2018年08月18日 13:18

その内容は、本人が歌唱した曲だけに留まらず、出演作品の主題歌カバー、MCでも演じられたキャラクターや作品のエピソードが語られるなど、愛を感じるもので、素晴らしいものだった。・全18曲 公演時間2時間30分(アンコール込)
・全曲生バンド演奏、LEDや映像による演出も加えられた豪華な構成
・本人歌唱の楽曲に加え、メインヒロインを担当した作品からも楽曲を多数カバー
・MCではヒロインを演じた時の思い入れやエピソードが語られる
・遥そら本人のアクティブさを強く感じ、元気をもらう(管理人私感)と共に、今後の展開の可能性を強く感じさせる
・2nd Live開催決定、夢は武道館
・フルアルバムはカバーを切望
・遥そらの美少女ゲームに対する愛を感じた神ライブ
(なにせ約1年放置されたLumiLiaが更新されてしまうほどだから…)
そんな素晴らしい時間を届けてくれた遥そらさん(と関わったスタッフ方に)に最大限の感謝をこめつつ、そんな価値のあった時間を垣間見て頂ければと思う。
遥そら 1st LIVE -Jupiter- セットリスト
01. 24時のメイドさん / 真剣に私に恋しなさい!A-3 挿入歌 ジェイラ・コロンボキャラクターソング (みなとそふと)
02. 虹色ミライ / 人気声優のつくりかた OPテーマ (MintCUBE)
03. Golden Mission / 金色ラブリッチェ OPテーマ カバー (SAGA PLANETS)
04. ユレルサイクル / ココロ@ファンクション! メインテーマ, 挿入歌 (PULLTOP) カバー
05. とおりゃんせ ~甘美風来 / 千恋*万花 朝武芳乃キャラクターソング (ゆずソフト)
06. 恋ひ恋ふ縁 / 千恋*万花 OPテーマ (ゆずソフト) カバー
07. 大和撫子は憧れ / RIDDLE JOKER 二条院羽月キャラクターソング (ゆずソフト)
08. Milky Ice / ウィッチズガーデン 雪村涼乃キャラクターソング (ういんどみる)
09. 君だけのDay Star / 大図書館の羊飼い 鈴木佳奈キャラクターソング (オーガスト)
10. 恋せよ乙女 / サノバウィッチ OPテーマ (ゆずソフト)
11. リアルフレンド / サノバウィッチ 因幡めぐる キャラクターソング (ゆずソフト)
12. めざめのうた / 星恋*ティンクル グランドEDテーマ (きゃべつそふと)
13. Universe / オリジナル曲
14. Pleasure garden / D.S. -Dal Segno- OPテーマ (CIRCUS)
15. 冬に咲く華 / 彼女のセイイキ OPテーマ (feng)
16. Girl meets Love / 花咲ワークスプリング! OPテーマ (SAGA PLANETS) カバー
17. 野良猫ハート / ノラと皇女と野良猫ハート OPテーマ (HARUKAZE)
18. クライングハート / ノラと皇女と野良猫ハート2 OPテーマ (HARUKAZE)
Introduction
遥そら様(以下敬称を略します)といえば、今やエロゲーマーで多少なりとも中の人の名前を気にするのであれば知らない人はいないであろう大御所中の大御所である。メインヒロインは無論、センターヒロインを務めた作品も数多く、またデビュー間もないころから演技の質の高さはもちろん、Milky Iceといった強いキャラクターソングを歌い上げ、美少女ゲームにおいては、まさに一線を画す声優であった。With Ribbonでの日向はるかから始まった演じ分けの凄さ、ウィッチズガーデンの涼乃の亭主を立てる態度、そしてえっちぃボイスにノックアウトされた思い出。
さて、その遥そらのキャリアについては、各自調べていただいて、"察してほしい領域"なのであるが、今回ライブが開催されることが凄いことなのは、表の方でも活躍された方が、この規模のライブで「エロゲ声優として顔出し」することがほぼ初めてだからなのであった。
遥そら、マジで世界を変えようとしている。
■会場設備は抜群。環境は…
会場は白金高輪SELENE b2。キャパシティ700。初めて来た会場だが、スーパー高級住宅地だ。周りにはコンビニ以外ほとんどなにもない。
物販を早々と購入したLumiLia管理人は、知人らとハイソなカフェで会場までゆっくり。
入場に際しては、あらかじめ番号毎の入場時間が告知されるなど、開場後の対応もスムーズに行われていた。
フラワースタンドを見ると、ゆずソフトにみなとソフトなどのブランドからも。個人からのもあったが、中華ファン一同というのもあって、遥そら信者の幅の広さを感じさせた。(開幕前のアナウンスが中国語でも流れてワロタ)
フラワースタンドもありがとうございました!素敵ー♡お花大好きです。楽屋にもお花送っていただいて(*´-`)本番前の緊張が和みました♡ pic.twitter.com/7Y3mqohA9q
— 遥そら (@harukasora_info) 2018年8月12日
長い通り道を抜けて入った地下2階のメインホールは、"遥そらカラー"であるミントグリーンの照明で一面が照らされ、幻想的な雰囲気が出来上がっていた。
スタッフさんが撮影してくれた、この写真(笑)何が起こってるんだw #好きな事しかしたくない pic.twitter.com/1Pi1T5Fg1w
— 遥そら (@harukasora_info) 2018年8月12日
びっくりしたのはSeleneの設備がすごく良かったこと。音響面ではラインアレイスピーカーが下げられ各楽器の音量バランス、聞き心地も大変よかった。演出面では天井にLED照明が多数配置され、ステージ後方は巨大なLEDスクリーンによって覆われ、非常に"演出しがい"のある会場にみえた。最新機材もズラリ。ホールレンタル料いくらなんだ…
この遥そらライブだが、主催はamuleto、企画/制作がMAGES.となっている。アミュレートはMAGES.の関連事業部の位置づけであり、遥そらは前身となるアークレイ時代から本事務所に所属している。ご本人が口にする社長については、会社としての現在の社長である太田氏を指すのか、事業部長を指すのかは謎なところだが、いずれにしてもこんなライブを許してくれるだから、有難いほかない。
べた褒めな設備の一方、ライブ中の環境はというとかなり過酷だった。とにかく湿気が凄い、さらには暑い。ライブ終わりにタオルが搾れるほど汗をかいたのは初めてだったかも。
ドリンクについては入場時にほぼ強制的に引き換えられる形になっており、Jupiterドリンク?みたいのがあったようにみえたが列が流されていたのでほぼ水しか取れない状況。誰か飲んだ人いたのかな。
会場の話に戻る。ここも驚きの一つだったが、全曲、生バンド演奏。チケット代5,500円でこれは凄い。ビジネス的な道楽感もあるが、気合いの入り方が違う。
観客層は、(特に前方だが)ライブ慣れしていない人たちが多かった。
このライブ慣れという言葉の意味合いについて触れておくと、まだら模様な曲に対する反応、MCに対するレスポンスの悪さ、アンコール等の反応から伺えたものである。
Twitterではライブ中騒がしかった、私語が多かったとの話もあったが、声優さんのライブと考えるとむしろ普通のレベルに思えた。例えば世界観に観客が組み込まれるような"鑑賞"を意図したブランド系ライブとは趣旨が異なるのだ。
むしろはっちゃけて全力で楽しんでほしいというご本人の発言があったように、各々がで全力で楽しむべきだと考えており、演者の一挙一動に対し、何らかの反応が沸くライブの流れはとても理想的だったように思える。
その一方、演者のMCに対する(良い意味で引き立て役として本来機能する)レスなり野次なりのコミュニケーションはあまり巧くなされておらず、遥そら自身も中盤までかなり探りを入れており、終盤でようやくコンセンサスを掴んだイメージで、ここは観客がライブ慣れしてないな~と感じた一端だった。
男女比率は、男性99.9%くらい。4人くらい女性はいたが、男空間であった。
私は番号が遅めなこともあって、後方左のPA近くについたのだが、隣の人は若い家虎ジャージャーオタク。入れるタイミングずれてるねぇと思っていたら中盤から静かに、有名曲では一緒に盛り上がれたので恵まれたな?といった感じ。
ライブTシャツは物販Tを中心に、どみるライブT、涼乃フルグラなどの姿もちらほら。ただ、めくいろは関係ないやろオマエ。
会場では開場前BGMとして無限にUniverseのインストが垂れ流されており、そして17時、定刻どおりライブは開演した。
Live Report
※MCは極力正確に書いたつもりですが、記憶頼りのため、微細な差があるかもしれない点、ご容赦ください。
暗転する会場、プロレスの開幕を思わせるファンファーレが鳴り響き、ナレーションが聞こえてくる。
めぐる「みんな~~、ちゃろ~~~~~☆☆」
遥そら?いいえめぐるです。やっぱりこの台詞から!
ちゃろーーーーーー!!!!(我々の声
めぐる「声が小さいっ、もう一度っ!ちゃろ~~~~~~~☆」
ちゃろーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
未知「わたしは!この日のために!頑張って頑張って頑張って(ry が~~んばって……カニクリームコロッケ、沢山食べました。頑張って、いっぱい食べました!!!」
佳奈「全国の遥さん、私はやりましたよ!見ていてください!」
遥さんはそんなにたくさんいないやろwwwwwwと思いつつも、生の声にキタキタキタと高まってしまうLumiLia管理人。
めぐる(サノバウィッチ)、未知パイ(ノラとと)、佳奈すけ(大図書館の羊飼い)と嬉しいセルフパロのオンパレード。これ生。高まる。来てしまうのか!?KANICORO!
佳奈「さあ、そろそろいきますよ。準備はいいですか?」
おkkkkkkkkk!!!!
遥そら「今日、みんなで一緒に、宇宙に行こう」
お、おう。(一瞬静かになった気がしなくもない
遥そら「いっくよーーー!!!!!」
遂にご本人が登場!演奏が始まる。僕が後方にいたからなんだけど、ご本人の顔はほとんど見えず、ほぼ花飾りしか見えない。服装は、白のシンプルめなワンピースとロングめのスカートでした。
開幕曲は、24時のメイドさん。「ようこそ私のライブへ~♪」から歌詞が始まるということで見事に合わせた形。上手い!というよりはキャラクターが歌っているものとして捉えたほうがよさそうだ。

(公式試聴mp3より)
楽曲はまだCDとして出ておらず、世に出たのも2回目。凄まじいスタートダッシュにボルテージもマックス!!…というわけではなく、なかなか会場の反応微妙でワロタ。A-1からA-5までのシナリオをこたえられるかというと僕は翠星石がいたなぁしか出てこないレベルだから知名度はそんなものなのではないだろうか。
しかし本人が歌えば高まるもの。FuFu!!コール等もおこり、会場にはサイリウムによる遥そらカラー、ミントグリーンの海が広がった。
続く2曲目は虹色ミライ。これはLumiLiaが聞きたかった曲の一つだ。
むしろ盛り上がりといえばこちらの方。「人気声優のつくりかた」の映像(OPムービー)が合わせて表示され、会場は一段と盛り上がる!
ちなみに本作のセンターヒロインである瀬名いつみが遥そらの務めるヒロインであるが、役柄が"売れていない声優"であり、声優という職業としての生き方を探るシナリオになっている。ラジオにもよればとても移入する面もあったとか。個人的にもお勧めの一作。大盛り上がりでした。
遥そら「みなさーーーん、リアルでは~、ほぼ初めまして~~~」
はじめまして。
遥そら「遥そらでーーーす!!!!!今歌った曲は、まじこいA-3、シェイラちゃんの24時のメイドさん、んん、ざわつきすぎじゃない(笑)」
興奮冷めやらぬ会場。
天気の話題に触れた後は、暑いから体調悪くなったらすぐ言ってね!との注意事項、水を飲んだりとお決まりのやりとり。
MCから感じるベテラン臭。キャリアを感じる。
遥そら「どんな歌を歌うんだろう~ってみんなすごい悩んでたと思うんですけど」
遥そら「…大丈夫、きっと知ってる」
きっと大丈夫。
遥そら「盛り上がって~~~いきまっしょう!|
こういう何気ない台詞なんですけど、張り上げる声の響きが僕らが聞いてきた遥そらの声なんですよ!改めて感動。
遥そら「次は、自分の曲じゃない曲を歌おうと思うんですけど」
浮気者!と飛ぶ野次を横に、なんだろうな?と。
遥そら「Golden Mission!!」
落ち着いた口調で彼女から紡がれた曲名とは裏腹に、
端的に僕の反応を表すなら
ひっくり返った。
会場、周りからは絶叫しか聞こえてこず、なんかみんな抱き合って喜んでるし。「……え?マジ?」とポロリと声を出すのが精いっぱいであった。
間もなく、印象的なアクセントの音と「ゴールデンミッション!」という歌詞から耳に飛び込んでくるのは、
金色の時間だ。

……

…………

……玲奈が、玲奈が歌ってる!
さすがに静かに聞くつもりであったLumiLia管理人も序盤からこの展開は斜め上をいきタカマッテシマウモノ。メインヒロインが歌う作品の主題歌、最高のもの。オーロ、がんばったね
出演作品の楽曲を歌うこと、それはヒロインがカバーするキャラクターソングに変貌することにほかならない。
やはり声優ライブとはいえ、歌うのはご本人の曲がほとんどだろうと思っていて、そう簡単にカバーが来ると思わないわけで、これにはやられた。
でもこれすら序の口でまだまだ、まだまだ続くわけですが。伝説の始まり。
Golden Mission!!の凄さは、パーティ感あるサウンドなのはもちろんだが、やっぱ生バンド、ヤバい。特にLumiLiaが一番好きなのが2番終わりの間奏で、ブレイクに入ってベースを残して10秒ほど静かになるんですが、まるでスパイ映画のBGMを思わせる、アダルティックかつジャジーな進行で、そして直後畳み掛けるように入るドラムパーカッション、そしてギターソロ。これが生ですよ生!!圧倒的な音圧をもって体に伝わる。もう到達してしまった。なんどでもいうけど玲奈が歌ってるんだぜこれ……。
驚きと興奮の中、体力はあっという間にガリガリ削られていった……。
無論会場ボルテージは最高潮のまま曲は終わる。一呼吸をおき、遥そらが台詞を紡ぐ。
遥そら「離れてても、繋がってるよ」
その台詞から間もなく聞こえてきたのは、ココロ@ファンクションのテーマソング、「ユレルサイクル」。
またもやひっくり返るLumiLia管理人。チョろいわけではないと思いたい。
水菜、水菜たんだ。 M !! I !! A !! M !! I !! A !!
終わってから調べていたのですが、本曲は引退された元の方も含めて、初披露だったようで。おおくまけんいち氏による軽やかな浮遊感ある進行でありながら、近未来的、デジタリーでハネのある楽曲。

特に、ココロ@ファンクション自体がミントグリーンをテーマカラーにしたUIデザインということもあって、相性はなおさら抜群、映像と会場のミントグリーンが合わさっている。最強。
な~んだこのライブ。なぜか溜息。
遥そら「ユレルサイクルってすっごくいい曲で、もしライブやることが万が一あったら絶対やり~たいと呟いたら、そしたら作曲家のおおくまさん(おおくまけんいち氏)が協力するからやっちゃいなYO!って(笑)」
ありがとうおおくまけんいち。さすが、キャラソンにかける情熱は半端ないだけのことはある。ありがとうおおくまけんいち様……
やりとり発掘してきました。2016年…なんと2年越し。
みんな覚えてましたか?わたしはすっかり忘れていました。
『ココロ@ファンクション』の『ユレルサイクル』が大好きすぎて、もうずっと聴いています。いつかこの曲をカバー出来る日が来ないかなーと夢見ています。西沢はぐみさんの声も大好き。
— 遥そら (@harukasora_info) 2016年4月21日
@harukasora_info んん、歌っていただけるのでしたら、我らtwofiveにご一報くださいますなら、全面協力をさせていただきますよん
— おおくまけんいち@海かな&ピュアソンost発売中 (@Kenichi_Okuma) 2016年4月22日
でもこうして、その話が現実になった瞬間が、ここにはあった。
遥そら「そのころはライブをするなんて、むしろ駄目じゃん。やっちゃ駄目な奴じゃん。それでもいいよって言ってくれたから、、、今日、なんとか…念願叶って、やることができました!」
おおくまけんいちリスペクト。
遥そら「一番最初に入れた台詞、『離れててもつながってるよ』って台詞、むちゃくちゃいい台詞じゃないですか。それで、どこで現れる台詞なんだろうってわくわくしてたんです。この台詞が一番最初にでてきたの覚えてる人!」
手を上げる人はおらず。
遥そら「この最初一番出てきたのが(笑)、電話でえっちなことしてるときで。離れててもつながってるよって(笑)
うっそーーーーそこーーーーーっ!?って(笑)」
wwwwww
遥そら「ディレクターさんにここですか!?って聞いたら、まだ、もっかい出てきます!って。あぁ良かった~って。ココロ@ファンクション、思い出の作品です。凄い大好きな作品なので、もしやったことないよって人がいたらぜひこの機会にぜひぜひやってみてほしいなって思います。やってね!」
ちなみにこのシーンですね。

これから作品をプレイしようという方は、あまり期待しない方が・・・いいよ👍
続いて金色ラブリッチェの話へ。
ここで「玲奈---!」と会場で叫ぶオタク。すかさず拾う遥そら。
遥そら「玲奈ね。玲奈の口調は今ちょっとできないな(笑)」
とても囁くように落ち着いてますからね、玲奈ちゃんの口調。納得。
遥そら「話してるときにざわざわしてるのどういうざわつき…なんの話してるのかおしえてほしい、誰も教えてくれない(笑)」
やっぱりMCの進め方が巧いんですよね。緩急というか。次の曲まで、少し時間があって、声を拾う時間がしっかり取られている。それでいていじるし、レスポンスあんまないしなんかぼっちキャラみたいになってきたぞwwww
そして煽る遥そら。
遥そら「ほんとライブって始まったら一瞬で終わるから!おれ、大人だからあんまり騒がないでおくぞという人も起きなさい、リミッターを外していこう!」
はっちゃけていくべきだと遥さんもおっしゃられている。
ちなみにLumiLiaは、いつもライブに行くときは後悔をしないよう、全力で楽しんでいく姿勢ですよ!
ライブに話を戻そう。正直この2曲で神ライブに来たことを確信した。誰もがそう思ったはずだ。
…と、同時に出演作という枠まで楽曲の幅が広がったことでこれからもうなんだってありうることを覚悟した。
左隣ではもしかしたらグロリアスデイズが来てしまうのではと身震いする友人F。
遥そら「それでは次の曲いくよ!……とおりゃんせ」
これも生バンド映えする曲。
この曲一番の楽しいところは、2番間奏の手拍子(三三七)による、合いの手だ。周囲もばっちり決めており、一体感があって楽しい瞬間だった。
更に続く、むちゃくちゃに格好いいギターソロ、そして転調と共に紡がれるとおりゃんせのメロディーの転調。鳥肌。溜息しかつけない。
最高の最高だった…と、余韻冷めやらぬなか、続けて聞きこえる琴の音。聞き覚えあるぞこりは!
恋ひ恋ふ縁である。読める?こいこうえにし。僕はいつも間違える。
盛り上がる会場。え、え、いや、Golden Missionがきたところで誰しもありうると感じていたと思うけど、ほほほほほーーーーーんとに来てしまった!!!!この空間は、嘘かまことなのか!!!?????テレテレテレレレレレ
芳乃たむが目の前で歌ってた。しあわせだった。大丈夫か俺の語彙力。
みんなで飛ぼう、最高のラスサビ。もう駄目だ。
和に続く和の次は、更に和!
「大和撫子は憧れ」は2018年のゆずソフト最新作、RIDDLEJOKERより、二条院羽月の歌う最新のキャラクターソングである。
ゆずソフトにおいて毎回メインヒロインを担当する位置につく遥そらであるが、ゆず作品ヒロイン番手(キャラクター紹介において何番目に位置するか)をみてみると、キャラ紹介順位による2位(めぐる)、1位(芳乃、センター!)ときて今作は4位といわゆる変化球枠。
和の調は千恋*万花でも多く取り入れられていたが、最新に位置するRIDDLE JOKERのこのキャラソンは、「余韻が生きた曲」というのが適切であろう。サビ終盤に向かっての伸びやかに歌い上げられるその様。さらに廻る傘の映像がもうすんごいヒロインの雰囲気と合っている。美しい。
2番終わり間奏の台詞の箇所は、より力強い声の出し方になっていた。声優さんすげぇ。
曲が終わって、一言。
遥そら「…みんな大好き、ゆずソフト(笑)」
そーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーり!!!!
そして話題はカウントダウンネタへ。
遥そら「『問おう、あなたが私の婚約者(マスター)か。』とか、もうアウトじゃない?って(笑)」
遥そら「タイプムーンの人に『すいません、ちょっと私やっちゃったんですけど、ぜひ見てください』って(笑)」
笑い過ぎてこちらも吊られて笑うw
そういえば遥さんと型月の関係といえばはまほうつかいの箱でシトラス・シリウげふんげふん。
遥そら「あと羽月、もう沢山あったよね(笑)。あれ多分歌いたかったんだよ(笑)。頑張る!ちがう、あの…二上院羽月、がんばりますっ!(笑)」
観客からのフリがあって再現していただけたのですが、思い出しながらやってたのとあんまり反応なかったのに滅茶苦茶ワロタwwww
このレコーディングであるが、本編の収録4時間に対して、カウントダウンだけで3時間かかったそう。
遥そら「(カウントダウンの方は)元ネタチェックしましょ~みたいな。『(名前)似てない?』『ちょっとぉ…』いやもうそれ羽月(はづき)じゃないじゃんっていうね(笑)」
だから羽月(アイマスの方)ネタは笑うw
遥そら「今日もゆずソフトの人いるからいまこの瞬間、ゆずソフトへの愛を語るといいと思うよみんな!!」
ありがとー!と会場から口々の声。
いらしていたのはFamishinさんと、あとはろどさんも来ていたのかしら。
東京に行くべく新大阪まで来たけどあまりの人の多さにそのまま帰ろうかと思ってしまった
— Famishin (@Famishin) 2018年8月11日
…と、盛り上がり過ぎるとあっという間に時間が経過し、楽器が冷えてバンドに怒られるから、とトークパートを切り上げてライブ再開。
聞こえてくるのは…Milky Ice!!だから休ませてほしい。まさにエレメンツガーデンサウンドといったところでしょうか。打ち込み主体であるだけに、バンドアレンジが新鮮。会場内のラスサビにかけ民族大移動が発生した模様。みんな、外に飛び出たんだよね。。。
続けて君だけのDay Star。あのCDの、佳奈すけの不器用な歌い方が見事に再現されていた感じですね。
そしてマワりマワれマワれどなオタクたち。
遥そら「佳奈すけ…。貧乳(品乳)っ!!」
忘れられてないですね!。MCは軽めに次の曲へ。休ませてくれ。。。
遥そら「恋する乙女っ!」
サノバウィッチ主題歌のカバーだ……が、ちょっと待て
なにこれゆずソフトライブ?
この恋する乙女、BPM(曲の速さ)は220である。これがどういう早さかというと、1秒間に3.6拍進むのである。3.6回腕を振り上げるんだ!死んでしまう。
だがこれもライブの恐ろしさ。CDで聴くとうーん音がこもってるしテレレレ~ってちょっとあほっぽいメロディもいまいち…なんて思ってると、生で聴いたらこれがまた恐ろしく高まっちゃう。
そもそも目の前を見ると、ハロウィンパーティーでコスしためぐるが歌うあのシーンそのものなのですYO!めぐるが歌ってるんだ!
今ここに起きている奇跡。
間奏で挟み込まれるバンドメンバー紹介。ああ俺たちはパーティーに来たんだ。。。もう流れが完璧すぎて震えた。震えながらブチ上がった。
たぶん疲れでいえばここがピーク。体力が死んだ。休憩させてくれ。
遥そら「この曲ヤバーい!ヤバい!」
俺たちの(体力が瀕死過ぎて)ヤバい。時計をみる。まだ1時間しか経っていない。なのにこの疲れよう。もう水はない。再び震える。なんて恐ろしいライブにきてしまったんだ……
この先生きのこれるのか・・・・
Milky Iceを紹介する際には、
遥そら「涼乃のキャラクターソングで、もう何年くらい前?7年?だいぶ昔だね~」
ウィッチズガーデン、大図書館の羊飼い、倉野くんちの双子事情をひとまとめに挙げてあの頃を懐かしむ遥そら。
ウィッチズガーデンと倉野くんちの双子事情の発売日が2012年11月30日。大図書館がその約半年後。発売日だけでみれば6年ですが、レコーディングはもっと前、かつ同じ時期だったのでしょう。
遥そら「佳奈すけの黄色のペンライト、ありがとうございます。さすがにすごい綺麗だったぁ」
恋する乙女については、
遥そら「ゆずソフトライブ行く人っ!」
はーい!に紛れて、チケがない!との声も上がる。
遥そら「今日は前哨戦みたいな感じだね。序章ですよ。」
すでに序章のレベルじゃない気がするんですが。
遥そら「あたしといえば?」
鳴瀬川凪(違
遥そら「…友達いない役が多い」
笑いが起きる。
「涼乃も友達はいない…孤高の存在、綺麗すぎて、優等生過ぎて。鈴木加奈はちょっといろいろ問題あって(笑)。そしてめぐる。めぐるも友達いない?って訳じゃないけど健気?びくって…そう!元オタサー、そんな感じだよね~。もっと伝えることあるじゃんって(笑)」
遥そら「なんていうか、ちょっとお友達いないキャラをやるのが、すごい、楽しい(笑)」
笑うw
遥そら「主人公だけに伝える気持ちがあるっていうのがすごく素敵だし、楽しい。佳奈すけの有名な、「月が綺麗ですね」の台詞、あのシーン、最高でしたよね。何度も読み返して、すごい良いシーン。」
佳奈すけの告白に対して、主人公が、ごめん。私、死んでもいいわ。 とは言えないんだ、と彼女を振る、物凄く切ないシーンである……。
遥そら「あのシーン上手に録れなかったら、振られるじゃないですか。そんな佳奈すけに感情移入しすぎて。ディレクターさんからちょっと泣き過ぎかな~と、同じことが千の刃濤でも起こったんですけど(笑)」
遥そら「千の刃濤は長いんですよ。全部録るのに半年くらいかかってるんですよ。5時間かけて20ワードしか録れないみたいな。今まで貯めてきたものがあって、ようやく終わるって思って。それまで結構ちゃんとお仕事としてお芝居しようと思ってたんですけど、明璃の気持ちが一気に入ってきて、こういうのが"降りてくる"っていうんだなって。すごく、宗仁に会えない、っていう空気、そこにみんなが立っていて、去っていく…みたいなのがあったりなかったり(笑)」
遥そら「どうなんだろう、佳奈すけが振られちゃうシーンは2回(テイクを)録って、どっち使うか考えますと言われて、どっちだったんだろうなぁって。あの時はトランス状態だから思い出せない。」
オーガストの話は貴重でした。それにしてもこういうエピソード聞いてしまうと、再度やり直したくなるもの。
遥そら「色々思い出すんですよ、歌ってると。2曲目の虹色ミライとか、私がここにいるんじゃなくて、いつみがここにいるような気分になって。いつみ、売れないじゃん、声優として。私か!?みたいな感じのキャラなわけですよ。
ちょっと、シーンとしないで(笑)」
wwwwwww
遥そら「想いが、ここで弾けたのかなと思って凄く嬉しくて私であって私じゃなくて、私で私…」
ここのところ、哲学的な台詞に妙に印象に残っていました。
遥そら「いつか、あんまりPCゲームの話をする機会ってあんまりなくて。わたし、ラジオにもあんまり呼ばれないし(笑)」
人気声優ラジオくらいでしたね。
遥そら「でもツイキャスあるからいいやって思ってるんですけど(笑)」
ストリーマー強し。
遥そら「みんなの前で、なんていったら余計機会ないわけ。なんかちょっと…駄目じゃん。だけど今回こういう機会があって、自分の、特に思い入れのあるタイトルの曲をたくさん選んで歌う、歌わない曲のタイトルも勿論思い入れがあるんだけど、それを歌ってると、当時大変だったシーンとかが、フラッシュバックするんですよね。」
遥そら「私はここにいるけど、あいつここにいないみたいな感じで聞いてくれればいいな(笑)と思いつつ、自分の当時のこととかをみんなの前でおはなしできることがすごく嬉しいなと思います。普段あんまり会えないけど、、、こうやって顔を見て、プレイしてくれてるのかな~、楽しかったかな~みたいな、、、。
ちょっと、ザワつくのやめてほしい(笑)」
wwwwwwwww
照れ隠しする遥さん、笑いの起きる会場。
遥そら「…っていうことを、話す機会があって今日は凄くうれしいです。ありがとう。」
会場からは拍手。
僕は一連の話、凄い感動していて、ちょっと涙腺に来てました。
彼女自身が今まで声優人生を歩んできて、PCゲームに本当の居場所を見つけた(以前のげっちゅコラムにもあったけど)と思うと沁み入るものなのだ。その強く前に進む姿勢には、勇気づけられる。
遥そら「こっから後半戦なんだよね」
良い話を聞いて、しょうもないレスポンスをこなしつつ、さあ後半戦だ!
11曲目はリアルフレンド。サノバウィッチから、めぐるの曲。ゆったりとしたメロディでありながら、これも想像以上にバンドが映える映える。
サビが無い曲というか凄い曲だ。これはもう、CDで聞いた時とそのまま。聞き入った。
(もうここまでで疲れ果てたから休憩という意味合いも含めて)
あとどうでも良いことだが、序盤歌いだしの「きょうもー ひとりぼ~っちで~」のフレーズ直後、「おれもーーーーー」の合いの手が後ろの方から聞こえてきて滅茶苦茶笑った。

まもなく聞こえたのはめざめのうた。おもわず叫んでしまった、本当にありがとうありがとう。
ほんと良い曲なんですよ。。。
星に願いを ナギに祝福を――――
心には消せない絆を
手のひらが重なってひとつになる……
最後の囁くようなパートにもう鳥肌、正直泣きそうになる。個人的には、最もEDらしい曲かなと思っている。
曲紹介と共に、歌った時の話へ。
遥そら「リアルフレンドの歌詞ってさ、すごくない?わたし最初見た時びっくりして、うそでしょ!みたいな(笑)」
遥そら「レコーディングのときに『もうちょっと、楽しく歌ってください』って。ええええええっって(笑)」
wwwwwwwwwwwwwwww
遥そら「星恋ティンクル…この曲がもしかしたらみんなが一番知らないんじゃないかなって。」
遥そら「めちゃくちゃ攻略して最後の最後で流れる曲。私が歌ってるって言ってない、内緒っていうか。」
確かに鳴瀬川凪クレジットですし、色々世に出てないですからね。
遥そら「星恋ティンクル…。凄い宇宙を旅する壮大な話、なのに乳首が透けている(笑)」
爆笑。
遥そら「プレイしたとぎょっとしました。『え、マジでっ!?』って。台本の中だけじゃなくて本当に透けるんだって(笑) ちょっと、これで興味をひかないでほしい(笑)きちんと話も、見てほしい…」
当日は、きゃべつそふとの人もいたらしい。「お願いします。次回作の前に星恋*ティンクルのサウンドトラックだしてください!」と願掛けした。ちなみに超展開作品ですので、ぜひ触れてみてほしい。
遥そら「なんでこのライブをやってみたいと思ったかというと、ユレルサイクルがすごく良い曲で、歌ってみたいなって、なんなら勝手にレコーディングしてみたいですっていったらPULLTOPさんに言ってみたら、マジですかという風に言ってもらって」
やっぱりきっかけはユレルサイクルだったんですね~。
遥そら「ライブをやってみたいって今年の1月に事務所の偉い人に、『ちょっとお話があるんですけどお時間いただけますか』、って。『え、なんで。やだ』『あ、違います違います、混み入った話では無くて…楽しい話を聞いてほしいんですけど!』って言ったら『え?なに怖い。楽しく事務所やめるとか言わないで』って(笑)」
それはそうなる罠wwwww
遥そら「(ライブのお許しが降りて)そのときに決めたことがあって。このライブにかかわってくれるスタッフさんは、この話が面白いじゃん!と思った人だけで構成してほしいって言ったんですよ。」
遥そら「少しでも面白いと思ってくれた人はメンバーに入って欲しい。でもなにそれ~…みたいな人はどんなに能力値高くてもお引き取りねがいますって感じ(笑)」
遥そら「自分が楽しい、とか好き、とかやってみたい、ポジティブな方向に向かう何かを突き詰めたら、どうなるのか実験したいんですって話したんです」
これは音楽のライブに限らず、良い結果を生む万能なマネジメントな気がする。爆発的に面白いのが生まれる時ってエネルギーが必要だと思うので。
当初は客数300人を想定しており、Seleneを借りて座席を置いて広く使おうとしたとのこと。抽選が始まった後は、偉い人も1000人以上でやるべきだったとぼそりと呟いたそう。
遥そら「会議では楽しいことしかしたくない、と話してました」
話はオリジナル曲であるUniverseへ。遥そらが歌う最新曲(ライブの3日前に配信が開始された)、この曲はchokix氏が作曲を手掛けている。虹色ミライが本当に良い曲だったので、オリジナル曲を制作する際には、絶対に頼もうと思っていたとのことだ。
遥そら「chokixさんにお願いできますか?って電話かけて一人で会社に乗り込んでお願いしに行きました(笑)」
遥そら「物事がうまくいくときってものすごいエネルギーが走るんですよ。あ、これゴーサインだなって。逆にうまくいかないときは見直すべきところがある、もしくはもっといいことがある前触れだなって。そうやって生きていくと、凄く人生が楽になります。チョロく生きられます(笑)」
人生論だ。
遥そら「そういう気持ちが切り替わる瞬間があって、嫌いな人がいなくなりました。嫌なことがあったとき、なんで今イラッとしちゃったんだろうって、あ、なるほど私はこういうのを大事にしてるからイラッとしてしまったんだなって。気付かせてくれてありがとうって。人生甘すぎる設定で生きていくことができるよって、想いをUniverseに込めました。」
台詞だけ切り取ると宗教にも聞こえる。遥そら教爆誕。
…というよりも、お母さんの有り難いお話しをきいているような気分になってきました。
遥そら「…ということで、Universeという曲をきくと、開運するように作られています(笑)」
ここには会場爆笑w 開運ソングUniverse。
そうして、オリジナル曲のUniverseの披露へ。
開運した。
続いて聞こえてきたのはPleasure garden。こちらも出演作なのであるが……
僕はひっくり返った。
この後も曲が続くのだが、少し書かせてほしい。
「Universe」と「Pleasure garden」。この2曲については、理論的には細かな差は当然あるが、両者の持つ雰囲気はとても似ている。双方ともchokix氏の作曲であり、使用されている楽器が概ね同一ということもあるが、私がUniverseを聞いて真っ先に抱いた感想が「Pleasure gardenのような曲」だった。
さてそんなUniverse、めちゃくちゃ良い曲でありながら、聞きながらどこか心は「まァ~~ほんとPleasure garden」なんて思っていたら直後にイントロが流れ始めるのだから「は?マジで?」と思わず声が漏れてひっくり返ってしまうのであった。(たまたまTwitterでその会話をしていたT氏が隣にいて抱き合って喜んだ)
これら2曲の凄いところ、として注目頂きたいのが、いずれもボーカルが入る手前の10秒程。たった4小節のなかに含まれる空気感、透明感に、chokix氏の天才性を感じ取るのである。(なお、Pleasure gardenは趣味のDJとしても時折選曲してしまう位に本当に好きな曲!)
Pleasure gardenで腰を抜かした後聞こえてきたのは、ピアノと合わさる激しいギターメロディ。
冬に咲く華だ。おなじみ、堀江晶太作曲の名曲だ。

歌詞もそうだが、映像も冬を意識して舞い散る雪のイメージ。近くに泣いている人がいたりして。
遥そら「この曲ヤバいんですよ!涙止まらない」
遥そら「それでさ、ヒロインの冬華?貧乏なの、むちゃくちゃ貧乏なの!お嬢様だったのに(笑)」
遥「出逢いのシーンもよくて…。めちゃくちゃ抜きゲーなんだけど!(笑)」
遥そら「なのに、お話も凄い良くて、Hシーンも凄い良いし。」
会場に響く「判る!」の声。
遥そら「あれです、心通わせるシーン。まぁ神社でオナニーしてるんですけど…(笑)。全部、良いんです。凄い良い。まだ売ってるよね?みんな買ってください。」
一つ一つの作品に思い入れあるのだな、と改めて感じたのだった。
遥そら「残るは…あと3曲。」
短いような長いような。いやでもこの満足感凄い。
遥そら「次の曲…Girl meets Love!!」
会場に上がる歓声、またもカバー曲だ。祈ちゃんが歌ってるううううううう
二人の曲を一人で歌っているのと、音程が高いからちょっと出せてないかな?でもこれは祈ちゃんが歌っているのだ。むぎゅ。神。
だが管理人はもう死に体である。
サガプラ曲をライブでやるのは、身体によくない
そして間髪入れず野良ネコハート。
最近の有名作といえば、やっぱりこれ!隣のジャージャーマンがUOを灯して復活。ジャージャー言い始めたがこの曲はジャージャー出来ないぞ!
曲が終わって遥そらは一旦退場。すぐにアンコールの声が上がる。
10秒たたずにコールが起きるのもそうだし、やたらテンポが早い。ここもライブ慣れしていない人多いのかな?と思った要因である。
そういえばアレが来てないですね。「待って~~~~~~~~~~」なんて話ながらひたすら待ち。
そうして戻ってきた遥そら。決まりのライブTだ!
アンコール前のラスト曲、野良ネコハートの曲を紹介。
遥そら「黒木未知……、最高だけど、重い女だよなぁ…」
遥そら「コミケいった人ーーー!!!」
みんなはーーーい!私は2日目いなかったのですが、私の知っている方々も、九州、大阪、と幅広くいたのでやっぱり遠征ついでに行けるこの日程は良かったのではないだろうか。。
そしてグッズ紹介を挟んで、物販の限定商品ブラックボックス(5万円)の抽選会に。
ブラックボックスは既存のHARU❀KASO-raグッズセットに加え、サイン入りTシャツ、さらに「あんたのために録り下ろしたわけじゃないんだからねっ」という好きなシチュエーション、実名つきボイス録り下ろしという5名限定のブルジョアセットである。
「ふつうこのお値段ではできませんよ(笑)」とのこと。
なお管理人の投資判断はTシャツがLサイズだった段階でNo。(Sサイズなので…
番号と苗字が呼ばれるも、名乗り出ないのを2度ほど挟みつつ、抽選は終了。当たった方おめでとうございます。
素敵な遥そライフを。
抽選後は、ツイキャスの話題へ。
遥そら「今からツイキャスやりたいんだけど、良いかなぁ?」
観客「遥そら、やりたいことをやる!」
飛ぶに野次が「そう!」と勢いよく返す遥そら。
思えばライブ前半、探りあいだったザワつきも収まって、だいぶ観客との距離が縮まり、場が慣れてきた感じだ。こういうの、イイね!(・∀・)
といことで、配信開始。このツイキャス配信からしばらく雰囲気は、まだ履歴が残っているので生で感じ取ってほしい。
会場からアクセスしようとするも、圏外でだめなやつだった。
そうして締めの時は徐々に近づいてくる。
遥そら「アンコールは1曲しかないから。ハートの付く曲って何曲あったっけ~?」
嗚呼…。
遥そら「KANICOROじゃないです(笑)。」
ワロタwwwww
遥そら「飛べる曲だっけ?」
星になる!と観客の巧い返しにそう!と遥そら。
遥そら「最後の曲、クライングハート!」
クライングハート。前々から言ってたのだけど、この曲の進行、僕はほんと弱いのです。泣きメロ。そして夏の曲でもある。間奏から落ちサビに入る最後のところでおもわず泣きそうになってしまって。ああ、このライブが終わってしまう。虚脱感と興奮に包まれながら。でも本当に最高だった。それしか感想はでてこない。
曲が終わり、マイクを外して、「本日はみなさん、どうもありがとうございました!」。同時に流れるUniverse。
終わりかな?と思いきや、スタッフから何かが手渡され、再び会場は静かに。
事務所からの伝言、というお手紙が手渡される。よくある?重大発表タイムだ。
ムービーとか使わずに、紙媒体である。
遥そら「なになに…事務所からの伝言。『遥そらさん、初ライブお疲れさまでした事務所の者です。』なに、出だし怖いんだけど!(笑)」
遥そら「えーと、『色々指摘はありますが、』なにそれどういうこと!?(笑)『それはまた事務所で話しましょう』。こわーーーーーーーーい!!!!なんか私ヤバいこと言った!?大丈夫だよね(笑)」
遥そら「『早速今後の計画を思案中です。次の案件を想定しておいてください、その1。』その1!?」
遥そら「『VTuberをやらせてみようかな、遥そらチャンネル作っちゃったし』(笑)」
ワロタwwwwww
Youtuber→遥そら公式サイトにあったとおり。

もしかして今後顔出ししていく…のか!?
その2は、フルアルバム発売決定!
キタ━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━!!
ありがとう偉い人!
買いましゅ。ぜひとも今日のカバーをお願いします、お願いします…。
その3は、2nd Live!!開催決定!おめでとうございます!
目標は武道館とのこと。出てくるのはVtuberかもしれない、とフリつつも、なにか仕掛けを考えているそうで。
そしてみんな行こう。そのために僕はいまこの記事を書いてる。
遥そら「不安になってきた。でも好きにやろう!(笑)」
遥そら「この後会場出たらこんなことあったよ、って呟いてください」
この流れからハッシュタグを決めることに。
「カニコロー?」→「それHARUKAZEさんじゃん!(笑)」
「ちゃろー!」→「それゆずソフトさん(笑)」
「Jupiter!」→「なるほどね~。(被るから)やめよう。」
ユニバース!とかやりたいことをして生きていくー!とかやりたい放題聞こえててワロタ
最後は、「 #好きな事しかしたくない 」に決定。
遥そらさんらしい良いフレーズです。好きな事しかしたくない!
いよいよ本当の終わり。
遥そら「またやるとしたら~また来てくれるかなっ?」
観客「いいとも~~~~~~~!!!!!」
の返しとともにUniverse BGMが再び流れる。こうして聞くとすごくフィナーレっぽい曲にも聞こえてくる。感動的だ。
遥そら「また会おうね!ありがとー!ありがとー!ありがとーーー!!!ありg(ry」
いつまでも舞台を左右しながらハイタッチする遥そらを眺めながら、こちらも感謝の想いは溢れてやまない。
最高の余韻とともに、彼女は去っていく。
今後更なる彼女の飛躍を願って。2時間半の、夢の舞台の幕は下りた。
終演後、満足度の高いライブは、管理人は物販で買うので一式揃えて外に出たのだった。
総評
■最高の時間を私たちに届けてくれた遥そらとかかわったスタッフ方に、多大なる感謝を。
神ライブだった。
当初の予想からすればここまで多くのカバー曲が存在するとは思っていなかったし、ここまで作品への想いが聞けるとは思わなかった。作品が好きで、長年この趣味を続けている側からすれば、こんなにうれしいことはそうないものだ。
ライブの進行、MCからは、遥そら自身がやりたいことが詰まっているのだと思わせられた。
オリジナル曲だってそうである。想いがある事象に、人は心を動かされる。
今回のライブが実現されるまでに、様々な障壁があったであろうことは伺い知れる。だが、結果として、私たちが幸せになったことは間違いない。また、この場に立ち会いたいと思った。
美少女ゲームの曲が歌われる場所は多く有れど、キャリアのある中の人が、顔出しをしてライブをすることは過去になかった。
美少女ゲーム史に残るものだ。願わくば、こうした流れが続いてくれれば嬉しい。
この記事を見て、楽しい雰囲気が伝わったら幸いだ。同じ場を共にした参加者の方は、あの時の感情を反芻してほしい。
2nd Live。ぜひ参加された方も、参加しなかったけどここを見たという方、次の機会に、共にしましょう。
・歌われなかった曲はHulotte系列
僕に恋をして!
最高のステージ!
これからも、ずっと
大人の事情が絡むと思われるが、次のライブでは聞きたいな。待って~~~~~~
長い記事をお読みいただき、ありがとうございました。
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