで見続けたのがイタズラなkiss、コードギアス、マクロスF、恋姫無双という結果となった。
後ろ二つは半分超えたあたりで急激にモチベーションを下げつつもなんか走りきった感触。
主にリアルの影響で、時間的にも精神的にもキツい日々が続いているので癒されるアニメや現実を忘れさせてくれるようなノリの良いアニメがとても見やすい。イタキスは良い例だった。
したがって、今回のアニメレビューにもそういったバイアスがかかっていることを先に述べておきます。

気の向くままに書いていきます

※更新完了
一時記事が下書きになって見えなくなっておりました…

■あかね色に染まる坂  なんというベタ展開。今後デレるの?
原作未プレイ。事前エピソードだが、原作信者の友人が声優について紛糾していた。
第一話なので何とも言えないが、ベタだなぁ、と。

両親不在の設定といい、ヒロインを助ける、再会、キス、喧嘩、同棲という展開。

怒濤のベタ要素が一話の中に詰め込まれている。今後もベタ展開なのか。

ところで先行放送ということで、ニコニコ動画で見たわけだが、生放送実況が予想以上に楽しかった。
サイトオープンと同時に開いたのだが、1分たたずして視聴定員である10,000人を超えたのは驚いた。また、終了時のコメント数が100,000を超えていた。
この楽しさを見ると、ニコニコ動画の素晴らしさと将来性を感じる。
画質は…酷い。そもそもDVDソースってどうよw
MX、テレ玉はフルサイズ放送、画質も向上している。…でも、あれ?アスペクト比がおかしいぞ?


そして一日たって本放送を見たわけだが@CTC
画質が酷い
コンポジ感溢れるガタガタ画質。しかもフルサイズでない。

■とらドラ  ダークホース。第一話は評価高し
とか、るさいるさいとか、なグラとか、色々混ざってる…
かなり昔に原作を読み、そのまま本棚に積まれたまま触られることもなく内容も忘れてしまった作品。
J.C.STAFFであることからあまり期待はしていなかった。
が、予想に反し面白かった。笑いながら見ることが出来た。
以下の三点のバランスがうまく取れていたと思う。

・テンポが良い
・キャラの表情がコロコロと変わって生き生きとしていた
・巧くキャラクターが作りこまれていた

この類のアニメは展開が読めやすい。だからこそ退屈に感じてしまうことが多いのだが、とらドラの場合かなり早いスピードで展開が進んでいたため、程良く頭を回転させることが出来、テンポが良く感じられた。
キャラの表情が生き生きとしているのは作画の力が大きい。キャラデザにも違和感を感じなかった(むしろ好感触)。この水準を是非とも維持していってほしいと思う。

また、アニメらしさを感じることが出来たのも評価できるポイントだ。
ヒロインの取る行動はリアルなら病気クラスだったり、平然と住居の不法侵入していたり、ヒロインが普通に隣に棲んでいたり、両親は双方共に不在だったり…アニメでしか出来ない、ありえない要素が詰まっていて、それが凄く楽しい。

逆を言えば、テンポが悪くなったり、作画クオリティが落ちれば評価は一転する。
しかもあのJ.C.STAFFだ。三話以降の展開に注目だ。

追記だが、二話を見て上記のことを再確認した。
OPがものすごいツボだ。今までにない曲調だと思う。プレパラート♪

画質はボケ気味。

■ヒャッコ  勿体無いHD
とらドラとは打って変わって、うん、駄目だ、自分には合わないようだ。
展開が、演出がつまらなく感じてしまう。

そしていい加減気づいたが、自分は平野綾の声ともマッチしないようだ。
普段から声優は意識しないようにしているのだが、先程あかね色で聞いた声と全く同じでさすがに違和感を覚えた。
釘の方がよっぽど声質や雰囲気の差別化が出来ていると思う。

画質はHDだが、解像度はイマイチ。マクロスFと同等ぐらい。


■ロザリオとバンパイア CAPU2  等身高いよ!
前期は早々と切ったが、それを承知で敢えて視聴。
画質は相変わらずの真HD。今のところ一番高画質でパンツがたくさん見れるアニメだろう。
それだけ。
EDがよく動いている。ロトスコープ…なの?技術には詳しくないからよくわからないが、アップシーンばかりなのであまりインパクトがない。


■夜桜カルテット   …デジャヴ 
TBSお得意サイドカットタイム!!
さっそく萎えた。MBSは高画質だし、諸作品が面白い。それに比べて…ごほん。
前情報が全くなかったのでバンドみたいな演奏系のストーリーかと思っていたらバトル物なのね。

物語の舞台は妖怪と人間が共存する町妖怪は特殊な能力を備えている
本日のやられ役はトリガーハッピー
…キーワード拾うと、どう考えても『あやかしびと』が思い浮かぶよね?


■CLANNAD After Story  これでしばらくはやっていける…
期待も何も、この作品を心の支えに年末を乗り切ろうという心持ち。
OPからLiaの歌声とメロディーの良さ、映像の美麗さに酔いしれた。電子系の音色がバックで乗っているのが良い。
まったりと楽しませていただきました。

画質は…サイドカットタイム持続。両脇に映る映像を思い描きながら視聴していた。


■屍姫 赫  上場初値が公募価格を大幅に下回った感じ
ガイナックスだから若干期待していたのだが…メインキャラ2人の声が棒読みで酷い。視聴に支障をきたす程である。
スクエニの陰謀だろう。見ているだけで人生のロスな気がするよ。


■黒執事  その執事、○○
…○○に変なワードを当て嵌めた同人誌が絶対出そうだな。うん。
執事最強アニメ。
画質はHD。MBSは姿勢が優秀。


■鉄のラインバレル  痛々しい…つ、釣られないぞ
頭の悪い奴が最強の力を手に入れちゃったら…という割と現実的な、ありそうでなかった設定。
でも、こんなわけのわからないアニメに13話付き合う気は起きません。


■まかでみ・WAっしょい  である。である。である。である。
…これはやばい、見続けたら脳が侵食されそうだ。そもそも、予告番宣の「はっじまーるはっじまーるはっじまーるはっじまーる」ですでにやばい雰囲気を感じ取っていた。
俺はなんてアニメを見てしまったんだ…

OP詐欺という言葉がある。そもそもオープニングとは毎話必ず放送される重要なもので、作品の象徴とも言えるべきものなのだから、OPを見るだけでこの作品がどういうものなのかが認識できる、いわば作品を短く要約したようなものであるべきなのだ。(例外多数あり、突っ込みは受け付けません)
この作品のOPはというと、もうわけがわからない。カオス。が、本編を見て納得。作品のテイストを如実に表現したOPだと思う。
「わっしょいわっしょい」と音頭を取ったのも新しいと感じた。

またカオスと一括りにしてはいけないと感じたのは強烈なB級臭さだろう。ラノベ臭全開というか、でもこれはおそらく意図的にやっているのではと思う。…そうだよね?
話に圧倒されて忘れかけていたが、作画は悪くない。特に建物が砕けて飛び散る破片の描写が結構きちんと書かれていた。でもこれが継続できるか?テンポにも不安が残る。ZEXCSだしね。
…ここまで書きましたが今後見ることはないでしょう。


■ケメコデラックス!  なんというカオスヨメ。
カオス…「OPがわっしょい」「話がカオス」という意味でまかでみわっしょいと似ている。が、個人的にはこちらの方が数段評価が高い。
ケメコのキモさが異質だ。見ていて疲れたのはなぜだろう。


■かんなぎ  貧乳、パッツンは凶悪
ナギ様(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
キャラクターがツボだ。
和んだ。キャラクターがとても細かく動いていて高評価。
OPのダンスも全身がきちんと描かれていて、踊っている雰囲気がよく出ている。
背景に対して人物が小さく描かれる演出が多用される、京アニチックな部分は監督の性質だろう。
なんにせよ、個人的にすごく萌えて和んだので視聴継続。


■とある魔術の禁書目録
私は貧乳が好きだ。この作品のキャラクターは貧乳率が高い。したがって、私はこの作品が好きである。

…OPはI've Sounds、川田まみ。相変わらずの良曲。格好いい。
全体を通してシャナ?臭がする。そんでもってJ.C.STAFF。期待は禁物だ。
今期同じスタジオ作品であるとらドラと比べると随分とテンポに違いがある。とらドラがハイスピードなのに対し、こちらはかなりのスローテンポだ。
ただし、今のところこのスローさはダウンサイドになっていないと思う。その理由として、舞台設定がとらドラに比べて複雑だからというのが挙げられるだろう。今後の戦闘がスローテンポだったら吹くが


■喰霊 -零-  全滅クールアニメ
最近妖怪を扱ったアニメが多い気がする…といいつつも、こういった現代的な設定が詰め込まれたものはなかなか珍しい気がする。
かなり退屈しながら見ていたのだが、最後の全滅には驚いた。今後も視聴継続するかはわからないが、二話は見たくなった。
あとOPっぽいテーマ曲使いすぎ。


■魍魎の匣  それは…ニキビ百合アニメでした
原作者は知っていても原作は未読。でも百合展開が始まった時は驚きました。
紡ぎだされるセリフがいかにも小説チックだった。
歯抜けになっているところがいい具合に考えさせられてくれて個人的には相性が良いと感じた。
画質はHD。


■カオスヘッド  タクのキモさが相変わらず神懸かっていて、素晴らしい
原作は発売日にプレイ。前半の高揚感から後半に入ってポカーンとしたのが懐かしい。
アニメでも展開や声的に全体的に漂うエロゲ臭がうまく生きていて良かった。

「これなんてエロゲ?」「惨事女」
キモさは落ちたものの、アニメでこの言葉を吐く主人公はタクが初めてに違いない!
今期の中でもかなりの高評価だ。

暗い部屋でテレビだけ付けて見ていただけあって余計不気味さが際立った。
この作品のステレオタイプすぎるオタクであるタクの言動、思考に感情移入できるかで大きく評価が分かれると思う。


■テイルズオブジアビス  ティアよりナタリアだろ…
原作未プレイ。もはや一般ゲームをプレイする余力はありません。

実にRPGらしい話の進み方で、今後も仲間が増えていくんだろうということが伺えた。
主人公の幼馴染の許嫁が今後報われてくれることを祈る。
画質はサンライズらしくHD。こういうスタジオが今後もっと増えてほしい。

■ef - a tale of melodies   千尋の出番はマダー
efが始まりの物語だとすると、こちらは終わりの物語。だからなのか、明るい内容の中に底知れぬ暗さが感じられた。
仮面の描写がいい感じに不気味で秀逸に感じた。




…さて今期はこんなところ。記載されていないアニメはスルーしたか足切りされたかのどちらか。
一通りまとめると以下のようになった。

【視聴継続予定】
★カオスヘッド
★とらドラ!
★CLANNAD
★かんなぎ
★とある魔術のインデックス
△あかね色に染まる坂
△魍魎の匣
△喰霊 -零-

作品のクオリティは総じて前期に比べて優秀であると思う。
特にとらドラ!がノリよし作画よしで今後も期待したい。
かんなぎはえちぃシーンを増やしてくれればおk
カオスヘッドは今後のよりカオスな展開に期待。
インデックスはどう減速していくのか気になる所だ。

以上。今期は見続けるのが割と多そうな気がする。


コメント

  1. トオリスガリ | URL | rYFVNS5g

    Re: 08年秋期新アニメ感想

    別にアンチじゃないんですけど、平野綾にこの手のキャラクター達は難しいと感じました。

  2. プリマ | URL | 3/2tU3w2

    Re: 08年秋期新アニメ感想

    こんばんは。
    あからさまに「作ったような声」に聞こえてしまうのが残念な点ですね。棒とはまた違った部分で耳につく。
    個人的には、取り繕わずにハルヒ節でいってほしいものです。

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