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ディスプレイのある風景 in C74 +企業ブースレポ

2008年09月03日 18:31

恒例の機材チェック。今回は特に目についた機材のメーカーを記載、また企業ブースの個人的なレポも含んでいます。
最近の業界の特徴として感じるのは、ゲームのクオリティは下がりながらも、デモムービーはなかなか良いものが増えていたり、各企業が差別化を図ろうと様々な試みに励んでいることだ。
それがコミケの企業ブースにおいてどのように出ているのかが、ポイントであった。

それではさっそく挙げていこう。

・萌人ソフト
PDP(メーカー不明) + Bose SP
アス比もきちんと正しい。

ここはBasilと合体していたのだが、それ散るが懐かしすぎる。
「適当に生きるな!」Tシャツを購入する知人。桜色のそれを着ればもはや信者にしか見えまい。


・QC
元タルト。1日目レポに購入時間を書いたが、ここの牛歩っぷりは凄かった。
スタッフは販売が2人、列整理に1人。完全にオーバーフローしていた。

機材は特になし。
パネルは白ベースで清潔感があった。


・ユニゾンシフト
チケで一番最初に行った企業。
C74のユニシフブースを一言で表せば、「エコ
これに尽きる。
なぜってとにかく紙が使われていないのだ。

一般的な企業ブースを挙げよう。
まずブースの周りはゲーム、企業をモチーフとしたパネルで埋まる。
そして販売ブースの内側は大抵ポスターなどが貼られて装飾される。中には巨大なタペストリーなどを飾るメーカーもある。

今回のユニシフは…装飾が外側天井のパネルとその下に飾られた商品リストだけなのだ。
では後ろの壁はというと?
真っ白ポスター1枚すら貼られていない。
なんというエコロジー。一体何が起こったのか?
で、注文をすると、CG集はディスク収録(ケースはプラスチック)、そして今回のバッグはビニール製。
とことん紙を減らした姿勢に再び吹く

ブースを改めて見渡すと、実にシンプル。個人的には寂しかった。
機材もなし。


・HOOK
ORIONの液晶テレビ。マイナー過ぎる…。


・LASS
YAMAHAスピーカー…とだけメモに記載してあった。記憶が曖昧なのだが、おそらく特記する点がここしかなかったのだろう。


・ABHOR
…一生懸命宣伝していたゲームが地雷だった場合ブランドはこの先大丈夫なのか


・Crossnet
BRAVIA KDL-40F1 + TANNNOY SP
まさかの豪華機材。ビジュアルも、オーディオもいい所を付いている。
そして画質も良い。メイプルカラーズ2のデモは素晴らしい。でも人が集まらない


・ぱじゃまソフト + Lilian
デモ機はAQUOSの65インチ。本体の性能は充分。
ティンクル☆くるせいだーすのムービーは16:9な上に、アニメーションを多様していて演出も際立つのでかなり見栄えが良い。
唯一の問題は、テレビの前に待機列があることだろう。じっくり見れません。


・あかべぇそふとつぅ
AQUOS 65型 + EV大型SP
クオリティは文句なし。
このデモの派手さと並ぶ人たちを見ていると「あかべぇはこんなにも大きくなっていたのか!」と感じてしまう。


・cuffs
BRAVIA Wシリーズ+ Yamaha YSP-1000
額縁デザインのBRAVIAと、なんとYSP-1000
1日目は電源が入っていなかったが、3日目に来るとしっかりデモが上映されていた。
しかし、サラウンド感はよくわからなかった。


・電撃家
NECリアプロ + Peavy大型SP
アニメーションのデモ機はまさかのリアプロ。人もかなり集まっていた


・Pulltopなど色々入ったブース(Willでいいのか)
PDP4台で1画面駆動 80インチ、両サイドAQUOS + JBL SP

画質は悪くとも映像機材のインパクトでぶっとび。これはすごい。
4台で駆動した際に、黒枠で見えない部分のところも考慮されて表示されていたのに驚いた。

pulltopの々々ラインは特に発表されず。


・Peas Soft
BRAVIA Xシリーズ
フローティングデザインが目を引く。F1には負けた気がするが豪華な機材。


・すのこたんのメーカー
TV無し + EClipse TD
こじんまりとした中で小さな視聴スペースが設けられていた。


・Augast
NEC PDP 65 + PEAVY大型
もはや恒例、相変わらずの大画面。
PEAVYの大型SPも相まって高揚するデモ。新作万歳。
人の集まり方が凄い。

・Leaf
オーガストのお隣、葉はこれまた大画面。
Tears to Tiaraのアニメ版ムービーを放映。サイドはスポットライトと粋な演出。
下にはスティックポスター用アクリルフレームが販促展示されていた。
ちなみに、ブースロゴが、「PLAYSTAION3」と同じフォントスタイルだった。力入れてますねぇ。

知人から聞いた話だが、1日目の物販がひどかったらしい。
彼は同じようにチケで入り、ニトロを30秒で買った後、葉に特攻したそうだがすでに数百人の待機列がスロープしたに伸びていたそうだ。スタッフは3人しかおらず、2人は列整理、1人がレジに打ち込んでいたという。
彼はみつみイラスト集を欲しがっていたのだが、結局売り切れ、買うことは出来なかった。
内輪では「次も来なくていい」という結論に至った。

ちなみにこれは私が実際に見たものだが、QC列で待機していた時に、みつみイラスト集を段ボールごと持っていた男を見た。初めだとしても限なしという措置は決してアップサイドにはならないだろう。


・littlewitch
機材は特になし。おや?


・フロントウイング
こちらもスペースが大幅に縮小。この会社の経営は大丈夫なのか


・ういんどみる
相変わらず大音量。カンパネラトレーラーのあのBGM。
帰りの電車まで耳に残ったぐらいです、えぇ。


・コミックハイ
なんと65インチはあろうかという富士通PDPデモ。
ここでの驚きは今までを顧みてのことだ。


・Alcot
バイデザインPDP復活!しかも前よりでかくなっているような気がします。
次回作はファンタジーものか…


・トイプラ
ここのぼった具合は半端じゃない。
大量に扱われている商品の中に昨年のコミケでユニゾンシフトのセットに入っていた雑音Tシャツが単品で販売されていた。余ったのはこちらに落ちてきているらしい。
機材は特に目立ったものなかったが、サーキュレーターでタペストリーを揺らすというのはなかなか面白いと感じた。


・ねこねこソフト
帰って来たねこねこ。なんとなくそんな気がしてました、えぇ。
ここも相変わらずのNEC PDPの大画面。いつものコミケ用のADVパートを延々と流していた。


・その他いつのものように環境保護募金が貼ってあるほか、UNEPの広告に目が付いた。もの凄く、
性欲だけで動いている僕らにとってこの禁欲フィールドはまさに脅威。

■まとめ
今回特に印象に残ったのはWill、そしてCrossnetコミックハイの3企業だ。
Willはディスプレイの数はもちろん、単なるマルチ画面でなく、連結駆動させていた点は評価できるポイントだ。SPもJBLというのがまた新鮮だった。
Crossnet。バランスという意味ではこのブースが圧倒的だった。BRAVIA F1という最近のモデルで画質も充分であり、スピーカーはタンノイとこれまた個性を出していた。
最後にコミックハイ。機材は全体と比較すればそこまですごくない。しかし、当ブログの企業ブースレポを過去2回分ほど読むとその素晴らしい進歩がお分かり頂けると思う。ここまでデモのレベルが上がってきたことは素直に称賛に値する。

そして今回リアプロが復活した。市場から消え去り、デモ機からも消え去ると思ったらそうでもないようだ。
今後も良いデモを見せてくれる企業に期待をしたい。


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