2006年08月01日 01:00
・アスペクト比固定拡大機能を搭載していない
・縦横比が4:3でない
双方ともに当てはまるディスプレイを使用している場合、エロゲ解像度を入力すると横長や縦長に表示されてしまいます。
しかし、GeForceシリーズはドライバ側でアスペクト比固定拡大の機能を備えており、この問題を解決出来ます。
・縦横比が4:3でない
双方ともに当てはまるディスプレイを使用している場合、エロゲ解像度を入力すると横長や縦長に表示されてしまいます。
しかし、GeForceシリーズはドライバ側でアスペクト比固定拡大の機能を備えており、この問題を解決出来ます。
この機能は、低解像度のデータをビデオカード側でディスプレイの解像度に拡大、スムージングして表示するという仕組みになっています。
たとえば、上の二点の条件を兼ねたSXGA(1280×1024)の液晶ディスプレイを使用して800×600のエロゲをフルスクリーンで起動すると、何もしていない場合は、以下のようになります。
800×600の画像が1280×1024の領域をフルに使って表示されるため、比率が5:4に表示なってしまい、通常より縦に細長く表示されてしまいます。
ディスプレイ側にアスペクト比固定拡大機能が搭載されていると、1280×960の領域を使って、4:3で表示されます。(上下に黒淵が出来る。)
GeForceのアスペクト比固定拡大機能を使用すると、以下のようになります。
あらかじめビデオカード側で拡大、スムージング処理を行い、アスペクト比を保持した上でディスプレイに合わせた解像度で出力するため、ディスプレイ側では入力後、 拡大などの処理をせずに表示することが出来ます。
他にもGeForceには「中央出力」という機能も備わっています。
これはビデオカード側でそのまま低解像度のデータを保ったまま、 ディスプレイの解像度に合わせて出力する機能です。
例えば、この機能を使用してUXGAのディスプレイで800×600のエロゲをフルスクリーンで起動すると、上下左右に黒淵が出来、映像は中央の800×600の領域にドットバイドット(※1)で表示されます。実質ウインドウモードでやっているのと同じになります。
通常は使わないでしょう(;´Д`)
・設定方法
この機能の設定画面の場所はドライバの新旧、または設定によって位置が変わります
■NVIDIA Control Panelを使用している場合
コントロールパネル>NVIDIA Control Panel>表示>外観>フラットパネルスケーリングの変更
NVIDIAスケーリングの使用 → アスペクト比可変拡大(※2)
固定された縦横比のNVIDIAスケーリングを使用する → アスパクト比固定拡大(上記記載)
ディスプレイに内蔵されているスケーリングを使用する → モニタにスムージングを任せる
スケールしない → 中央出力(上記記載)
■クラシックパネルを使用している場合
画面のプロパティの設定タブ>詳細設定>GeForceXXX(モデルナンバーが入る)>(これ以降マルチディスプレイ環境如何により多少外観が変わります)ディスプレイ設定>デバイス設定>デバイスの調整
ディスプレイアダプタスケーリング → アスペクト比可変拡大(※2)
中央出力 → 中央出力(上記記載)
モニタのスケーリング → モニタにスムージングを任せる
固定縦横比のスケーリング → アスパクト比固定拡大(上記記載)
・留意点
それぞれ拡大、スムージングの処理がPC側で行うかディスプレイ側で行うかの違いですが、 処理する回路によって映像の補完方法も違うので、画質が異なります。
GeForceはバイリニア補完のため、ソフトな画質(悪く言えばぼやけた)になります。
エロゲではテキスト本文が他の補完に比べ滑らかに表示されるため、読み易く感じることもあります。
以上。
※1 ドットバイドット … 元データの1ドットがディスプレイの1画素と対応して表示されること。
※2 アスペクト比可変 … GeForce側で拡大処理を行うらしいが、管理人の環境ではモニタのスケーリングと同じ動作をする。
関連項目
→エロゲ環境追求~ディスプレイ編~
たとえば、上の二点の条件を兼ねたSXGA(1280×1024)の液晶ディスプレイを使用して800×600のエロゲをフルスクリーンで起動すると、何もしていない場合は、以下のようになります。
[ビデオカード]→→→→→→→→→→→→→[液晶ディスプレイ]
800×600で出力 800×600で入力→拡大、スムージング→映像表示
800×600の画像が1280×1024の領域をフルに使って表示されるため、比率が5:4に表示なってしまい、通常より縦に細長く表示されてしまいます。
ディスプレイ側にアスペクト比固定拡大機能が搭載されていると、1280×960の領域を使って、4:3で表示されます。(上下に黒淵が出来る。)
GeForceのアスペクト比固定拡大機能を使用すると、以下のようになります。
[ビデオカード]→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→[液晶ディスプレイ]
800×600を拡大、スムージング→1280×1024で出力 1280×1024で入力→映像表示
あらかじめビデオカード側で拡大、スムージング処理を行い、アスペクト比を保持した上でディスプレイに合わせた解像度で出力するため、ディスプレイ側では入力後、 拡大などの処理をせずに表示することが出来ます。
他にもGeForceには「中央出力」という機能も備わっています。
これはビデオカード側でそのまま低解像度のデータを保ったまま、 ディスプレイの解像度に合わせて出力する機能です。
例えば、この機能を使用してUXGAのディスプレイで800×600のエロゲをフルスクリーンで起動すると、上下左右に黒淵が出来、映像は中央の800×600の領域にドットバイドット(※1)で表示されます。実質ウインドウモードでやっているのと同じになります。
通常は使わないでしょう(;´Д`)
・設定方法
この機能の設定画面の場所はドライバの新旧、または設定によって位置が変わります
■NVIDIA Control Panelを使用している場合
コントロールパネル>NVIDIA Control Panel>表示>外観>フラットパネルスケーリングの変更
NVIDIAスケーリングの使用 → アスペクト比可変拡大(※2)
固定された縦横比のNVIDIAスケーリングを使用する → アスパクト比固定拡大(上記記載)
ディスプレイに内蔵されているスケーリングを使用する → モニタにスムージングを任せる
スケールしない → 中央出力(上記記載)
■クラシックパネルを使用している場合
画面のプロパティの設定タブ>詳細設定>GeForceXXX(モデルナンバーが入る)>(これ以降マルチディスプレイ環境如何により多少外観が変わります)ディスプレイ設定>デバイス設定>デバイスの調整
ディスプレイアダプタスケーリング → アスペクト比可変拡大(※2)
中央出力 → 中央出力(上記記載)
モニタのスケーリング → モニタにスムージングを任せる
固定縦横比のスケーリング → アスパクト比固定拡大(上記記載)
・留意点
それぞれ拡大、スムージングの処理がPC側で行うかディスプレイ側で行うかの違いですが、 処理する回路によって映像の補完方法も違うので、画質が異なります。
GeForceはバイリニア補完のため、ソフトな画質(悪く言えばぼやけた)になります。
エロゲではテキスト本文が他の補完に比べ滑らかに表示されるため、読み易く感じることもあります。
以上。
※1 ドットバイドット … 元データの1ドットがディスプレイの1画素と対応して表示されること。
※2 アスペクト比可変 … GeForce側で拡大処理を行うらしいが、管理人の環境ではモニタのスケーリングと同じ動作をする。
関連項目
→エロゲ環境追求~ディスプレイ編~
コメント
ガンダー | URL | -
Re: GeForceシリーズのアスペクト比固定拡大機能とは?
エロゲで困ってここにいきつきました
まさに知りたかった回答です><
ありがとうございました!
( 2008年11月09日 15:32 [編集] )
とっき | URL | aIcUnOeo
Re: GeForceシリーズのアスペクト比固定拡大機能とは?
ああ、ありがとうございます!
自分も中央出力のことを知らずに、D4出力の
TV画面でエロゲが中央固定になってて困ってました。
まさにこの情報、神の救いですw
( 2010年06月17日 00:45 [編集] )
774 | URL | -
Re: GeForceシリーズのアスペクト比固定拡大機能とは?
初めまして、いきなりで申し訳ないのですが質問よろしいでしょうか?
管理人様の方法でアスペクト比可変拡大まではできたのですが、変更しても「ディスプレイに内蔵されているスケーリングを使用する」に強制的に戻されてしまいます。こういった場合どうしたらいいのでしょうか?
( 2010年10月15日 19:38 [編集] )
Prima | URL | 3/2tU3w2
Re: GeForceシリーズのアスペクト比固定拡大機能とは?
盛大にお返事が遅くなりまして申し訳ございません。
その症状については、私もしばらく悩まされていた問題でして、原因はGeForceのドライバによるものだったようです。
私の所では258.69ですと問題が出ず、スケーリングが有効になりましたが、いかがでしょうか。
( 2010年10月24日 15:43 [編集] )
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